昨日、何気にわが町を散歩していたところ、何やらけたたましい楽音が聴こえるので、そちらに行ってみたら、駅そばのスーパーの隣のビルの駐車場で、サックスの四重奏をやってました。
全部、違う大きさのサックスだったので、おそらく、ソプラノ~バリトンだったのでしょう。あと、ドラムスやシンセの音も聴こえたので、カラオケをバッキングに使用していたのだと思いますが、それにしても、なかなかおもしろかったです。やっぱり、生演奏はいいね。
あんなオープンスペースでの演奏なのに、100メートル先にいた、ヘッドフォンをしていた私の耳にも届くほどの音量なんだね、サックスは。すごいなあ…。
閑話休題。ブラスバンドに行けば、こんな大音量のサックスが4本では済まないよね。もっとたくさんいる。おまけに、サックスよりも大音量の金管たちもたくさんいる。なんで、フルートはブラスバンドにいるんだろ? あんな音の巨人たちに囲まれていたら、いくら吹いたって、お客には聴こえないのに…。
話を戻すと…それにしても、サックスってすごいな。音量は金管並なのに、木管のようなニュアンスあふれる表現もできる。そんな、音量と表現力の二つを兼ね備えている上に、おまけにあんなに良い音色なんだもん。そりゃ、楽器としての歴史は浅くても、あっと言う間に普及するわな。
すげー、すげー、サックス、すげー。
やっぱり、楽器って、野外向けと室内向けの二種類あるような気がする。で、サックスは野外向けの楽器だと思う。だって、我が家の居間でサックスを吹かれたら、うるさくてたまらないと思うよ。その点、ピアノとか(クラシック)ギターとかフルートとかヴァイオリンやチェロだったら、室内で演奏してくれたら、うっとりだもんね。サックスやペットはやっぱり野外向け。でも、ああいう野外向けの楽器って、猛々しくて雄々しくて、どこか男の魂を揺さぶるんだよね。
ま、私は根本的にインドア人間だから、普段は楽器も、室内向けのものにより魅かれるわけだけど、でもでも、屋外で聴くなら、サックスだな。なんたってカッコいい。
…でもきっと、トランペットを聴いたら「ペットさいこー」とか言うんだろう、私のことだから。ふう。
コメント
サックスやってましたが・・・結構吹きやすい楽器だと思います。
・・・というかフルートの難しさとは段違いに簡単だと思います。
長女が中学に入ってサックスを吹いていた時、借りて吹いてみたらやはりいきなり昔のようには吹けませんでしたが。
私はオーボエが吹きたいです。
こんにちは☆
金魚ちゃんたちはお元気ですか?
某複合型ショッピングセンターのペット屋さんのアクアリウム達の前で見入っては、
あれもこれもやってみたい~と思いつつ、
絶対的に時間が足りないと思う今日この頃です・・・
苔類で、手一杯・・・
サックス、いいですよね。
フルート吹いていると、差が大きくて、より魅力的に聞こえます。
私はホルンがすき~。
もう一度中学生くらいからやり直せるなら、やはり楽器の王様、ヴァイオリンをやりたいです。
室内外両方活躍できる楽器ですものね!
