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いよいよ明日から“ラ・フォル・ジュルネ”が始まります

 さあて、いよいよ今年のラ・フォル・ジュルネが始まります。当初は、声楽曲がな~い、フルートの曲がな~い、とぼやいていた私ですが、なんのなんの、やっぱり祭りの始まりに合わせて、不思議と盛り上がるものです。もう、今からワクワクしてます。

 今年のテーマ作曲家はショパン。人気作曲家ですね、どれだけのお客さんが集まる事でしょうか?

 私は東京のラ・フォル・ジュルネに行くつもりです。東京は、丸の内周辺エリアが4月28日~5月4日の開催で、本丸の東京国際フォーラムでの開催が5月2日~4日になっております。やはりなんと言っても、東京国際フォーラムが祭りの中心だけれど、丸の内周辺エリアでのコンサートも、なかなかあなどれないっすよ。

 とりあえず、東京のラ・フォル・ジュルネの公式ホームページはこちらです。周辺エリアの公式ホームページはこちら。それと、私は行けなくて残念なんだけれど、ショパン展と、のだめカンタービレワールド特別展もあります。公式ホームページはこちらです。去年、のだめの特別展に行っておもしろかったので、今年も行きたかったんだけれどなあ…。いやあ、今年は実に忙しい日程を組んでしまったので、展示会はパスです(涙)。

 さて、ラ・フォル・ジュルネは、日本国内では、東京以外でも、金沢・新潟・びわ湖でも行います。なんか、すごいなあ、ラ・フォル・ジュルネ。私は東京に行くので、他の地域はよく知りませんが、地方都市で本格的な音楽祭を開くのは、いいと思いますよ。何でも東京一極集中って時代じゃないですものね。

 金沢が4月29日~5月5日、新潟が4月30日&5月1日で、びわ湖が5月1&2日です。こうして見ると、実は一番長く音楽祭をやっているのは東京じゃなくて、金沢なんですね。意外です。金沢、みくびっちゃイケません。

 ざっと見たところ、新潟は、東京より規模が小さいだけで、傾向はほぼ一緒かな?って感じです。日程的にも、新潟→東京って感じですものね。

 独自色が強いのは金沢とびわ湖で、金沢は、高校吹奏楽部と大学オーケストラ部の演奏が目立ちますし、邦楽系の演奏もあります。対して、びわ湖は、高校吹奏楽部と声楽アンサンブルが目立ちます。びわ湖の声楽アンサンブルは、ちょっとうらやましいです。今年の東京のプログラムには、声楽系はほぼ皆無ですからね(残念:それと東京では、アマオケはやっても、吹奏楽はやらないようです)。

 それと、今年のラ・フォル・ジュルネは、テレビでもやりますよ。四年前?の、テーマ作曲家がモーツァルトだった時以来です。バッハやシューベルトがテーマ作曲家だった時はNHKは動いていませんから、ショパンのネームバリューって、モーツァルト並って事なんでしょうね。すごいな、ショパン。

 放送は、5月3日のラ・フォル・ジュルネを、総合テレビとハイビジョンテレビの両方で、生中継してくれるみたいです。もちろん、演奏の中継もあるみたいです。詳しくはこちらをご覧ください。

 ざっとコンサートの中継だけでも、アブデル・ラハマン・エル・バシャの「華麗な大円舞曲」、小曽根真の「即興ライブ」、児玉桃の「幻想即興曲」、アンヌ・ケフェレックの「告別ワルツ」、 ボリス・ベレゾフスキーの「ピアノ協奏曲 第1番」があるし、ショパンのお葬式再現コンサートでは、モーツァルトのレクイエムをミシェル・コルボが指揮します。テレビでも、ラ・フォル・ジュルネが味わえるなんてうれしいね。私は、この日は、きっと一日、テレビに張りつきっぱなしだな(大笑)

 そんな感じで、今年のゴールデンウィークも音楽三昧になりそうな私です。

 ところで、来年のテーマ作曲家は誰でしょう。毎年、最終日の夜のマルタン氏の講演で発表になりますが、今年はその講演を聞けないのが残念。まあ、どなたかがブログなどで教えてくださるでしょうから、それを楽しみに待つことにしますが…、私はなんとなく、来年はマーラーではないかと思ってますが、私の予想は当たるかな? マーラーだと、オーケストラ曲と声楽曲がたっぷりあるので、すごく楽しみです。その代わり、経費が膨大にかかるので、チケット代がお高くなるかな?

