もう12月だなんて、信じられないですね。ついこの前、「あけましておめでとうございます」って挨拶をしたばかりな気がしますよ。
山が高くなれば、底辺は広がる
ネット(SNS)社会ってのは、案外恐ろしい社会なのかもしれません。
言葉ってヤツには力があります。言葉は、武器になり凶器になりうる側面があります。実際、その取り扱いには注意が必要ですし、取り扱い方次第では、かなり危険なものになります。
それでも、その言葉の“射程が短ければ”その被害も小さく済みます。
しかし、Xを始めとするネットのような“射程が長い”道具を、万民誰でもが使える事に、本来は問題があるのかもしれません。
つまり、言葉を適切に用いる事ができない人々でも、ネットで自由に不用意に発言でき、その結果として、SNSのような各種ネットメディアで舌禍が絶えないわけです。
これは識字率の高さとスマホの所持率の高さが生んだ、一種の悲劇なのかもしれません。
昔々なら、言葉を適切に用いる事ができない人々は、文字の読み書きが難しかっただろうし、一昔前でも、スマホのような高価のモノを個人所有するなどできなかったわけで、それならば、このような舌禍事件などが起こりうることは無かったわけです。
射程が長くて広い、言葉の暴力が日常茶飯になったのは、ネット社会の底辺が広がった事の代償なのだろうと思います。利用する人間の数が増えれば、当然、全体のレベルは下がり、良からぬ輩や不逞の徒が参加するようになるものです。
ああ20年前の、インターネットが一般に普及する前のネット社会が、恋しくなります。懐かしの、パソコン通信時代よ!
地震怖い
戦争を知らない我々世代にとって、震災はそれに匹敵する、国家的大災害で、できれば避けたい災害ですし、被災した方々の大変さに心を痛めます。
震災は天災ですし、日本列島に住んでいる限り、避けることのできない災いです。それは我々の遺伝子に刻み込まれている災いであって、私は日本で怪獣映画が製作される理由の一つとして、怪獣が大災害をゆるキャラ化したものだからだと思ってます。あのゴジラを“原爆のゆるキャラ”であると考えるわけです。不謹慎な考えかもしれませんが…。
かつての関東大震災の被害って、歴史的事実としてよく語られます。
しかし、あの地震があたかも東京で起こったような伝えられ方をする事が大半なのだけれど、実はあの地震の震源地って相模湾なのです。私が住む湘南地方なんて、モロに震源地に面しているわけで、地震と火事だけでなく、津波も地割れも地すべりもあって、そりゃあ大変だったそうで、東京どころの騒ぎじゃないんだけれど、そういう事って、ちっとも語られないんだよね。
南海トラフ巨大地震が本当に来たら…怖いなあ。相模湾トラフ巨大地震は、もっと怖いです。それを思えば、早く死んで、震災災害から逃げ切りたいです。
政治家と癒着
イタリアの音楽家は引退すると、年金がもらえるだけでなく、音楽家専用の老人ホームに入れるのだそうです。
なぜそういう事になっているのかと言うと、実はあまり日本では知られていませんが、あのオペラ作曲家のヴェルディは国会議員もやっていて、彼が国会議員時代に、音楽家の年金制度や専用老人ホームの仕組みを設定したからです。
つまり、その業界から国会議員を出すことは大切な事なんだなって思います。良い意味で、政治家と癒着していないと、業界の発展…と言うか、良い目を見ることはできないのです。
日本の音楽家たちの老後は、一部の方々を除けば、恵まれた状況にあるとは言えません。ですから、日本の音楽業界も、自分たちの中から国会議員を出して、業界と政治が適度に癒着すれば、音楽家の生活も改善向上するのだろうなあと思います。
まあ、正直な話、どんな業界であれ、政治家と癒着しておく事は大切な事なんだよね。それを「不正だ」「汚い」とか言っちゃうから、政治家たちは自分たちの事しか考えなくなるんだよ。適度な癒着をして、政治家たちに常に自分たちの業界の事を考えさせることで、政治家も業界も暮らしやすい世の中を作れるわけで、いわば癒着をベースとした、Win-Winの関係を構築するのか、実は大切な事なのではないかと思うわけです。
