さて、昨日の続きです。
21)ジュラシック・ワールド 3D
ジュラシック・シリーズの第4弾です。1993年の「ジュラシック・パーク」、1997年の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」、2001年の「ジュラシック・パーク3」に続いての作品です。中身は、前3作と基本的には同じで、遺伝子操作で恐竜を現代に蘇らせて、サファリパークよろしく飼いならしていたつもりが、恐竜たちがそこから脱走して人間を襲うけれど、最終的には人間たちに撃退されるという、パニック映画でございます。ほんと、水戸黄門のように毎回毎回同じような話なんだけれど、水戸黄門が毎回毎回おもしろかったように、このジュラシック・パークも中身は変わらないけれど、やっぱり面白いです。分かっちゃいるけれど、恐竜に襲われるのは、怖いよねえ(笑)。頭カラッポにして見て楽しむタイプの映画です。私、好きだよ。
22)ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
トム・クルーズ主演のシリーズ第5弾でございます。定番のスパイ映画ですね。往年の007映画にどことなく雰囲気が似ているのがいいです。しかし、トム・クルーズも年を取ってきましたね。そろそろ現役スパイの役が厳しくなってきたんじゃないかしら。そういう意味でも、今回はほんと頑張っています。一応、次回作はあるという報道がされていますが、トム・クルーズは大丈夫なのかな?
それはともかく、今作はまだまだトム氏も元気ですし、十分見応えのあるスパイ映画に仕上がっております。
23)日本のいちばん長い日
日本が戦争に負け、昭和天皇が降伏を決定し、玉音放送、ポツダム宣言受諾までの政治家たちや軍人たちの右往左往を描いた映画です。私が見たのは2015年版ですが、元々は1967年版があって、それのリメイク映画のようです。
冷静に淡々と歴史を描いているなあ…と思いました。映画ですから多少のデフォルメは当然あるんだろうけれど、決して情緒に流される事もなく、実に物静かな印象の映画でした。敗戦処理って難しいのだな。昔の人たちは、見事にやってのけたんだな…と思いました。
終戦前後の事って、知っているようで知らない事も多く、でも知らなくてもいい事ではなく、こういう冷静な映画を見て学ぶのも、良い事なんだろうなあって思いました。
24)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「エンチャンテッド・アイランド 魔法の島」
この映画については、すでに記事を書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
25)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「ドン・ジョバンニ」
この映画については、すでに記事を書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
26)シネマ歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」
シネマ歌舞伎を見たにも関わらず、この作品については、ブログ記事にしていなかったようです。まあ、音楽的な要素も少なかったし(こう言ってはアレですが)特に感動しなかったからかもしれません。
歌舞伎…なんだけれど、かなりドタバタした劇なんですよ。はっきり言っちゃえば、コントです。で、コントと歌舞伎の相性って…あまり良くないような気がします。と言うのも、コントにはスピードが必要なのですが、歌舞伎の様式って、常にスローじゃないですか? 歌舞伎って、スローと言うよりも“ためてためてためて…で、見得を切る”っパターンの芝居じゃないです? ちょっとコントとは食合せが悪いような気がするんだな。
たぶん、この「大江戸りびんぐでっど」って芝居、歌舞伎じゃなければ、そこそこ面白かったと思います。でも、これを歌舞伎にしちゃ、ダメかも。歌舞伎に現代喜劇を持ち込むなら、大阪の新喜劇のようなモノの方が相性いいんじゃないかなって思いました。
27)テッド2
クズな映画です。ほんと、私って、こういうクズな映画が大好きなんだから仕方ないです。この映画は、字幕じゃなくて、ぜひ吹き替えで見た方がいいですよ。吹き替え版の方が、よりクズっぽさが伝わるって思うんですよ。しかし、これもまた、見る人を選ぶ映画だな(笑)。
28)アントマン 3D
はい、ヒーロー映画です。ただし、脱力系のヒーローです。何しろ、サイズが蟻並ですから。とにかく規模が小さい。街は壊しません。ビルぐらいは壊すけれど(笑)。まあ、このアントマンも次のアベンジャーズに参加するんだろうけれど、個性的すぎて、どんな活躍をするのか、想像できない(大笑)。いやあ、とても美味しい映画でした。
29)進撃の巨人/エンド・オブ・ザ・ワールド
実写版の後編映画です。前編であまりにガッカリして、見に行くのをやめようかと思ったのですが、物事を途中で投げ出すのは良くないと考えて、後編と言うか、結末編になる今作品もきちんと見に行きました。
やっぱり、見に行かない方がよかったかも。なんかねー、アレコレアレコレ、あっちこっち、本当に違うんだよなあ。
30)カリフォルニア・ダウン 3D字幕
