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年を取ったら、きちんとカラダのケアをしないとね

 今日から2015年の平常記事をアップするはずなんですが…その第一弾は…実は昨年末の話になります(ごめん)。連載をしている最中にアップしたかった記事がたまっているもので…。

 年末は、第九やメサイアやその他諸々の演奏会ってヤツに、仕事の合間を縫って、連日連夜出かけておりました。なにしろ、年末はクラシックのオンシーズンってヤツですからね。

 そんなある日、どうにもこうにも、腰が痛くてたまらなくなりました。痛いからと言って、医者に行っている暇はないので、ロキソニン系の湿布薬を貼って誤魔化していたのですが、ある時、スポッと時間が空いたので、ぎっくり腰を直してもらった、例の行きつけのマッサージさんのところに出かけました。

 「腰が痛いんですよ、ぎっくり腰になりそうな予兆があるくらいに、腰が痛いんですよ」と訴えました。さっそく体を診てもらったところ、腰もヒドいが、それ以上に肩がガチガチ。「肩はとても痛いでしょう…」と言われましたが、肩は無痛で無自覚なんですね。

 なので「もしかすると、私は、肩こりですか?」と尋ねたら、「肩こりなんていう状態は、とうの昔に通り越してますよ」とのお返事でした。「肩はガチガチで、これでは肩甲骨なんて、ビクとも動かないでしょう」と言われました。肩甲骨が動かなければ、歌えないじゃないですか? そりゃあ、一大事だ!

 腰の痛みは、ガチガチに固まった肩から背中経由で筋肉が引っ張られ続けているが原因なんだそうです。ですから、一番、大変なのが肩であって、首から肩甲骨周辺にかけてがガチガチなんだそうです。で、ガチガチになって筋肉が収縮しているので、それが背中の筋肉を引っ張り続け、背中もガチガチ。で、背中の筋肉が常に上に引っ張られているので、腰の筋肉もそれらに引っ張られてガチガチ。で、そのガチガチになった腰の筋肉が痛みを発しているわけです。

 ですから、腰が痛いのは当然として、本来は、その経由である背中も痛いはずだし、何よりも元凶である肩は激痛のはずなんだそうですが…肩や背中に関しては、無痛で無自覚なんですねよ。

 とにかく、当座の(自覚された)故障ポイントである腰のマッサージはもちろん、その原因となる肩から背中にかけてのマッサージをたっぷりやってもらいました。

 どれくらいたっぷりやってもらったのかと言うと…ぎっくり腰の治療の時ですから、気持よくて寝てしまう私が、終始覚醒したまま、治療の痛みと戦う…と言うくらいにキッチリとやってもらいました。いやあ、背中も肩も、マッサージが痛くて痛くて(涙)。

 手技だけでは足りない、と言うので、電気や超音波によるマッサージも併用してもらって、小一時間ほど体を揉みほぐしてもらいました。

 たぶん、効果はあったのだと思います。だって無事に年を越せたんだもの。

 それにしても、日頃から“肩こり知らず”を吹聴していた私ですが、その実態は“肩こり知らず”ではなく“肩こり分からず”だったようです。ちょっとショックです。もう少し、自分のカラダの状態をきちんと把握できる人間にならないといけないなあって思った次第です。

蛇足 ちなみに、今は両足が痛いです。左のくるぶしは、先日、道に開いていた穴にハマってひねってしまいました。右ふくらはぎは、ついこの前、寝ている間につってしまい、それ以来バンバンに腫れたままです。で、両足とも痛いので、ロクに移動も出来ずに、ますます太ってしまいそうです(笑)。

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コメント

  1. chako より:

    おはようございます
    私も腰痛持ちですが、それをかばっていたら背筋痛くなってきましたよ(゚◇゚)ガーン
    体全体のバランス考えないとあらゆる箇所にしわ寄せがきてしまいますね
    そう言えば50肩は知らないうちに治っていましたが(笑)
    お大事にして下さいm(__)m

  2. ひょっとこ より:

    目は逆まつげではなくて?
    普通は激痛ってほどではないけれど。
    取り急ぎ。

  3. すとん より:

    chakoさん

     そうそう、バランスなんですよね。だから、軽い怪我であっても、それを放っておくと、全体のバランスが崩れてしまって大変なことになるんですよ。たかが肩こり、されど肩こりです。肩こりに不感症だからと言って、放っておいてはいけないって事ですね。

