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中伊豆に行ってきました その5 韮山反射炉

 朝はすっきり起きられました。目覚ましをかけ忘れてしまったので、5分寝坊したのは内緒です(笑)。今朝は最終日の朝という事もあったので、思い切って朝風呂をしました。大浴場に Go! です。お風呂には先客がいました。孫自慢をしている人もいれば、豪華客船に乗ってヨーロッパ旅行に行った話をしている人もいれば、日本一周の旅行に行った話をしている人たちがいました。ふうーん、みんな楽しそうだな。まあ、病気自慢とかをしている人たちよりも,ずっと健全だなとは思いました。

 朝風呂の後は朝食です。美味しかったです。

 チェックアウトをしたら、帰りの踊り子号に乗るまでの時間を潰さないといけません。色々考えた結果、韮山の反射炉を見に行くことにしました。世界遺産だよ。

 ホテルの送迎バスで修善寺駅まで出たら、そこから電車に乗って伊豆長岡駅に行きます。伊豆長岡駅からは…以前はバスがあったそうですが、今は廃止されてしまって公共交通機関がありません。観光案内所で調べた時は「徒歩30分、または車10分」となっていました。つまり「自家用車で来るか、歩いて来い」なのですが、電車で旅行している身では自家用車はありませんから、徒歩? でも私、今は足を怪我していて長い距離は歩けないんだよ…というので、迷わずタクシーを利用しました。930円でした。うむ、微妙。

 実は、韮山反射炉って、子どもの頃より来たかった所なのです。家族で伊豆方面に遊びに来るたびに「反射炉に行きたい!」とねだってきましたが、一度も聞き入れられる事はなく、今に至っています。まあ、普通の人にとって、それも世界遺産になる前の話ですから、反射炉に興味も関心もなくても当然ですね。なので、年寄になって、やっと反射炉に来られて、とても嬉しい私なのでした。

 反射炉とその周辺はきれいに整備されていました。どうやら、世界遺産になった時に、あっちこっちキレイにしたようです。

 まずはガイダンスセンターという、一種の博物館に入りました。そこでは、韮山反射炉の歴史と、その意義や価値についての説明を受けました。とても勉強になったと同時に、江戸時代の人たちの努力と国防意識の高さと並々ならぬ向学心の高さには感心しました。

 それにしても、当時の日本の製鉄技術って、日本刀や火縄銃を作るには十分であっても、大砲や軍艦を作るには全然足りなかったわけで、その何百年分も遅れて劣った製鉄技術を、韮山反射炉から初めて、わずか50年という歳月で、当時の世界の最先端製鉄所と肩を並べる八幡製鐵所の建設にまでたどり着いた、昔の日本人の素晴らしさに感動してしまいました。我々のご先祖様たちは、本当に頑張ったんだよなあ。

 知れば知るほど、感動で胸いっぱいになってしまいます。そして、その歴史の遺物が今でも残っている事にも驚いてしまいました。来てよかったよ。

 お昼ごはんは、反射炉に隣接したレストランで食べました。炭火焼きのお店だったので、牛サーロインの炭火焼きを食べました。安かったので期待していなかったのですが、質量ともに十分で、ちょっとビックリしました。今回の旅行は、食に恵まれているようです。

 タクシーで伊豆長岡駅に戻り、電車に乗って、修善寺駅に帰ってきました。電車の発車まで2時間ほどあったので、駅前の喫茶店で時間を潰しました。私はお茶と温泉まんじゅうを頼みましたが、お茶は何杯でもおかわり自由で、私が遠慮していると、マスターがおかわりを持ってきてくれる始末です。なんか、申し訳なかったです。

 そして時間になったので、踊り子号に乗って帰りました。修善寺の駅弁、鯵寿司を購入して食べながら帰りました。うむ、美味しかったよ。寿司を弁当として食べられるなんて、いい時代だよねえ…。

 これで中伊豆旅行はおしまいです。お疲れ様でした。

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