「水清ければ魚棲まず」なんだよ。
今月のお気に入り ビーチ・ボーイズ「サウンズ・オブ・サマー(Expanded Edition)」
ビーチ・ボーイズの「サウンズ・オブ・サマー」というアルバムは、2004年に発売された、いわゆる「ベスト・アルバム」ってヤツで、当然、私も持っています。で、この度、Expanded Edition、つまり“拡張版”として2021年に再発売されたわけです。
パッと見、1枚ものだったベスト・アルバムが3枚組になっただけ…と思った私は、再発売されたのは知っていましたがスルーしていました。だって元の1枚もののやつを持っているんだもの。
ところがこいつはそんなに甘いやつではありませんでした。ビートルズの赤盤青盤同様、昔のベスト・アルバムと同じようなツラをして、中身は全くと言っていいほど別物になっていました。つまり、赤盤青盤同様、デミックス処理が施されて、今どきのステレオサウンドになっていたのでした。
そもそもビーチ・ボーイズのオリジナル音源ってモノラルなんですよ。それを1990年代後半ぐらいから、こつこつとマスターテープはもちろん、それ以前の素材テープにまで遡って、可能な限り、ステレオサウンドにミックスし直したのが、2004年版の「サウンズ・オブ・サマー」だったわけです。それでも収録曲全30曲中、当時の技術的限界のため、モノラルなままだったのが18曲もあったわけです。
それが今回の「サウンド・オブ・サマー」は、収録曲全80曲中、モノラルなままなのは、わずかに1曲のみで、ほぼすべての曲がステレオ化されていたのです。これもデミックス技術のおかげです。そして過去にステレオミックスが作られた曲でも、今回新たにミックスし直された曲もあり、ほぼすべての曲が、今風のステレオ曲に生まれ変わっているという事を知り、それなら買い直さなければいけない…ってわけで、今回入手したわけです。
ううむ、いいですよ。目が覚めるようなクリアなサウンドになっているし、ステレオになって、とても聞きやすくなりました。ビーチ・ボーイズのオリジナルサウンドって、当時の流行りの“ウォール・オブ・サウンド”ってヤツを目指して、モノラルで音が固まってガツンと聞こえるように作られているわけだけれど、これは全然今どきのサウンドではないし、今の耳で聞くと、やっぱり聞きづらいわけです。
それを今どきのサウンドにミックスし直して、聞きやすくなったのが、今回のアルバムです。若い人にも聞いてもらいたくなるようなサウンドに仕上がっています。ぜひ、オススメなんだよ。
今月のお気に入り 電動爪削り磨き機
これは割といいです。すっかり気に入ってしまいました。たぶんもう普通の爪切りには戻れないです(笑)。
何が良いって、気構えずに気楽に爪が削れることです。やはり爪切りだと「さあ、爪切るぞ!」と構えてしまいますが、これだと「ん? ちょっと爪が長いかも? 少し削っておくか…」とって感じで、ほんと、気楽にできます。
あと、爪の切りカスが飛ぶことなんて、当然ありません。ほんと、オススメです。
で、爪削りも良いのですが、私的には爪磨きも何気に高評価です。いやあ、電動ヤスリって良いよ(笑)。私は爪を切るより、切り口を磨く方に時間を掛けていた人なので、電動ヤスリは本当にラクで楽で嬉しいです。
電動爪削り磨き機を本当に気に入りましたが、でも評価は満点じゃないです。
と言うのも、中華な製品のせいか、細かい部分に至らないところがありすぎて、そこがなんとも残念なのです。