    >そう言えば50肩は知らないうちに治っていましたが(笑)

     よかったじゃないですか? 腕が上がらないと、何かと不便ですからね。

  4. すとん より:

    ひょっとこさん

     そうか、逆さまつげか…、それは考えていなかったなあ。

     どうも、目が痛くなるのは、目を大きく見開いた後が多いような気がしているので「もしかして、ドライアイ?」とか思っていましたが、まつげ系は思っても見ませんでした。

     まあ、私は今まで逆さまつげになった事はないので、可能性としては低いですが、何らかの理由で、まつげが目を刺しているという事はありまえすね。クワバラクワバラ、気をつけないとね。

  5. だりあ より:

    すとんさんこんばんは。

    >もう少し、自分のカラダの状態をきちんと把握できる人間にならないといけないなあって思った次第です。

    あちこちいろいろ、痛むところがあるとつらいですよね。お察しします。
    私はこの年?になるまで、大きな怪我とか病気とかはほとんどなかったのですが、ひとつだけ、十数年前に雅子さまが罹られた「帯状疱疹」ってのにかかったことがあります。もう痛くて痛くて痛くて痛くて、寝てもさめても毎日痛くて、泣きそうでした。
    お医者さんには、原因はストレス、とかいわれましたが当時そんなにストレスを感じていたわけでもないのに・・・。きっと身体の変わり目だったのでしょうね。年代スイッチの切り替えがうまく行かなかったりすると、一時期いろいろガタガタするようです。人生そういう時期ってあります。お大事にしてください。

  6. genkinogen より:

    こんにちは。
    私も、夜寝ている時足がつったり、肩こりはしょっちゅうなのでよくわかります。ぎっくり腰で入院したこともあります。
    昨年、頭痛と吐き気がするようになり、行きつけの病院の受付で相談したら脳神経外科にまわされ、CTまでとられる羽目になりました。先生に何を言われるのかとドキドキしていると、「脳腫瘍も脳梗塞もないし、脳内出血も過去の履歴もない。」と言われ、続いて「うーん、肩こりじゃない?マッサージすれば?」と・・・肩こりもひどくなると吐き気や頭痛もするそうで。
    悪い病気ではないことがわかってホッとしました。肩こりはいつものことなので忘れていました。さっそくマッサージ行きましたが、相当力のある男性施術者でないと効かないので(肩が硬くて)、足のかかとで肩や背中腰を揉んでくれる強揉みのところ行きました。本当は、かかとでは体に触れる面が大きすぎ、ツボの周りも圧迫するので、指だけでやってもらいたいのですが、力がやはり弱くなってしまうんですよね。
    すとんさんは、相性の良い先生を巡り合えてよかったですね。私も伊東に住んでいた時に、上手な人にめぐりあい通っていたこともありました。今は行けなくなってしまいましたが。
    東京や神奈川に住んでいたころは、雑誌にマッサージ特集があると、よさそうなところをさがして行っていました。

  7. すとん より:

    だりあさん

     病気とか怪我のつらさは本人じゃないと分からないのが難ですね。傍目から見て、ひどそうに見えても、本人ケロリとしているような状況ならいいのですが、逆に、傍から見ると大した病気や怪我に見えなくても、本人はつらい思いをし、でも、そのつらさを訴えても、まともに取り合ってもらえないというのは、ほんと、心が折れますね。

     まあ、今回の私は、そこまでつらいわけではありませんが、やはり腰とか足などは、移動に支障が生じるのが、痛みよりもつらいです。

     ストレス…私の肥満の原因もストレスだろうと思います。もう少しストレスを少なめの人生を歩みたいものです(笑)。

  8. すとん より:

    genkinogenさん

     ほんと、マッサージさんとは相性というのがありますね。相性の良いマッサージさんなら、ある程度の不調はどうにかしてくれますからね。ほんと、大切。でも問題は、いくら相性の良いマッサージさんを知っていても、そこに行けなければ意味がないって事です。マッサージばかりは、ネットで済ますわけにはいきませんからね。そこに行くことが大切…なんだけれど、仕事をしていると、なかなか施術時間に行けないのがつらいです。

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