そしてあの艶やかでセクシーな音の連なり方ができる楽器・・。
・・・I love フルート!!頑張ります!!笑
>Ceciliaさん
私は実際にサックスに触ったこともないので、よく分かりませんが、近年完成された楽器ですから、色々と考えられて作られていると思います。そういう意味で簡単というか、合理的に作られた楽器なんだろうと思います。合理的な点は、ウインドシンセなどの新参楽器も、その運指はサックス準拠ということからも分かります。楽器の設計段階できちんとしているから吹きやすいのだろうと思います。
音色の問題でしょうか、C管がないのが私にとって残念ですね。C管があったら、今頃フルートでなくサックスを吹いているかも……それはやっぱり無いな。あの音量は私向きではない。私は大きな音が苦手な人なので、サックスはC管になっても、やっぱりパスだな。
色々と考えても、やっぱり私は、自分が演奏するなら、笛だな。サックスは、笛にしてはラッパに近い感触ですね。笛とラッパのいいとこどりみたいな感じがします(これはほめ言葉ですよ)。
フルートも19世紀に抜本的改革があって、古楽のフルートと比べれば、だいぶ合理的になったそうですが、それでも元々が原始的な楽器ですから、どうしても不合理な部分が残っているみたいです。ま、その不合理な部分が味なんでしょうがね。
オーボエは……いいですよ。あの音色がたまらない。ただ、高価なことと、演奏と管理がやたらと難しい点が敷居を高くしてます。でも演奏者の絶対数が少ないので、オーボエ吹けると、あちらこちらで(音楽的に)モテる事必至ですね。
>tomomi-alooohaさん
金魚は…ちょっと困った子が一匹います。次の土曜日に書くつもりですが、頭かかえてます。
ホルン…いいですねえ。あれは今では金管楽器に入れられてますが、元々は角笛でしょ。サックス同様、金管と木管の両方の性質を持っている楽器ですね。
ホルンも…演奏が難しいと聞きます。私の知り合いのブラバン人間は、ブラバンで使われる楽器は、ホルン以外は全部演奏できると豪語しております。それもちょっと疑わしいのですが、そんな彼女(いちおう女性)ですら「ホルンは難しい」と言ってました。
でも、ホルンができて、(オーケストラでもブラバンでも)バンドに入ることができたら、楽しいでしょうね。
ヴァイオリンは…プロになるつもりがないなら、オトナになってから始めても、それなりに楽しそうですよ。アマオケあたりでは、慢性的に弦楽器は不足してますから、ヴァイオリンは入団も一般的に簡単だし、ヴィオラに転向って道もあるし、悪くない選択肢だと思います。tomomi-alooohaさんはまだ若いのだから、時間に余裕ができるようになったら、フルートと平行してヴァイオリンを始めても、おもしろいかもしれませんよ。
問題は、ヴァイオリンはフルート同様、楽器のお値段に天井がないってことかな? いい楽器が欲しくなると、財布からドンドンお札が飛んで行ってしまうことが、うれしい欠点ですね
なるほど!
室内向けと屋外向け楽器ですかぁ。
確かにそうですね^^
私も、サックスの音色大好きです^^
確か、ビル・クリントンも吹いてましたよね!
あと、金管だと、ホルンも大好き^^
でも、生で聞いたら何でも、その楽器が最高!って言ってしまいそうな気持ち、すごくよく分かります(笑)。
>名無しさん、いらっしゃい。
つい、うっかりだと思いますが、次からはお名前の方をよろしくお願いします。呼びかける時に「名無しさん」だと、ちょっと寂しいもので…。ま、名前を入れないまま、コメントを受け取ってしまう、ココログの仕様が無様なだけなんですけれどネ。
それはともかく、ね、やっぱり楽器って、室内向けと野外向けの二種類あると思います。もう少しジャンルぽい話をすると、室内楽と言われる音楽と、マーチングと言われる音楽では、使用される楽器の大半が異なるわけで、そういうことです。
もっとも、現在ではPAと言われる、マイクを使用した音響システムが発展してきたので、電気的に音量を増幅することが可能になりました。そこで、室内向けの楽器でも、PAを利用することで、十分、野外音楽に対応できるようになってきたので、その辺の境目が、我々の意識の中で曖昧になりつつありますね。
例えば、歴史的にみるとジャズは、本来的には野外向けの楽器たちで成り立っていたのですが、PAの発展で、ヴァイオリンとかフルートとかギター、場合によってハーモニカなどの、小音量の楽器でもジャズすることできるようになってきたわけで、これらはPAさまさまの状況だと思います。
とは言え、本来的に、楽器にはそれぞれにふさわしい音量と、演奏の場があるわけで、なんでもかんでも電気的に増幅すればいいとは、個人的には思ってません。
電気楽器を否定するわけではないけれど、やっぱり楽器って、生楽器の方が心を打つとと思うんですよ。これは一概に私という人間が古いというだけでなく、電気楽器にはまだまだ生楽器にかなわない部分があるというだけの話です。
ま、そんなことは抜きにして、野外で聴く、サックスはなかなか良かったですという話なんです。
こんばんは。
ひとことコメ読みました。風邪お大事に!
