スポンサーリンク

カッコいいニワトリ

 ニワトリって聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

 私の場合は、小学校で飼っていたチャボやレグホンですかね? 昔の小学校では、よく小動物が飼育されていたと思います。私が学んだ小学校では、チャボやレグホン以外にもキンケイやウサギが飼育されていました。また各教室では、クラスごとに金魚や小鳥(インコや文鳥等)も飼われていた記憶があります。まあ、昔の小学校は、そういう点では情操教育に力を入れていたんでしょうね。

 現在の多くの学校では、長期休暇中の飼育の負担等が考慮され、次第に学校で動物が飼育されなくなってきたと聞きます。

 それはともかく、私の場合、ニワトリと聞くと、昔小学校で飼われていたレグホンやチャボがイメージされるのです。おそらく、一度か二度は飼育委員とかになって、級友たちと交代で彼らの面倒をみていたような気もします。

 学校で飼われていたニワトリは…なんか、ショボいイメージなんですよ。毛も微妙に抜けていて、そんなに健康そうには見えなかったです。まあ、小学生の雑な飼育環境で暮らしていたわけですから、そんなに立派になれなかったのでしょうね。

 ニワトリと言えば…あとは、近所の養鶏所のニワトリたちでしょうか? 湘南地方は、今でこそだいぶ減りましたが、以前は住宅地のあっちこっちに小規模の採卵用の養鶏所が点在していて、そこでよく不健康な雌鳥たちをたくさん見たものです。今ではそれらの大半が廃業してしまい、普通に住宅になってしまいました。

 友人の家に遊びにいくと、庭でニワトリがコケコケ言っているような家もありました。今では、ニワトリを飼育している家庭なんて…少なくとも湘南地方だと見かけなくなりました。残念です。ウチでも、もちろん、ニワトリは飼っていませんよ。

 そんな感じで、私にとって、ニワトリって、子どもの頃は、割りと身近なトリだったのです。で、そのイメージは「なんか、ショボいトリ」です。家畜として飼育されていた事もあって、そんなに大切にされていなかったからでしょうか? 「なんか、薄汚いトリ」というイメージもありました。

 でも今では、そのイメージは一変しました。ニワトリ…かっこいいじゃんって思ってますよ。

 それは、以前、三の丸尚蔵館で展示されていた伊藤若冲の「鶏図」を見て変わりました。当該のページで画像をクリックすると、大きく見えるようです。

 どうですか? どの子も猛々しくてカッコいいでしょ? 彼にはニワトリがこう見えていたんですね。素晴らしいです。さすがは国宝です。伊藤若冲…大好きな画家です。若冲の画集は何冊か持っていますが、印刷では物足りないし、ウェブではさらに足りません。やはり本物はいいですよ。

 でも現物を保管している三の丸尚蔵館は、現在工事中でお休みしています。残念です。再開したら、また行きたいなあと思ってます。ちなみに、三の丸尚蔵館は、皇居(江戸城)の東御苑にあります。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 その他日記ブログ 身の回りのできごとへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました