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君に足りないのは“集中力”

 フルートのレッスンに行ってきましたが…実はちょっと遅刻してしまいました、時間にすると…約10分くらいかな? まあ、遅刻と言っても、私が勝手に決めているレッスン時間に遅れただけで、本当はレッスンにはいつ行ってもいいことになってます。でも、世の中、決まり事って大切ですからね、一応、私は毎週決まった時間にお伺いすることにしていますが…今回はその時刻に10分ほど遅れてしまったというわけです。

 お教室に入ると、すでに姉様のレッスンは終了していて、先生は事務の人に「譜面台は全部ウィットナーに買い換えなさい」と、かなり厳しく食い下がってました。なにしろ、お教室備えつけの譜面台って、ほんとにすぐにダメになっちゃうだよね。たぶん、事務の人が、何も考えずに近所の楽器屋に行って、適当なモノを買ってきちゃうから、すぐに壊れちゃうんだろうけれどね。「ウィットナーなら、多少高くても、10年は使えるよ。そんなにすぐにダメになって買い換えてばかりいるなら、最初は高くてもウィットナーにした方が安くあがる」と言ってました。

 そんなもんなんでしょうか? まあ、確かに安くはないですね。

 私は先生と事務の人のやり取りを聞き流しながら、フルートを片づけている姉様と挨拶をしました。たぶん、私が時間どおりに来たなら、一緒にロングトーンの練習をしたはずだったと思いますが、私が時間どおりに来なかったので、帰り支度を始めたのだと思います。申し訳ないです。

 なので、今回のロングトーン練習は、先生と二人きりです。チューニングなどという野暮ったい事はせずに、カシャカシャとフルート組み立てから、グイと構えて、ロングトーンですよ。微妙な音程差は音曲げして自力で吹きながら調整っすよ。

 先生とも、バッチリピッタシ音を合わせて…ああ、気持ちよかった。

 さて、アルテは15課9章のFis-durですが、4番の「Fis-durのスケールとアルペジオ」は不合格。5番の「Fis-durのクロマチック」は合格となりました。まあ、クロマチックは笛先生との最初の最初のレッスンからやっているし、今でも自宅練習では毎日やっているので、クロマチックは得意なんですね。だから、まあ合格。

 一方、4番は不合格だけれど、理由は…練習不足(涙)。別にそんなに忙しいわけでもないのに、なぜ練習不足?と言うと、何となくフルートを吹く気力がなかったんですね。だって、まだまだ喘息がきちんと直ったわけじゃないので、何となく息苦しいし、何となく息が続かないような気がするし、実際続かないし。…でも“何となく”なんだよね(笑)。だって、ピークフローメーターでは異常ないし、歌は結構普通に歌えるしね。だから“何となく”なんだけれど、ちょっとブレスが続かないのよ。で、練習意欲が削がれてしまうわけだ。

 まあ、とにかく練習しないといけませんね。

 で、5番の「Fis-durのクロマチック」がひきつづき宿題となったのは当然として、dis-mollの6番と7番と8番が宿題になりました。8番は「スケールとアルペジオ」で、Fis-durとごっちゃにならないか心配。6番は難しい箇所のスケール、7番は中音域のスケールって感じですね。ううむ、いよいよ仕事も忙しくなってきて、練習時間を自覚的に確保しないといけなくなってきました、ううむううむ。

 で、ミニヨン・エチュードの20番です。もう、この曲を、何カ月やっている私でしょうか? 例によって、あっちこっち、ポロポロとミスブローしちゃう私でした。で、ついに先生に言われました。「君には集中力が足りない。もう、このくらいの曲なら吹けるはずなのに、どうして、そんなにつまらないミスばかりするの!」

 なんか、そう言われると、申し訳ないですね。確かに、集中力…100%じゃないかもしれません。でもね、レッスンの場では、集中力100%を発揮できない私がここにいます。別に不真面目ってわけじゃないんだけれど、集中力をセーブしちゃうんだよね。

 仕事でも100%の集中力って発揮しないかも。最近、100%の集中力を発揮したのって、声楽の発表会の時かな? まあ、ステージの上だと100%の集中力も発揮するけれど、その代わり、人格が入れ代わったりとか、ドロドロに疲れるとか、まあ色々あるので、日常生活の中では、そんなに無意識に集中力を発揮しない癖がついているのかもしれません。

 子どもの頃はよく知恵熱だして倒れてました。そういう人なんだな、私って。

 でも、今よりは、少しだけでも集中力を出していかないと…ね。いつまでたっても曲が仕上がらないってわけにはいきませんから。もう少し、集中力を…そういう心がけを忘れないようにしましょう。

 さて、今回の雑談は…インターネットってスゴイネ、という話。H先生は、長らくヤフー派で、ヤフー大好きなんですが、パソコンを新しくして、インターネットのアイコンをクリックしたら、ヤフーでなくグーグルが出てくるようになったのだそうです。「グーグルは、ほんと、使いづらいねえ…」とこぼしていました。まあ、グーグルが使いづらいのではなく、グーグルに慣れていないだけの話なのですが、個人的な感覚としては「使いづらい」って表現に落ち着くんでしょうね。

 で、ひとしきり、グーグルの愚痴をこぼした後「でも、地図は便利だね」と来ました。ヤフーにだって地図はあるのに、なぜだろうと思ったところ「ああ!」と思い当たりました。どうやら、グーグルマップの“ストリートビュー”の事を言っているようでした。確かに、ヤフーの地図には同様なサービスはない…ですよね?

 H先生、ストリートビューで、ご自分が留学していた時のアパートとか、行きつけのレストランとか学校とか、とにかく色々とバーチャル散歩をして、とても懐かしい気持ちになったんだそうです。

 「町並みなんか、当時と全然変わっていないんだよ、ビックリしたなあ…」とおっしゃってました。ただ、アパートの入り口までは行けるのだけれど、アパートの中(中庭の事らしいです)に入れなくて残念だと言ってましたが…そりゃあ、さすがのグーグルマップでもダメでしょ。私有地の中の写真は取ってないでしょうからね。

 確かに、私もその話を聞いて、ウチに帰ったら、さっそく、子どもの頃に住んでいた街のストリートビューをしちゃいました。ううむ、懐かしい…。へえ、あの店は、今はこんな感じなのか?とか、お店もだいぶ入れ代わったなあ…とか、近所の八百屋さんがコンビニになっていたのを、じっくりと確認したり、友人の家が鍼灸院になっていたり、なんか時間が過ぎるのを忘れて、あっちこっちバーチャルな散歩をしてしまいました。でも、昔住んでいた家が無くなっていて、更地になっている風景を見つけると、なんか悲しいね。

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