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タニシ様に多数ご来場いただきました

 私の夏休みの最終日に、知り合いの農家さんから、タニシをいただいてきました。正確に言うと、知り合いの農家さんの管理している田んぼからタニシを泥まみれになって採取してきました。もう、私、グッチャグッチャ(笑)。

 でも、泥にまみれたおかげで、生きの良い子たちを百匹ばかりゲットしてきました。ヤッホー!

 それにしても、タニシはちょっと面倒くさいです。いや、どの子でも、我が家にやってきて、いきなり水槽に入れる事はしないので、面倒と言えば面倒です。何をするか? 検疫です、いわゆる、我が家流ですが“検疫”作業をします。金魚なら半日~一日程度、塩&薬品水に漬け込んでおきます。体表の悪いモノをきれいにすると同時に、体内の汚いものを出し切ってから、水槽に入れるためです。

 金魚だったら、そのくらいの時間で検疫終了となりますが、タニシは、だいたい三日前後かかります。何しろ、フンとネバネバ体液を出し切るのに、それくらいかかるんですよ。おそらくタニシって、他の生き物よりも、時間の流れがゆっくりした中で生きている生き物なのかもしれません。

 あと、貝ですから、貝殻に色々なものが付着しているわけで、それを一個一個ブラシで洗ってきれいにしないといけません。それも結構面倒(笑)だったりします。

 金魚同様、塩水には漬けますが、タニシは塩水に入れると、フタを閉じてともピクリとも動きませんので、あまり効果は期待できません。薬剤には…なんか薬品には弱そうなので薬剤には漬け込めません。なので、時間をかけて、ゆっくりと、体内の汚いモノを吐き出しきるのを待つわけです。

 今回はそれらの作業が終わるまで、ジャスト三日間かかりました。で、我が家に来た時は100匹だったタニシが、水槽に入れる頃には112匹になりました。え? どうして、数が増えているのかって? それは我が家に来た時にはいなかった、稚貝(タニシの赤ん坊)が12匹いたからです。ううむ、タニシって、すぐに繁殖するんだよね。それにしては、早くない?

 それにしても、100匹以上のタニシでひしめき合う水槽って、なかなかの見物ですよ。

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コメント

  1. 河童 より:

    私の郷里(東海地方)ではカワニナが多くタニシにはあまりお目にかかりませんでした(ン十年前でうろ覚えですが)。
    神奈川のタニシってでかいやつですか? 佃煮にしたら美味しそう!

  2. すとん より:

    河童さん

     タニシは佃煮も美味しいですが、味噌煮もいけますよ。地元の寿司屋では、よく突き出しとして出されます。味は…なかなか珍味ですね。

     大きさは…そんなに大きくないですよ。一口サイズのものが普通です。ジャンボタニシとか言う、こぶし大のタニシは、いわゆるタニシではないし、あれは外来種だと聞いてます。ザリガニなどと同じで、食料として輸入されたものが野生化したモノと聞いてますが、こちらの田んぼには、ジャンボタニシやザリガニはいません。なにしろ、彼らは稲の害獣ですからね。

     昔は、ザリガニやジャンボタニシの住んでいる沼が、こちらにはたくさんあって、子どもたちの絶好の遊び場となっていましたが、それらの沼はいつのまにか埋め立てられて、普通の住宅地になってしまっています。なんか残念ですね。

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