 そうそう、チケット代と言うと、今年は昨年よりも、だいぶ安いコンサートが多いんですよ。気がついてました? やはり、ピアノ主体だと、チケット代も多少安くなるんでしょうね。

 私自身の、ラ・フェル・ジュルネのレポートは、今年もアップするつもりですが、例によって大部になる予定(笑)ですので、書き上げるのにちょっと時間が必要なので、ゴールデンウィーク明けにアップするつもりなので、しばらくお待ちくださいね。

コメント

  1. おぷー より:

    面白そうな音楽祭ですね。
    今年は、ショパンの生誕200年記念年なので、こちらもショパン関係の音楽会は
    多いですよ。

    昔、歌った時指揮者だった、Arie van Beekがいました。
    ちょっと白髪が増えたなあ。びっくりです。
    鈴木正昭氏のご子息、まさとさんも振るのですね。(今、オランダで勉強されている。)
    日本にいたら、絶対行ってます。

    報告、楽しみにして待っております。

  2. すとん より:

    >おぷーさん

     ラ・フォル・ジュルネはおもしろいですよ。元々は、フランスの地方都市ナントで開催していた音楽祭を、こちらに運んできたものらしいのですが、今までクラシック系の音楽祭なんて皆無に近かった日本のクラシック界にとっては、それでもお釣りが来るくらい素晴らしい祭りになってます。

     ある意味、日本のクラシック界にとっての、黒船だったんですよ、ラ・フォル・ジュルネは。

     なんかもう、すっかり定着しちゃってます。私は三年目の「民族のハーモニー」というテーマの時に、偶然、前を通り掛かって(笑)、ちょっと見てみてハマりました。それから、今年で4回目の春を迎えます。思えば、ラ・フォル・ジュルネで始めて、工藤重典氏のフルートを間近で見たのが、私のフルート人生の原点だったのかもしれません。そういう意味では、私にとっても、黒船だったのかもしれません。

    >報告、楽しみにして待っております

     ありがとうございます。さあー、頑張って書きますよ(笑)。

  3. はっチャン より:

    出不精のすとんさんが都内まで足を運ぶのですか。大好きなのでね![E:happy02]。
    音楽祭ですか、自分は聞きに行くより演奏の方が好きです。
    連休中は公共のスタジオ借りてもっぱら練習です。[E:delicious]

  4. すとん より:

    >はっチャンさん

     私は出無精ですが、コンサートゴーアーだったりするんですよ。『音楽は録音ではなく、生を聞け!』という人です。実は先週の週末は、ハワイアンを聞きました(笑)。

     「演奏と鑑賞とどっちが好きか」と聞かれると、正直微妙です。両方、好きなんですよ。あえて言えば…鑑賞の方かな? 自分の演奏で鳥肌が立つことはないですが、コンサートでは、しばしば鳥肌がたったり、魂を持って行かれたりしますからね。

     あと、同じ演奏を聞くでも、ワークショップとかマスタークラスのように、教えてもらいながら聞くのは、とても好きですよ。

  5. かのん より:

    ラ・フォル・ジュルネ公式ホームページの表紙、フレデリック ショパンさんですか?!
    か、かっこいいというかなんともはや・・・笑

    時間があればいってみたいのですが、多忙の折難しそうです。

  6. すとん より:

    >かのんさん

     ゴールデンウィークは忙しいですよね。今では私も、色々とスケジュールを調整してから、ラ・フォル・ジュルネに参加してますが、実は最初の年は、たまたま東京にいて、フラ~とのぞいてみたら、それが楽しくてハマってしまいました。

     忙しい中、またまた時間ができて、東京にいたら、ちょっとでものぞいてみると良いですよ。チケット無しでも楽しめるイベントがたくさんありますから。

     …今年はテレビでもラ・フォル・ジュルネが楽しめますしね。

  7. 河童 より:

    NHKーFMで生放送中!!
    実際の会場の雰囲気は味わえませんが、いいですねえ。
    今朝も急用で仕事をしてきましたので良い気分転換になります。

  8. すとん より:

    >河童さん

     私もテレビを見たり、ラジオを聞いたりと、あっちこっちで聞いてます。パソコンは書斎にあるのですが、書斎にはテレビがないので、こうやってパソコンをやっている時はラジオで、居間に行ってお茶を飲んでいる時はテレビで、ラ・フォル・ジュルネを楽しんでます。

     うっかり聞き逃したのですが、ラジオでは、ウィリアム・ベネットのフルート演奏が放送されたそうですね。ううむ、聞きたかったなあ。

  9. 河童 より:

    ウィリアム・ベネットのフルート演奏をタイミング良く聞くことが出来ました。

    この曲を自分で吹けたらなあ・・・・妄想
    連休は庭の草取りと練習三昧・・・・の計画ですが、誘惑が多くて(笑)

  10. すとん より:

    >河童さん

     連休は庭の草取りと練習ですか? 私もちっとは練習をしないといけないのに…なんか練習している暇がないです。お互いさまですね。

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