フクギ並木の次は、古宇利島(こうりじま)に行きました。古宇利大橋はなかなか気持ちの良い橋でした。景色はまさに絶景で、そんなに天気は良くなかったけれど、海の青さと、空の青さに、砂の白さが生えて、いかにもリゾート気分になりました。特に海辺の砂は白くてきれいで、手にとって見ると、この砂がサンゴ由来である事が分かりました。で、周囲を注意深くみると、あっちこっちにサンゴの小さな塊が浜に打ち上げられていたので、いくつか拾いました。地元の砂浜で貝殻拾うのと同じ感覚です。拾ったサンゴは…金魚水槽に入れてあげるつもりです。
古宇利島の売店では、安かったので、島らっきょうと海ぶどうを買いました。ほんとに安かったんだよ。この島では、三線体験もできるそうなのですが、今回は団体旅行なので、諦めざるを得ませんでした。個人旅行なら、絶対に申し込んで三線の基礎を習い、イケそうなら帰りに三線(いわゆる蛇皮線だね)を買って帰るところなのだけれど…ああ、残念だなあ。
そう言えば、ここの売店で教わったのだけれど、海ぶどうは常温保存がベストなんだそうです。冷凍や冷蔵をしてしまうと、海ぶどうのプチプチが潰れてしまうので、絶対に常温保存しないといけないんだそうです。知らなかったよ。
古宇利島の次は、恩納村(おんなそん)にある御菓子御殿に行きましたが…まあ、団体旅行に付き物の土産物屋へご案内ってヤツです。ここは紅芋タルトが名物らしいのですが、今年は紅芋が不作だったそうで、ここの直売所(?)には置いていませんでした、残念。その代わりに妻はここで自分用に可愛らしいTシャツを買いました。
御菓子御殿の次は、万座毛(まんざもう)に行きました。ここはいわゆる景勝地です。景色良いのですよ。「万座毛」でググってくだされば、なんとなく様子が分かります。もっとも、ネットの写真と現物では雲泥の差があるのだけれど…。
万座毛を見学したら、本日のお宿に行きます。万座毛の近くの、ANAのインターコンチネンタルホテルに泊まりました。オーシャンビューのお部屋です。いわゆる豪華高級ホテルってヤツです。まあ、ベッドで目をつぶれば、どこでも一緒なんだけれどね(笑)。
マハイナホテルほど広くはありませんが、それでもかなり広い部屋で、ダブルベッドが2つと、ソファーセットがあって、窓からは沖縄の海がよく見えます。さすがは高級リゾートホテルです。
ここも大浴場がありました。ちなみに入浴料は1600円です(ただし宿泊客は無料)。ただの風呂なのに、日帰り温泉よりも高い価格設定かされています。これは添乗員さんの説明によると、沖縄って恒常的に水不足な地域で、沖縄県民は、日頃の入浴はシャワーで済ませ、湯船に浸かって入浴する習慣がなく(ほんと?)、いわゆる“お風呂に入る”という行為は、かなりの贅沢なんだそうです。なので、ただの入浴施設でも高額請求できるわけなのです。ううむ、そうなの? 私は一日の終わりにはお風呂に入らないと、気が済まない人なので、沖縄では暮らせないなあ…。
ひとっ風呂浴びたら夕食です。今回はバイキングではなく、和食のお店で和琉食の定食です。席に案内されてから、料理が運ばれるまで30分も掛かりました。この日は夕食を食べたらお終いですから、多少時間が掛かってもいいのですが、ただただ待っている30分というのは、案外ツライものがあります。
どうも沖縄の人って、時間感覚が我々とは違うようだと、私はこのあたりで自覚してきました。なんか、どこに行っても、なんか違和感を感じていたのですが、彼らと我々では、時間が流れる速さがだいぶ違うんじゃないかな?って思うのですよ。とにかく、のんびりしています。いや、我々がせっかちなのかもしれません。のんびりしている事自体は悪い事ではないのですが「サービス産業に従事する人として、どうなのかな?」と思わないでもないです。
ただ、やたらとのんびりしているのだけれど、出された料理自体は美味しかったですよ。アグー豚のソーキのマースだれ焼き(マースは地元の塩のこと)は、沖縄ならではの料理で、他では食べられません。海藻の味噌汁も絶品です。ああ、美味しい美味しい。
食後は、部屋に戻って、読書三昧ですよ。お休みなさい。
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