いわゆるパニック映画です。それにしても、アメリカ人って、何よりも家族を大切にするんだね。消防のレスキューなら、家族の救出の前にやるべきことが山のようにあるだろうって思ってしまう私は、典型的な日本人なんだろうなあ。細かい事は抜きにして、パニック映画としては、まあまあですよ。ひとまず合格点です。
31)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「アイーダ」
この映画については、すでに記事を書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
32)ボクは坊さん。
新米僧侶の日常を淡々と映像化した作品です。そうだね、お坊さんという稼業も大変なんだなって思いました。原作は白川密成氏(四国八十八箇所の札所・栄福寺のリアルな住職さん)が書いたエッセーが原作ですから、そりゃあ、あっちこっちリアルだよね。テレビ番組「ぶっちゃけ寺」も人気だそうですから、今ひそかにお坊さんブームが来ているのかもしれないなあ…って思いました。
33)ピクセル 3D
宇宙人が任天堂のゲームキャラになって地球に攻めてきた…という映画です。いやあ、ほんと、バカ丸出し。で、私は、そういうバカ映画大好きだから、たまらない。これもやっぱり見る人を選ぶ映画です。人によって、あんまり馬鹿馬鹿しくて、怒っちゃうかもね(笑)。
34)図書館戦争 THE LAST MISSION
有川浩氏の小説が原作となっている映画のシリーズ2作目で、おそらく完結編です。SF系ミリタリー&恋愛小説って感じかな? デカイ女がチビ上司に萌え萌えしながら、鉄砲撃ちまくる映画です…と書くと「お馬鹿映画なの?」って誤解されるかもしれませんが、そんなに頭の悪い映画ではありません。基本的には近未来映画ってヤツです。ま、SFです。自衛隊が撮影に協力しているので、ミリタリー要素多めです。
実はこのシリーズ、実写映画になる前に、アニメ化されていて、そっちの方が原作に忠実なんだそうな。ううむ、アニメ版も見てみたい。CSで放送してくれないかな…。
35)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「オテロ」
この映画については、すでに記事を書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
36)シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎:ヤマトタケル」
この映画については、すでに記事を書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
37)夢は牛のお医者さん
ドキュメンター映画です。すべて実話なんだそうです。長野県の寒村のとある小学校に牛がやって来て、児童たちがその牛の面倒をみたんだそうです。その児童の中にいた、一人の女の子が、それを契機に獣医になる事を目指して、猛勉強を始め、地元の進学校から国立大学に進学して、獣医となり、一人前に成長していった26年間を取材して、まとめあげた映画です。日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞を受賞した映画だそうです。
なぜ人は、他人が頑張っている姿を見ると、感動するんでしょうね。
38)007 スペクター
かつて“007映画”と言えば、お馬鹿映画の代表のような映画でしたが、主演がダニエル・クレイグになって以来、バカ度が下がって、殺し屋度が増しています。007映画って、脳天気な映画のはずですが、すっかり根暗な映画になっちゃいました。でも、実は私、根暗な007って好きなんですよ。以前にも、ティモシー・ダルトンが007をやった時は、根暗でしたが、大好きでした。おそらく、ダニエル・クレイグの007は今作でお終いでしょう。次回作は新しい人が007として登場してくるのではないかと思われます。次はきっと、お馬鹿な007が復活するんだろうなあ。
それはともかく、今作の007も、なかなか良いですよ。
39)ガールズ&パンツァー 劇場版
これを萌系アニメだと誤解してはいけません。これはミリタリー映画です。ただ単にかわいい女の子たちがたくさん出てくるだけの、マジな戦車映画です。とにかく、戦車が轟音を上げて走り回り、爆撃し、街を破壊しまくり、戦車同士で戦い合う、そういうアニメです。全編、戦車愛に満ちた映画です。戦車が大好きな方に、ぜひオススメしたい映画です。
と、まあ、こんな感じで39本の映画を見た私です。去年と較べて、見た本数が増えているのは、単純にシネマ歌舞伎を見始めたからでしょうね。その分が増えていますので、その他一般の映画を見ていくペースは例年通りでした。
きっと、来年もたくさんの映画を見るんだと思います。
それにしても映画館で見る映画って、いいなあって思います。デカイ画面。迫力満点な音響。物語に集中できる空間。DVDを家で見ていては、なかなかここまで作品にひたることはできません。ビバ!映画館。最近、我が家の近所の映画館には、全く客が来ていなくて、時々は私の貸し切りになっている時もあるんだけれど、頑張って、つぶれないで営業を続けて欲しいと願ってます。私もなるべく、近所の映画館で映画を見るようにするからサ。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント