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帯状疱疹日記 その11 牛乳は譲歩を勝ち取ったけど椎茸はダメでした

 本当に久しぶりとなりますが「帯状疱疹日記」を再開します。不定期に、ボツボツと掲載していきますので、よろしくね。話の流れを忘れてしまった人は、右欄の「カテゴリー」から「帯状疱疹日記」を選択して過去ログを読んでください。よろしくね。

 さて、入院2日目の午前中です。

 あんまり頭痛が激しいのでロキソプロフェンを飲んで、ベッドでうずくまっていました。

 10時くらいに栄養士さんがやってきて、どうして牛乳を残したのかと聞いてきました。嫌いだから飲まなかったと正直に答えたら、好き嫌いは良くないから、我慢して飲んでくださいと言われたので、我慢して飲んだら、絶対に吐きますよと答えておきました。

 実際問題、私はなぜか牛乳が嫌いなのです。子どもの頃から大嫌いなのです。嫌いなのは牛乳の匂いであって、味ではありません。だから料理に使われたり、加工されたりして、あの牛乳の匂いさえしなければ、平気で飲めます。でも、ほんのりとでも牛乳の香りがすると…もうダメなんです。隠し味として使われても、匂いがしたらダメなんです。

 小学校の給食では牛乳が出てきます。鼻をつまんで牛乳を一気飲みして、すぐにおかずを食べて、その匂いを消すという技を使っていましたが、それでも高確率でマーライオン状態になってしまうので、やがて担任の先生から「すとん君は牛乳禁止」と言われて、牛乳を飲まなくて良くなりました。

 ちなみに嫌いなのは白い牛乳の匂いなので、コーヒー牛乳等は全く大丈夫で、給食の時に、たまにコーヒー牛乳が出るのですが、その時はコーヒー牛乳が飲みたくてたまりませんでした(が、先生から飲んじゃダメと言われていたので、飲めませんでした:涙)

 実は妻も牛乳大嫌い娘だったそうですが、彼女の土地では、給食の時に毎回ミルメークが出てきたそうです。ミルメークというのは、魔法の粉で、これを牛乳に混ぜると、あら不思議、牛乳の味と匂いが消えて、美味しい乳飲料に変わるというのです。妻はこれのおかげで給食で牛乳を飲む事が出来たそうです。いいなあ、湘南地方でもこいつが導入されていれば、私も牛乳を飲めたし、マーライオンにならなくて済んだのになあ…。

 さて、私が極度の牛乳嫌いである事を栄養士さんに力説したら、朝食の牛乳をヨーグルトに変えましょうという提案をしてくれました。ヨーグルト? 酸っぱいヨーグルトも嫌いですよと答えると、スーパー等で売っている3個組で安売りをしているタイプの甘いヨーグルトだというのでOKを出しました。あれは私の中ではヨーグルトではなく、ヨーグルト風味の寒天なので、全然OKなのです。

 ついでに椎茸の事も話したら、やっぱり我慢して食べろと言われました。キノコは栄養豊富だから残してはいけない…とも言われました。昭和の食育かよ…と思いました。椎茸に関しての譲歩はありませんでした。まあ、私自身が椎茸を残せばいいんだけれど、出されたものはキレイに食べたいじゃない。お残し厳禁じゃない。それ以上に、本当は椎茸好きだし…。きっとまた出されたら、椎茸食べて「ウゲー」ってなるんだろうなあ…。

 こういう時に妻の有難さをひしひしと感じます。彼女は私が嫌いなものや、食べると体調を悪くするものは、絶対に食卓に上げないからね。弁当にも入れないからね。だから私は毎日食事に幸せを感じて生きていけるわけです。

 妻に感謝です。

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