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ウナとセボネマガリ

 我が家の金魚水槽には、別段金魚しかいないわけではありません。他にも水生動物たちがおります。それらの動物たちにも名前というものが、あったりなかったりします。

 他の水生動物の代表格として、我が家にはドジョウが3種類(いわゆるドジョウ、緋[ひ]ドジョウ、縞[しま]ドジョウ)、各2匹ずつの計6匹ほどいます。もちろん、購入時はそれぞれにたくさんいたのですが、いつのまにか2匹ずつで落ち着いてしまいました。

 緋ドジョウ(全身がオレンジ色のかわいい奴ら)と縞ドジョウ(体長は10㎝程度のミニサイズでドジョウなのに馬面のかわいい奴ら)は個体識別ができないので、それぞれ「ヒドジョウ」「シマドジョウ」と呼ばれていますが、いわゆるドジョウ(普通に魚屋で食用として売られているアレ)は個体識別ができるので、ちゃんと名前が付いていて、ウナとセボネマガリと呼ばれています。

 ウナは我が家の水槽で一番の古株で、今年で6回目の夏を過ごしました。ドジョウの寿命ってどれくらいなのでしょうね。ウナの名前の由来は「ウナギのように大きなドジョウ」という意味ですが、別段そんなに大きなわけではありません。せいぜい25㎝程度です。こいつは別名「チキン(チキンハートという意味)」とも呼ばれています。おそろしく肝っ玉が小さくて、自分がペットであるという自覚すら持っていないのではないかと思うほど、常に身を隠して生活しています。ウナの姿を見た日はきっと良い事があると思うほどです。

 もう一匹はセボネマガリ。漢字表記だと「背骨曲がり」です。実はこの子はウナよりも一回り大きくて太かったりします。ウナはどちらかと言うと黒っぽいのですが、こちらの子は白っぽいので、身体の一部を見るだけで区別がつきます。セボネマガリの名前の由来は、背筋が波打っているところから来ています。もちろん我が家に来た当初は普通の元気なドジョウだったのですが、ある日から背骨が波打ち出してしまい、現在に至ってます。元気な障害魚です。この子はペットの自覚がアリアリで、常に人目につくところにいて、キュートな魚体をみせてくれます。

 このウナとセボネマガリが結構仲よくて、ドジョウって仲が良いと、からまるもので、この2匹は時々水槽の片隅でからまっています。

 ドジョウの行動はよく分からん。

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