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ノドが強いのも考えものです

 声楽のレッスンの話です。

 発表会のピアノ合わせの日が何となく決まりました。“何となく”と書きましたが、それは2回行うピアノ合わせのうち、1回はほぼ確定だけれど、もう1回はピアニストさんの予定が未定なので、仮決定みたいな感じで、その仮決定が決定すると、ちゃんと決定するのだけれど、もしかすると、それが決定すると、ほぼ確定している日の予定も動くかもしれない…というわけで“何となく”決定なのです。

 お忙しいピアニストさんに伴奏を頼んでいるようですから、ピアニストさんの予定次第になってしまうのは、仕方のない事なのです。

 それはさておき、今回のレッスンは、私の体調不良の中で行われました。コロナ禍の時は、風邪もひかなかった私ですが、コロナが5類になった途端に、ノドとお腹の風邪になってしまいました。お陰様で、前回レッスン後から体調不良で、自宅練習を完全にお休みし、レッスンの時もまだ(ノドはだいぶ良くなりましたが)お腹がシクシクしていました。

 とにかく、お教室に行くやいなや(汚い話で申し訳ないけれど)トイレに駆け込んでしまった私なのでした。

 さて、そんなわけで、ハミング練習から始めた私です。先生がおっしゃるには「風邪をひいていたそうだけれど、声帯は極めて健康です。ただし、絶望的に腹筋が動いていません。このまま発声を続けると、ノドが壊れます」との判断でした。つまり「気合入れて、腹筋動かせ」というわけなのです。

 しかし私はいつも以上に腹筋を動かしているつもりなのですが、それでも全然腹筋が動いていないのが、なんとも悲しい現実なのでした。いや、腹筋を動かしても、それが声に反映していない…というわけなのです。いやあ、困った困った。

 発声練習に移行しました。とにかく、声は出ていますが、それはあくまでも“ノド声”であって、全然腹筋を使った、声楽の声にはなっていないそうなのです。ダメじゃん、それじゃあ。こんな発声を続けていたら、本来なら、声なんて出るはずもないし、出ていてもあっという間に声を壊すのがオチなのだけれど、私の声帯は超人的に強力なので、こんな発声でも、普通に歌えちゃうし、別に声を痛める素振りもないのが、良いのやら悪いのやらです。

 「ノド声でも歌えちゃうのは、困ったものてすね、ハハハ」なんて言っていたら、それこそが大問題なんだそうです。出来なきゃ「声が出ません」で済むわけですが、なまじノドで歌えちゃうから、声がダメになる道をまっしぐらだし、その行き着く先は、壊れた声になるわけですから、ダメダメなのです。

 ノドや声の健康を考えたら、歌えない方がマシなくらいなのです。いやあ、困りました。とにかく、注意し続けるしか道はありません。

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