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水中毒って知ってますか?

 水中毒とは…読んで字の如く、水を摂取する事で中毒症状を起こす病気です…って、そんなバカな!…ですよね(笑)。

 でも、水中毒という病気(症状?)はあります。

 まあ、普通は水を飲んで中毒症状なんて起こしません(笑)。なんでも…元々は精神を病んだ人が罹る病気で、水を一度に大量(5リットル程度)に飲むことで、体内の塩分濃度が急激に下がって発症する病気で、正式には「希釈性低ナトリウム血症」と言うそうです。

 普通は一度に水を大量に飲むなんてしないものね。そりゃあ普通、罹るわけないよ、って事で…まあ、身も蓋もなく言っちゃえば「キチガイしか罹らない病気」なんですが、昨今はキチガイでもないのに、この水中毒に罹る人が増えてきたそうなのです。ん? 潜在的なキチガイが増えてきた…って事かしら?

 昔は、真夏のスポーツ時に「水を飲むな!」って言われませんでしたか? 私は言われました。中学高校の部活時に、炎天下の中、延々と運動させられて、休憩になっても、水を飲むのは厳禁で…だけど隠れて飲んでました(汗)。だって、水を飲まなきゃ、やってられないし、水を飲まなきゃ熱中症(当時は日射病と言ってました)にかかるし…ねえ。

 でも、案外、ダメと言いつつ隠れて飲む…こういう昭和のノリが良かったのかもしれません。無論、真夏の運動時の飲水禁止は、熱中症対策としてはダメだけれど、どうせ隠れて飲むんだし(笑)、水中毒の予防にはなっていたようです…と言うのも、今はこの、スポーツ時に熱中症を避けるために、飲水が奨励されていて、むしろ水を飲みすぎて、それで水中毒になってしまうというケースが、まれに、あるそうなのです。

 いくらノドが乾いていても、そんなに一度に大量に水なんか飲まないよ…って、男子中高生には言えませんよね。彼らは極端から極端に行っちゃうおバカな年頃ですから、ついつい飲みすぎて、水中毒…ってわけなのです。

 ただ、飲むのが真水だからいけないわけで、適度な濃度の塩水なら、特に問題ないのです。分かっているところは、事前にその手のものをたっぷり用意してあるわけです。大量に水を飲みたければ、塩を足して飲めばいいのです。そのひと手間を惜しむから水中毒になるんです。

 「いちいち、薄い塩水なんて用意してらんないよ。だったらスポーツドリンクを飲めばいいじゃん」

 スポーツドリンクを大量に飲むは、実はダメなんですよ。あれって、塩分だけでなく糖分もたっぷり入ってますからね。糖って、実は一種の毒ですから、これの大量摂取もアカンですし、常飲していると、糖尿病に罹患するおそれがあります。

 市販のスポーツドリンクはかなり濃い目なので、大量に飲むなら、薄めて飲むのが良いです。スポーツドリンクって、粉でも売っているじゃないですか? あれで薄めに調整するのが、現実的良いかもしれません。

 そもそも、大量に水分補給が必要になるほど、カラダを動かし続けちゃいけないんです。適度に運動したら、適度に休息をし、カラダをいじめない事が健康の秘訣なんです。

 ましてや、ダイエットの空腹をまぎらわすために、水を大量に飲む…とか言う“水飲みダイエット”なんて、自殺行為もはなはだしいです。空腹を感じたら、ちゃんと食事をした方がいいですよ。ダイエット…というか、体重を減らす行為は、生き物として実に不自然な行為ですから、病的に太っている人のダイエット(つまり医療目的の減量)以外は、やらない方が良いのです。

 まあ、そんな注意をしなくても、普通の人は、水ばかりを飲むなんてできません。どんなにノドが乾いていても、カラダが飲水を拒否するって、あります。水がノドを通らない…ケースだね。そんな時には、水はダメでも、お茶とかスポーツ飲料ならグイグイ飲めたりするのは、カラダが水以上に塩分やミネラルを欲しているって事だよね。

 それが普通の人だよね。だから、水中毒なんて、知らなくても当然なのだよ。

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