2023年の春休みの旅行の、第一弾として、箱根の仙石原方面に行ってきました。箱根は地元に近くて、今までも何度も出かけてきましたが、箱根って広いんだよね。いつも行くのは、湯本を中心とした界隈なのですが、今回は、今まで行ったことのない、仙石原方面に行ってきました。
今回、なぜ仙石原に行ったのかというと、某会員制別荘サービスの体験宿泊に当選したからなのです。で、その当選権を行使して、１泊だけだけれど、お試し宿泊に行ってきたのです。
まずは、朝、普通に起床して、家を出て、朝食を地元の駅近くにある、いわゆる駅そばで食べて（朝が早すぎて、普通の飲食店がやっていないのです）電車に乗って小田原に行きました。
小田原までは、普通にSuicaで行き、小田原からは、箱根フリーパスのデジタルチケットを購入しました。これで、箱根内の移動では交通費について考えずに済みます。
箱根って、近くだから、昔はちょくちょく来てました。箱根内にある日帰り温泉施設をあっちこっち行ってみたりして、年に４～５回くらい来ていた時もあったし、箱根のハイキングコースをあっちこっち歩いていた時期もありましたが…そう言えば最近は箱根にあまり来ていなかった事に気が付きました。思えば、箱根によく来ていた時は、息子くんは未就学児～小学校低学年だったなあ。そんな彼も、もう社会人ですよ。月日が経つのは早いもので、箱根のあっちこっちの施設や設備が、とにかく新しくなっていてビックリですよ。
年取ると、年月の過ぎるのが早いんだよね。ついこの前と思っていた事が、10年前、20年前だったなんてザラだね。ほんと、箱根湯本の景色は様変わりしていたし、登山鉄道の車両も新しくなっていて驚いてしまいました。
「湯坂道を歩いたのも懐かしいねえ」なんて妻と話していたけれど、数えてみると、それももう20年近く昔の話でした。あの頃の私は、元気に湯坂道を歩けたんだねえ…今の私だと…ちょっと厳しいかもしれません。
月日の経つのは、ほんと、早い。
てなわけで、登山鉄道に乗って、まずは強羅に行きました。我々は、登山電車には乗り慣れているのだけれど、それでもスイッチバックのたびにワクワクします。
強羅からはケーブルカーに乗り換えるのだけれど、なんかあたふたしていたら、良いタイミングで接続していたケーブルカーに乗り遅れてしまいました。年を取ると行動が鈍くなっていけません。仕方無く駅を出て、土産物屋で温泉まんじゅうを買って、歩き食いをしました。ああ、美味かったなあ…。
ケーブルカーで強羅を登っていると思い出すのは、以前、強羅温泉に泊まった日の事。あの時、息子君はまだ小学生だったなあ…、ほんと、月日の経つのは早い早い。
早雲山駅に着いて思った事は、早雲山駅がすっかり改築されてキレイになっていた事です。昔はケーブルカーを降りると、ケーブルの操作室がよく見えたんだよねえ。
早雲山からはロープウェイに乗ります。以前のロープウェイはロープが１本だったけれど、これで直通で乗換なしのまま、桃源台まで行けたのだけれど、少し前に箱根に来た時は、ロープウェイの改修工事を行っていた時期で、早雲山から大涌谷までは２本ケーブルのロープウェイに乗って行って、そこから先はバスで行った記憶があります。おそらく、大涌谷から先は工事中だったんだよ。で、その工事は、当然、終了しているはずなので、それにワクワクしていたら、大涌谷でロープウェイから降ろされちゃいました。どうやら、以前とは異なり、ロープウェイは早雲山から芦ノ湖まで直通ではなく、大涌谷で必ず乗り換えないといけない事になったようです。
そう言えば、登山電車だって、以前は湯本から強羅まで直通だったけれど、今は必ず湯本で乗り換えだもの。交通の便としては不便になっているけれど、これって、途中下車をさせる事で、観光客たちに、より多くの場所に立ち寄ってもらおうという魂胆なんだよね。
まあ、どうせ大涌谷で黒玉子を食べるのだから、大涌谷で途中下車はしていいし、乗り換えであっても、さほど不便は感じません。実際、我々も黒玉子を食べたからね。観光戦略としては、大涌谷で乗り換えで良いのだけれど、交通機関としては、やっぱり「どうなの？」と思わないでもありません。
大涌谷に着いて感じた事は「箱根ってエヴァンゲリオン推しなんだな」って事です。湯本や強羅、早雲山でも、うっすら感じたのだけれど、ここでは割りとはっきりと感じます。だって、大涌谷のお土産屋さんには、箱根土産以外に、第３新東京市土産も売っていて、これは完全に企んでいるなあと思ったものです。
箱根は、エヴァンゲリオンの聖地って事でいいですか？
ちなみに、第３新東京市って、箱根は箱根でも、湯本とか大涌谷とかじゃなくて、設定上は、桃源台～仙石原のあたりになるんだよねえ…。まあ、いいけど。
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