そう言えば、ここで報告していませんでしたが、最近、金魚のエサを変えました。今まではコメットの“川魚の主食”というエサをあげていましたが、最近は、同じコメットの“金魚の高栄養食”をあげています。
エサを変えた理由…“金魚の高栄養食”の方が安いから(笑)。いやあ、我が家もこれから経済的に厳しくなるので、引き締められるところは引き締めましょうというわけで、金魚たちにも協力してもらうことにしたのです。
“川魚の主食”と“金魚の高栄養食”の売値は大きく違いませんが、実は分量が全然違います。同じ値段で分量が多い“金魚の高栄養食”の方がお得!となったわけです。
さらに言えば、今まで食べさせていた“川魚の主食”は金魚用のエサではなかったけれど、今度の“金魚の高栄養食”は金魚用のエサなので、そんなに悪くはないだろうと考えたわけです。
この2つのエサには、若干の違いがあり、それが価格に反映しているのだろうと思います。
一番の違いは、ミジンコの有無でしょうね。“川魚の主食”はミジンコがたくさん入っていますが“金魚の高栄養食”にはミジンコは入っていません。その他の成分は、基本的には同じです。
別にミジンコは金魚に良くない…わけではありません。むしろエサとしては勧められるほどですが…たぶん高いんだろうなあ。なので、ミジンコを省く事で、エサ全体の分量を増やすことが出来たのだろうと思われます。
ちなみに、残りの主な成分は、イトミミズとアカムシと、小麦粉とフィッシュミールです。ミジンコと比べると、イトミミズとアカムシは安いんだろうと思います。
あと、フィッシュミールって…魚粉の事です。アジ・サバ・サンマ・イワシ等の魚そのものや、その不可食分を粉砕して油を絞った残りカスの事です。当然、安価…ですよねえ。昔は有機肥料に使われたそうです。何しろ、タンパク質とカルシウムに加え、各種ミネラルとかビタミンとかが豊富ですからね。最近は鰹節の代替品としてダシの原料として使われたり、魚介系のラーメンのスープに添加されているアレです。美味しいよねえ…。
実際のエサを見てみると“金魚の高栄養食”は“川魚の主食”と比べると、アカムシが多めに入っているように思えます。アカムシとは…ボウフラのことです。つまり、蚊の幼虫です。アカムシが赤いのは、親譲りの人間のヘモグロビンを体内に持っているから…とも言われていますが、本当かな?
赤いエサは、金魚には良いのですよ。実は金魚の赤みって、食べて補わないといけないのです。赤いエサを食べない赤い金魚は赤くならないのですよ。逆に言うと、赤いエサを食べる赤い金魚は真っ赤になるのです。
そういう意味で、アカムシがたっぷり入っている“金魚の高栄養食”は金魚向きのエサなんだろうと思います。あと、ニオイ的にフィッシュミールが多めに入っていると思われます。ミジンコの不足分をフィッシュミールで補っているのでしょう。
もう一つの違いが“川魚の主食”が沈降性のエサに対して“金魚の高栄養食”は浮上性のエサです。ウチは関係ありませんが、チョウテンガンという種類の金魚は、上しか見えないので、沈降性のエサを与えると、エサを上手に食べられずに飢えてしまうのだそうです。そういう意味で、金魚用のエサとして浮上性なのは良いことなんだろうと思いますが…ウチにはドジョウたちもいます。ドジョウたちは沈降性のエサの方が好きです。なにしろ、地べたを這いずって生きていますからね。
エサを“金魚の高栄養食”に切り替えてからは、ドジョウたちも金魚に混じって、果敢に浮いているエサを食べています。その食いっぷりって、なかなか凄いですよ。ドジョウたちにとって、エサは沈降性の方が良いのでしょうが、たとえ浮上性であっても、頑張って食べるので、問題は無さそうです。
エサの食いつきも“川魚の主食”とほぼ同じ感じなので、エサの切り替えは、たぶん、成功なのだと思います。
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