3日目の朝は、割とのんびりしていました…と言うよりも、同宿の別団体(中国人団体)が朝早くから行動していたので、その人たちとの衝突を避けるために、少しのんびりして時間をずらしていたわけです。それに旅行も3日目だと、だいぶ疲れも溜まってきているので、ここらでのんびりするのは、有り難いことだったのです。
朝ご飯は、普通の旅館の朝食系のバイキング料理でした。まあ、多少は薩摩の郷土料理もありましたね。美味しくいただきました。
この日の見学は、絶景その3の長崎鼻から始まりました。長崎鼻とは薩摩半島の最南端の観光地ですが…道が細すぎるし、駐車場も小さいところしかないので、大型バスでは行きづらいところのようです。
長崎鼻は岬で、それも突端なので、岩だらけの場所ですが、そこで私は面白いことに気づきました。
岬の先端部はだいぶ細長い地形になっているのですが、そこから南側を見ていると、右手が東シナ海で、左側が錦江湾になっているのです。この日も風は強く、東シナ海は大荒れで波狂っているのがよく分かりましたが、錦江湾は、海の表面が多少さざ波があるくらいで、割と穏やかなんです。これが外海と内海の違いなんだなって、実感しました。内海と言うか、湾って、本当に穏やかなんです。それに比べると、外海の激しいこと。だから、港は内海に作るんだなあと思ったのでした。
近くの土産物屋で、焼酎の試飲…と言うか、飲み比べをやりました。ひとくちに“芋焼酎”と言っても、色々な味の酒があるのが分かりました。焼酎の酒蔵は、小さなところがたくさんあって、それこそ地酒ばかりなので、薩摩は酒飲みにはうれしい土地柄なんだなって思いました。
妻はここで試飲をしたために、この後はダウンしてしまいました。
長崎鼻の次は、絶景その4として開聞岳を、バスの車窓から眺めました。開聞岳は、ミニ富士山って感じの美しい山でしたが、本家の富士山を毎日見ている私には、特別の感慨はありませんでした。いや、むしろ、富士山の大きさとか迫力とか美しさとかを再確認した次第です。
その後は、やっと秘境でも絶景でもない、普通の観光地に向かいます。知覧です。
バスは知覧の武家屋敷群に向かいました。ここは、昔の武家屋敷が数軒と、その町並みが美しく保存されている美化地区です。我々は、ここに七軒ほど残されている武家屋敷の、そのお庭を拝見しました(屋敷そのものは立入禁止なのです)。
武家屋敷…と言っても、薩摩は他藩と比べると、領内における武士の数が多く財政が困窮していたことで有名なわけで、そのせいもあってか、武家屋敷と言っても、他藩の武家屋敷と比べると、小ぶりで瀟洒な感じのお屋敷ばかりでした。あと、琉球っぽい建築様式も取り入れているのも面白いなあと思いました。
あと、ここは純粋な観光施設ではなく、武家屋敷群の中に、外見は武家屋敷っぽい感じの普通の民家も点在していて、ここで暮らす人達にとって、観光客って“ウザい”んだろうなあって思いました。
薩摩の武家屋敷は、どの建物にも“男玄関”と“女玄関”があって、男女の区別がはっきりしている土地柄なんだなって思いました。これは男女差別と言うよりも、男文化と女文化の2つが存在し、それらの区別がきっちりとしている土地柄を反映した作りなんだろうと思いました(私はフェミではないのです)。
武家屋敷群は、結構広くて、ここでの滞在時間は1時間ほどあったのですが、結構時間いっぱい使ってしまいました。なので、駐車場近くの水路の鯉が数尾いて、エサやりができるのですが、エサやりを楽しむ時間が足りなくて、最後の方は、鯉たちの頭に、エサをぶちまけてやりました。しかし、日本全国、どの池に住んでいる鯉たちも、かわいいものですね。
イヌネコと比べると、魚類の可愛らしさは、なかなか伝わらないのが残念です。
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