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帯状疱疹日記 その25 後日談 その2

 久しぶりに診察してもらいました。どうやら順調に回復しているそうです。通常、帯状疱疹の痛みは治療後、1ヶ月ぐらいは続くらしいので、痛いのも、あと2週間ほどだと言われました。これからは自分の痛みの様子を見ながら、少しずつ鎮痛剤を減らしていくのが良いそうです。

 この段階での服薬は、プレガバリン2錠/回で2回/日です。スタデルムクリームが1回/日です。カロナールとロキソプロフェンの服用は止めました。こんな感じです。

 ちなみに、2週間ぶりの病院は、少し変わっていました。日曜日を除いた毎日、外来診察をしていたのに、日曜日以外、水曜日も休診になっていました。あと、薬が院内処方だったのが院外処方になっていました。なので今回の薬は「院外処方ですよ、院外!」と看護婦さんに念を押されてしまいました。

 院内処方の時は、会計が済むと同時に薬がもらえて便利だったのに、院外処方になったので、会計後、病院を出てから、病院の近所の薬局で薬をもらったのだけれど、そこで小一時間も使ってしまいました。院外処方は、患者的にはかなり不便です。

 院外処方なんだから、どこの薬局でもいいのだし、普段使い慣れている薬局で薬をもらえばいいんじゃないの…と思わないでもないのですが、なんか、病院出たらすぐに薬が欲しくて欲しくてたまらなくなり、病院の眼の前にあった、全然知らない薬局に飛び込んで薬をもらってきました。だから、余計に時間が掛かったんだろうねえ。

 帯状疱疹ワクチン接種に関しても質問してきました。

 私のように帯状疱疹になった人には、免疫ができているので、今後10年くらいは帯状疱疹には罹らないそうです。そういうわけで、特にワクチンは不要なのだそうです。だから、ワクチンを打つなら、10年後がいいのではないかとの話です。もっとも、お医者さん曰く「その時まで元気で生きていたら…の話ですよ」と、しっかり目を見つめながら言われちゃました。

 つまり、この先生の見立てでは、私の余命は、あと10年も無い…って話です。まあ、そうかもなあ…。これでも私、持病(いわゆる、基礎疾患ってヤツですね)をあれこれ抱えているし、すでにたくさんの薬を服薬して命を永らえている人なので、10年後に元気でいる保証なんて…無い無い(笑)。お医者さん的には、リスキーな私だからね。

 実際問題、私の家系は短命家系だし、ご先祖様と比べると、すでにかなり長生きしている私です。還暦越えたご先祖様って、知っている人たちの中では、実は母だけなんだよね。皆さん、40代とか50代で亡くなっています。長生きした母ですら、72歳で亡くなっているわけだし、私は男性だから母ほどは長生きできないだろう…と考えると、やっぱりあと10年なんて生きている保証はないよね。そういう意味で言えば、やっぱりお医者さんの見立ては、かなり適切なんだろうなあと思いました。

 さて、そこから少し時が経って、退院して約一ヶ月後の12月20日(水)になり、最近は全然痛みを感じないし、きりが良いので、プレガバリンを1錠/回の2回/日に減らしてみました。スタデルムクリームの方は…痛みはほぼ無いのですが、痒みが残っているので、こちらは継続しています。かゆみと痛みは同じ痛覚の感覚ですからね。

 さらに1週間後の12月27日(水)からは、痛みを全く感じなくなった事もあったので、スタデルムクリームを塗るのを止め、さらに2023年1月1日(日)からは、プレガバリンの服用も止めました。それでも特に痛みは感じないので、ひとまず後遺症の三叉神経痛は収まったのだと思います。

 いやあ、2022年の最後は、帯状疱疹に悩まされたわけです。

 年が明けてからは、帯状疱疹関係の薬を飲まずに過ごしました。特に異常はなかったのですが、病院から連絡がやってきて、最後の診察が2月16日(木)に行われました。

 先生に、これまでの事を話し、すっかり帯状疱疹が良くなった事を話しました。製薬会社さんとも話をして、最後の日誌を書きました。これで帯状疱疹関係のあれこれば、すべて終了となりました。

 帯状疱疹がすっかり治った事もうれしいのですが、何より後遺症なく治ったのが、本当にうれしいです。

 ちなみにこの日のお会計は288円でした。なんなの? この金額は??

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。

    > 院外処方

    こちらは自分と母のどちらも院外処方です。
    普段使っている自宅そばの薬局は処方箋をFAXでも受け付けています。
    自宅にはFAXありませんが、実家には古いFAXが残っていて、いつも実家から処方箋をFAXしています。
    薬局へ行くと数分で受け取れます。
    FAXというシステムが未だ残っているのがうれしい今日この頃です。

  2. すとん より:

    tetsuさん

     おそらく、院外処方ってのは、医者(特に内科医)が余計な投薬をして儲けるのを防ぐ意図があって、医療と薬業を分けたのが、そもそもの始まりだと思いますが、患者からすれば、手間が増えて面倒なんですよね。お医者さんに行って、会計の時に薬がもらえる…という昔ながらのシステムの方が、絶対に便利だと思うんですよ。

     薬局に行って「今、その薬ありません」とか「当店では取り扱っていない薬ですね」とか言われて、薬局のハシゴをした事があります。注文をして、後日、薬局まで薬を取りに行った事もあります。院外処方の時代になって、本当に不便になったと思ってます。

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