喉にきてなくても頭痛がする時って声の出が最悪です。(少なくとも私は)そこで無理して声を出すと物理的に声が出ていても喉が疲れるのが体力がある時より早い・・・とやっぱり最悪。声楽は体調管理を万全にというところが大変ですよね。
>あゆみさん
ご心配ありがとうございます。日曜日と月曜日の二日間をほぼ寝て過ごしましたので、だいぶ良くなったかな…と思ってます。とは言え、今回の風邪は周囲を見ても、長引きそうなので安心はまだまだです。
声楽は体が楽器なので、体調管理が何よりも大切ですね。おっしゃるとおり、喉が無事でも、頭痛がすると、やはり声出しは不可能ではありませんが、声が頭に響いてつらいです。まあ、最低限の声出しをして、さっさと安静にしてました。
気候が不安定ですね。あゆみさんを始め、みなさんもお元気で。
こんにちは
私はどちらかというと金管の音色が苦手だったのですが、夫の従兄弟がプロのサックス奏者なので、その演奏を聴いているうちに、サックスもいいものだなと思うようになりました。
でもオーボエもいいですね。バッハのカンタータなどを聴いていると涙が出てきます。
>ねぼけうさぎさん
サックスを金管と呼ぶと、怒られるかもしれませんよ。あの金色に輝く楽器は、なぜか木管楽器ですから。ま、銀色に輝くフルートも木管ですからね。最近の木管楽器は、金でできていたり、銀でできていたり、プラスチックでできていたり、必ずしも木でできているわけじゃないのが、おもしろいですね。
サックスもオーボエもいいですが、私はねぼけうさぎさんの歌も好きですよ
初めまして。
僕も、フルートを吹くので時々読ませていただいています。
吹奏楽に、フルートがいるのは音量の問題ではなくて、音域の問題だと思います。フルートの3オクターブ目の音域は、金管系ではなかなか出すことが難しかったと思います。
それにフルートは、吹奏楽では「ハイウインド」と呼ばれて、小鳥のさえずりのような、また、気持ち良い一陣の風のような、そんな音色を提供しているので、吹奏楽では外せないじゃないかと思います。
音量の点では確かに負けますけど、作曲や編曲でフルートがソロやメロディの所は他の楽器はppになったりと演出されています。音量なら、ピッコロは負けてないですけどね。
ちなみに、地元の吹奏楽団で「チャイナ娘」片手に頑張っています。すとんさんのフルート購入顛末記を読んで、よだれを流しています。
また、お邪魔します。
>ship-papaさん、はじめまして。
ブログを拝見させていただきました。楽団でご活躍との事、なかなかうらやましい環境です。私の野望は、将来、アマオケとかブラバンとかでフルートを吹くことなんですが、おそらく野望は野望のままで終わってしまうだろうと思ってますので、現実に楽団で活躍されている方の話は、読んでいて、なかなか楽しいものがあります。
吹奏楽にフルートがいる件について教えていただき、感謝です。本来的には、音域や音色の問題なんですね。そうなんだろうなあ…と納得しました。ありがとうございます。
吹奏楽でのフルートの現実的な問題としては、たとえ作曲や編曲上で工夫がされていても、現実の演奏の場面では、その工夫を生かしきれずに、フルートの音は客席にまで届かないことが多いということなんでしょうね。
アマチュア楽団の場合、楽譜にpとかppとか記載されていても、なかなかその通りに演奏しないという傾向がある点が問題だと思います。これは個々のプレイヤーにも問題はありますが、指揮者の好みも色濃く反映しているのでしょう。結局、他の楽器を抑えのではなく、フルートの音量を上げるという方向になりがちですが、フルートの音量を上げるというのはなかなか難しく、現実は理想どおりにはいかないもののように思えます。
それにしても、チャイナで楽団ですか? 私のチャイナ娘は音程に難があって苦労しました。チャイナ製と言っても、ピンキリですけど、ship-papaさんのフルートは音程では苦労してませんか? フルートは楽器が多少音痴でも、奏者の工夫で調整が利くので、なんとかなりますが、調整の幅が小さいに越したことはありませんから。