たとえば、爪削り機の削り口部分に青色LEDが付いているのだけれど、その光は肝心の削り口には届かないので、全く意味がないです。ダメだよね。爪の削りカスの排出口のフタが無闇に硬いです。いやあ、これもダメだよね。製品全体が何気に大きいです、重いです。爪削りって、それなりに時間がかかるから軽量化は必然だと思うんだよね。爪削りのカスはきちんと収納してくれますが、爪磨きのカスはあっちこっちに飛び散ります。これもファンとかを使って吸い込むようにすればいいのにね。おまけに“静音化”って歌っているけれど、そんなに静かってわけじゃないです。その上、この爪削り機は、あくまでも手指の爪専用の機械であって、足指の爪は削れませんん。足指の爪も削れますと言っているけれど無理です。巻き爪の人の爪もダメだね。
いずれにせよ、まだ出始めの商品ってことで、改良の余地は有り過ぎるくらいです。数年すれば、きっとパナソニックから決定版的な商品が発売されるだろうから、それまでのつなぎって考えてます。
今月の金魚
2024年11月13日(水)ノアが星になる
今月のひとこと
なんと、今日乗ったバスに暖房が入っていた! ついこの前まで冷房が入っていたのに、暖房だよ、暖房。いや~、本格的に秋がやってきたのかしら? なんか、心がワクワクします。季節が前に進んだって気分だよ。(2024年10月30日~11月5日)
秋の花粉症が…ちょっとツライです。くしゃみが連発するし、涙もノンストップだよ。それでも春の花粉症ほどではないので、アレルギー剤はノー投薬で、目薬とティッシュだけで乗り切ろうと考えています。(2024年11月5~7日)
富士山の頂きにようやく雪が振り始めたそうです。いわゆる“初冠雪”ってヤツが観測されたそうです。いやあ、ようやく冬将軍が訪れたようです。あとは将軍様がお山を下って下々が暮らす街まで降りてくるか…でしょうね。こうも暑い日々が続くと、冬将軍の到来が待ち遠しいのですが…あんまり寒くなるのは勘弁だなあ。(2024年11月7~11日)
たぶん、今が秋なのだろうと思います。暑かったり涼しかったりして「これぞ秋!」って感じはしないし、まだまだ近所の紅葉は真緑だけれど、たぶん今が秋なのだろうと思ってます。(2024年11月11~13日)
なんかカラダが妙にダルい。ちょっと体調不良な感じです。別に何かに罹患した気はしないのだけれど、いわゆる“季節の変わり目”ってヤツに負けているのだろうか? それとも“寒暖差”にやられたのか? どっちにせよ、なんかダルくてイヤな感じです。(2024年11月13~18日)
旅行から帰ってきて一晩寝たくらいじゃ、疲れは取れません(涙)。今週1週間は、この疲れと付き合っていかないといけないのかと思うと、少々憂鬱です。(2024年11月18~20日)
急に寒くなりました。どうやら紅葉はまだ緑色なのに、冬がやってきたようです。なんか可怪しい、絶対に可怪しい。(2024年11月20~22日)
アメリカ下院でトランスジェンダー女性の議員が当選したそうです。で、米下院の議長さんは、さっそく連邦議会議事堂の女性用トイレなどの利用を認めない方針を打ち出したそうです。その理由は「女性には女性専用のスペースが必要だ」とのことです。そもそもは共和党のメース下院議員が、生物学的な男性が議事堂の敷地内の女性専用スペースの利用を禁じる決議案を提出し、それを受け入れた形です。メース議員が言うには「生物学的に男性である人を、女性専用スペースに入れることは、プライバシーの侵害であるだけでなく、私たちの安全も危険にさらす」との事です。やるじゃん、アメリカ。(2024年11月22~25日)
近所のモミジやイチョウがようやく色づき始めました。まだ緑色が多い木もありますが、やがて見事な錦色に変わっていくでしょう。湘南に、ようやく秋が訪れたようです。すでに冬がやってきた…という話もないわけじゃないのですが。はは、まもなく12月だというのに、やっと紅葉だよ。季節感が狂っちゃうね。(2024年11月25~29日)
今月は以上です。よろしくお願いします。
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