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ソフトバンクで、あるある詐欺に引っかかってしまいました

 銀座山形屋に続き、今度はソフトバンクですか? すとんさんも受難続きですね…って思われた方へ…それは誤解です。銀座山形屋さんの話は、つい先日の事ですが、このソフトバンクの話は、先週アップした“iPhoneを買い替えた”の続きで、それこそ一ヶ月以上…ってか、ほぼ二ヶ月前の話なんです。人間、そんなに頻繁にトラブルにはあえないものなんですよ。

 で、今回の件ですが、実は私、あるある詐欺に引っかかっちゃいました。何のあるあるなのかと言えば、スマホ在庫ありますの詐欺です。

 前回の記事で、私がスマホを iPhone 8plus 256GB モデルに買い替えた事は書きました。実は、このモデル、当時、なかなか店頭在庫には無い、人気薄モデルだったのです。まあ、世の中の大勢は、私がiPhoneを買い替えた8月当時なら「最新iPhone買うなら iPhone X でしょ」ってなるわけだし、もう少し待てば、iPhoneの新機種が発売されるわけで、人気の薄い(需要の少ない)機種の在庫なんて、あまり置いてないわけですよ。

 それは最初から予想できたので、まずは地元のスマホ屋さんを何軒かハシゴして、在庫があれば良し、たぶん無いだろうから、その時は通販で買いましょうって心を決めて出かけたわけです。

 で、最初は近所のソフトバンクのお店に行きました。はい、私はソフトバンクの電話を使ってます。ほら、ウチの実家は、以前、某地方でソフトバンクのお店の大家さんをしていた(今はソフトバンクはより広いビルに引っ越しして、今はマッサージ屋さんが入っているんですけれどね)ので、かつての店子を贔屓にしちゃうわけですね。

 ソフトバンクのブランド店なら在庫あるかな?って思って真っ先に行ってみたわけですが…その店は、ちょうど棚卸しの日だったので、スマホの機種変更は受け付けていなかったのです。残念。そこで、今度は量販店に行って在庫を尋ねたところ、やっぱりありませんでした。残念だけれど、まあそんなモンでしょう。

 在庫がなければ、最終的には通販で…と思ったものの、二軒連続で機種変更が出来ないと、今すぐ機種変更をして現物を手に入れたくなるのは、人間のサガです。

 三軒目に行ったのは、市内にもう一軒あるソフトバンクのお店です。湘南地方のお店で、国道1号線に面している路面店と言えば、分かる人には分かるかな? 地元じゃ有名な社交ダンス教室がオーナーさんをやっているビルの一階部分で営業しているお店ですよ。そこに行ったと思ってください。

 ダメ元で在庫の有無を確認したら、在庫はありますと言うじゃない! やったね。不人気機種だし、前のお店では在庫なしだったので、きちんとモデル名を何度も伝え、お店の人も、カルテのようなモノを書きながら、きちんと機種確認をし、その上で在庫確認をして、確実に在庫はありますって言ってくれました。

 ただし、今は別のお客の接客中だから、30分ほど待ってくれ…というじゃないですか? その店は入り口で整理券を発行して、整理券の番号順に接客するシステムになっているわけです。なので、30分待て…は理解できないでもありません。それにまあ、在庫があって、本日中に現物が入手できるなら、それくらい待てないわけじゃないので、待っている間、少し外出してきますと言い残して、別の量販店(さっき行ったお店)に行って、スマホケースを買って戻ってきました。

 もう気分はワクワクですよ。

 30分経たずにお店に戻って「今戻りました」と店員さんに伝えたところ、そこから30分以上待たされて、結果1時間超待ちになりました。

 まあ、なんか時間を無駄遣いしてしまったけれど、本日中に機種変更できるなら良しです。

 で、呼ばれて手続きに行ったら、さっきとは別の店員さんが出てきて、シラっとした顔で、手続きを開始しはじめたのですが、よく見れば、このスマホ、別の機種じゃん。これ、私が欲しかった機種じゃないよ。

 私がそう言ったところ、一度バックヤードに戻って「ご希望の機種の在庫が無いので、これではダメですか」って言ってきました。良いわけないじゃん。

 在庫はある、何度も確かめて確認したのに、今さら在庫がないって、どういう事?

 なんで、そんな事になったのかと尋ねたら、なんでも、私が欲しかった機種は、今さっきやってきた別のお客(私が外出中に来たお客)に売ってしまったので、今日はこれでお願いしますって言うわけです。最初に私と話をして「在庫あります」と言った段階で、ちゃんと取り置きしておいてくれなかったの? そう尋ねました。

 何も言わなかったですね、あやまりもしない。あなたじゃ話にならないから、店長さんを呼んでよと言っても、店長さんは出てこない。ちなみに、この段階で、最初に在庫がありますと返事をした店員さんと、私が外出から戻ってきた時に受け付けてくれた店員さんと、今こうして実際に接客してくれている店員さんは、全部別の人ね。この店、私が何か言うたびに、店員さんはバックヤードに引っ込んで、別の店員が出てくるというシステム(人を変える事で責任の所在をうやむやにするという、クレーム対応の基本ですね)のようですが…それでも店長さんは、全然出てきません(後で考えると、絶対にバックヤードにはいたはずです)。

 普通、在庫ありますって返事をして、お客を待たせているなら、そこで在庫の取り置きをするものでしょ? 特にその在庫が数少ないモデルなら、なおさらです。それを別の、それも最初の客の後から来た客に売っちゃうなんて、もしそれが本当なら、ソフトバンクという会社は、接客の基礎もなっていない、従業員教育の出来ないダメ会社だと、私は思うよ。

 でも、ソフトバンクがそこまでダメ会社だとは私には信じられません。

 おそらく、在庫は最初っから無かったんだと思います。それを、あるって勘違いしていただけで、最初っから在庫は無かったんだだと思います。つまり、在庫管理が甘いと言うか、まあ一種のケアレスミスだよね。

 で、在庫が無い事に、私への接客準備をしている時(私が外出中か、あるいは戻ってきたところ)に気づいたんだと思う。で、どうしようかと善後策を店員同士で相談して、現場の判断で「似たような機種を売りつけちゃえ」ってなったんだと思うわけです。違う機種だと、客である私が気づかなかったら、それでOKじゃない。

 そんなわけで、私は余計に待たされていたんだと思うわけです。

 でもね…私は職業柄、人が嘘をついていたり誤魔化していたりすると、ピンと来るんだよね。誤って、別の人に売ってしまって、それに今気づいた…のではなく、在庫が無いにあるって答えちゃったよ、どうしよう(涙)、ええいいいや、違う機種で誤魔化しちゃえってのは、もう雰囲気で分かるんですよ。

 まあ、iPhoneなんて、どの機種だって、似たような外観だもんね。色さえ同じなら、誤魔化されても不思議じゃない…って、情弱な人なら、たぶん騙されるね。

 でも私は、それこそ職業柄、そういう小さな違いがすぐに気づいちゃう人なんだよね。おまけに人の悪意にもすぐに気づいちゃう人なんだよね。

 なんかなー、もうこの段階で、1時間半ぐらい、時間を無駄使いしているわけですよ。気分的にやりきれないです。今から他のお店を巡るわけですか? ああ気が重い。

 この後、どうなったかは、明日書きます。だって、長くなりそうなんだもの(ぷんぷん)。

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