横浜から、電車を乗り継いで乗り継いで、長後という街に行きました。湘南地区のTO社のショールームは、この長後にあるんだよね。
長後に着いた時は、すでに空腹になっていたので、長後駅そばにある古久家に行きました。
古久家…湘南の町中華です。このあたりでは、ちょっとしたチェーン店になっています。私は子どもの頃から、よく亡き母と藤沢駅の古久家に行ったものです。私にとっては懐かしい味なのです。
以前なら、古久家に行けば、サンマーメンと五目焼きそばと餃子を食べた私です。でも、今は年を取って食が細くなってしまったので、色々と考えて五目焼きそばだけにしました。サンマーメンと餃子も食べたかったのだけれど…食べきれないのは分かっているで、苦渋の選択です。特にサンマーメンは、次に来た時の楽しみにしておきましょう。あと、チャーハンも食べたいです。ここのチャーハンも大好きなんだよねえ。
ここの焼きそばは、本当に麺を焼いているんですよ。それも結構しっかりと。カリコリして香ばしいんです。その上にたっぷりの野菜あんかけ(おそらくサンマーメンと共通)をかけていて、そこに五目の具を載せるのです。絶品なんです。ああ、美味しかった。
母はよく焼きそばにたっぷりと酢を掛けていましたが…私は焼きそばに酢を掛ける習慣はないので掛けませんが…餃子は酢で食べるんだよなあ(笑)。
長後からバスに乗って、TO社のショールームを目指します。ショールーム近辺は、大きくて真っ直ぐな道路と、そこに沿って、ちょっとの民家と商店があり、その周囲には、いくつかの果樹園と林と草原と巨大な自動車工場と広い空があるだけです。スケールは小さいけれどアメリカっぽい街がそこにありました。
TO社のお風呂は、なんとも奇をてらわずに王道な感じがしました。さすがにかつてのシェア1位のメーカーさんです(現在のシェア1位はL社さんですが、ここはかつての大手メーカーがいくつか合併した会社なんですね、そりゃあシェア1位にもなるよね)。
ここの便器にも座ってみました。あれ? ここも小さいぞ? ウチで使っている便器はここの会社で、特に不便もなく使っているのに、なんで小さいのかな?
そこで、ショームールの展示品ではなく、実際のトイレに行ってみました。まずは普通に座ってみました。…やっぱり小さい。次に実際に用を足すつもりでパンツを脱いで座ってみました。実にいい感じでジャストなフィット感です。
ああ、そうか。便器って、服を着たまま座っちゃダメなんだ。しっかりとお尻を出して座ってみないと分からないんだよ。納得です。
そういう意味では、TA社やL社の便器たちに、なんか申し訳ない気がしてきました。でも普通、ショールームでお尻を出して便器に座るわけには行かないからね。そういう誤解を受けても、やむをえないよなあ。
ここの会社は、ウチの弟がかつて勤めていた会社なんだよね(今は転職して別業種で働いています)。そういう意味では、私とは縁のある会社なので、特に問題がなければ、我が家の風呂とトイレは、ここの製品を、個人的には、使ってほしいなあ…なんて思ってますが、実際の決定権は妻が持っているので、一体どこのメーカーになるかは、私は分かりません。
とにかく、一日で3社のショールームを回ったので、さすがに疲れました。
地元に戻って、最後のダメ押し的に、近所の大手電気店のリフォームコーナにも行きました。三社以外の製品も試してみました。中でも、パナソニックの便器はいい感じでした。実際にお尻を出して座ってみたい気分でした(しなかったけれど)。いやあ、パナソニックって便器も作っているんだなあ…知らなかったよ。
蛇足 ウチに帰ってトイレを見たら、便器はTO社だったけれど、便座はパナソニックでした(笑)。うむ、この組み合わせは、まさに私好みだね。
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