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今年の声楽の発表会の概要が決まりました

 標題の通り、今年の発表会の概要が決まりました。ま、あくまでも概要であって、細かいところは色々と未定なわけですが…。

 とりあえず、2016年7月18日(祝)に、横浜の関内ホールで行います。祝日ですし、場所的にも良い場所なので、興味と関心のある方は、ぜひご覧になってくださいませ。

 現在は、誰が発表会に参加するかの申し込みと調整をしています。と言うのも、Y門下の発表会は、希望制ですから、当然参加する人もいれば、参加しない/できない人もいるわけです。私は…ひとまず参加する事にしてますが、まだ当日の仕事の調整がつかないので、参加は確約できない事を先生に伝えています。まあ、それでも、なんとかスケジュール調整をして参加したいと思ってます。

 で、発表会では何をやるか…という話ですが、ま、当然、声楽の発表会ですから、普通に門下生たちが代わる代わる交代に舞台にあらわれて、歌を披露するという、普通のスタイルの発表会もあります。それは、前半…というか、第一部の予定です。出演者の生徒さんたちは、第一部で1~2曲ずつ歌を披露する事になります。

 で、休憩を入れて第二部です。第二部では、演奏会形式でオペラをやる予定です。もちろん、これは参加者さん次第ではボツになってしまうかもしれませんが、とりあえず行う方向で話が進んでいます。

 演奏会形式でオペラ…と言っても、アマチュアの声楽発表会ですから、字幕を用意できるわけでもありませんし、聞きに来てくださるお客様も、必ずしもオペラに精通しているとは限りませんし、出演者次第では、オペラのすべてのアリアや重唱を歌えるかどうかも分かりません。そこで、ナレーター用の日本語の台本を新たに作ることにしました。いわゆる“影ナレ”ですね。この影ナレで、オペラのあらすじや歌の説明(歌唱は原語で行うわけだし、字幕サービスも用意できないので、歌の意味を説明する必要があるわけです)、歌と歌の間のストーリーの動きや“オペラあるある”などの豆知識の披露などを行うわけです。

 つまり、歌と歌とをナレーションでつないだ演奏会形式のオペラをみんなで上演しようというわけです。で、このナレーター台本を、私が書くことになりました。頑張りますよ。私は台本を書くだけでなく、当日は歌います。歌とナレーションの兼任は難しいので、当然、ナレーションは別の人が担当します。

 ここまでは決まってます。どなたがナレーションをする事になるかは…まだ未定です。

 で、何をやるかですが…プッチーニの「ラ・ボエーム」の方向で先生方は考えているようです。ま、演目も参加者次第で変更する可能性がないわけではありませんが、ひとまず、台本担当者としては、ボエームのナレーション台本を書くための勉強を始めたところです。

 で、歌…ですが、私はテノールですから、当然、主役のロドルフォを歌うわけです(パルピニュールも捨てがたいが、おそらく彼の歌はカットされてしまうでしょうからね)が、我が門下のテノールは私一人ではありませんので、他の2人との配分を考えないといけません。そうです、我が門下にはテノールが3人いるんですね。ま、つまり、一人でロドルフォの全歌唱を担当するのではなく、3人でロドルフォの歌唱を分担して歌うことになります…いや、ロドルフォは難しい役なので、プロの客演の方も入れて4人で分担して歌うという事すら先生方は考えていらっしゃるようです。

 ま、それはある意味仕方のない事ですよね。だってロドルフォは、ホントに難しいです。アマチュアテノールで「冷たい手を/Che gelida manina」のアリアを歌える人なんて、そうそういないし、当然私にも無理だしね。ボエームには重唱曲も多いので、私はどこかの重唱の中でロドルフォを担当できたら、それだけで嬉しいです。ま、今回歌えなかった曲は、いずれ機会を見つけてトライすればいいわけだしね。

 でもでも『ラ・ボエーム』の一部とは言え、歌うわけだし、私の書いた台本で上演してもらえるわけだから、なんかもう、やる気がみなぎってくるわけですよ。ああ、頑張る頑張る頑張る~、やるよやるよやるよやるよ~~~。

 ああ、発表会が楽しみだ。そのためにも、仕事のスケジュール調整をなんとかしないとね。

 今日から私の事は“詩人のすとんさん”とお呼びください(笑)。

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コメント

  1. とも より:

    ミミさんも何人かいるのでしょうね。

  2. すとん より:

    ともさん

     ミミさんも、ムゼッタさんも、複数人で担当することになると思いますが、プロの方の助演はなく、門下生だけで行う予定です(私が聞いている範囲では)。

  3. wasabin より:

    発表会でオペラ上演ですか!
    すごい企画ですね。 

    歌の数や時間からすると、多分、全幕のハイライト的なるのでしょうか?
    小芝居もつきますよね・・・今からで、お芝居も間に合わせる!
    ビックリポンです。

    テノールさんは少数だから良いとしても、ソプラノさんは当然生徒数多いでしょう?
    人気の有る曲は取り合いでしょうから、選曲のしのぎあい、厳しいだろうと想像しますよ。

    私の教室では考えられない企画; 
    出来上がりを拝見したいですね~

  4. すとん より:

    wasabinさん

     ボエームは…ソプラノさんは大勢いますから、先生が曲の割り振りをしますので、争奪戦(?)はありません。とりあえず門下にすべての声種の人がいるので、オペラ上演が可能んです。上演は演奏会形式のハイライト上演になりますが、小芝居は…たぶんつきますが、どこまで出来るかは難しいです。だって、皆さん、歌の練習はしてますが、演技の練習はしてませんからね。演技が出来る人は限られているんですよ。演技をしながら歌うのって、実は結構難しいのですが、演技ができる人にとっては、演技をしながら歌った方が楽なんですよね。

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