先週、ご紹介したチヅルですが、入院しちゃいました。とは言え、結構元気にしてますよ。入院した理由なんですが、体に黒いシミのようなものができて、2~3日様子を見ていたのですが、治るどころが広がってきたので、それで、入院しました。
病名はおそらく「黒斑病」という奴でしょう。冬になって、水温が低くなると出やすい病気なんです。原因は、寒さと水質汚濁と体力低下という奴です。寒さは冬なので仕方がない、体力低下というのは、いつもエサを食いっぱぐれている奴がいけないので、これも仕方がない。…となると、主たる原因は…つまり「水槽の水が汚かったから…」というわけです。
いや~、毎週、必ず水替えはしてます。だから、壊滅的に水が汚いという事はないはずなんですが、今月はうっかりしてまして、活性炭を水槽にぶち込むのを忘れていました。その事に先週の週末に気づき、あわてて活性炭をぶち込んだのですが、時すでに遅し、年末あたりから約一カ月の間、活性炭のない水槽といった感じでした。活性炭がなくても、水槽の水はきちんきちんと取り替えてましたし、今回だって取り替えて一週間もしていないのに、なんとなく水槽の水が赤っぽくなっていたし、臭いも少々していました。活性炭が一袋、水槽に入っているかいないかで、こんなに水の臭いや色が変わるとは…。活性炭って、結構偉大です。
で、人間で分かるくらいに、水槽の水が汚くなったので、弱い個体が病気になったわけで、それでチヅルが黒斑病になったのでしょう。
チヅルはひとまず、病院水槽に隔離して、塩水につけて様子見をしていました。黒斑病は元気になれば自然治癒する病気なので、しばらくは塩水で観察して、それで改善すればいいなあと思っていたのですが、一日しても、改善されず、むしろ体から色々なものが出てきたので、これはちゃんと治療しないといけないなあと思い、塩水から抗生物質につける水を変えてみました。少し元気がでてきたようなので、しばらくは抗生物質づけにしたいと思います。
ちなみに、入院した金魚は、精神的にたくましくなるんですよね。あれはなぜでしょうか。金魚版「精神改造セミナー」のようなものなのでしょうか? これで草食系男子なチヅルもたくましいオスになれるでしょうか?
病院水槽は、普段の水槽に隣接して置いてますが、サツキ以外の金魚たちは、エサの時以外は、いつも病院水槽のすぐそばにいて、心配そうにチヅルを見ています。お見舞いのつもりなんでしょうか? チヅルの方はチヅルで、本水槽の方を未練がましく見ています。サツキは水槽の反対側が広くなってうれしいのか、そっちでグイグイ泳ぎまわっています。ただ、チヅルがいない現在、水槽の一番下っぱはサツキになりましたので、ちょっとその点が心配です。
ま、ひとまずチヅルは元気そうですが、金魚って死ぬ直前まで元気満々なので、注意してます。
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