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2025春 中伊豆旅行 その2 熱海梅園

 熱海梅園は、梅盛りでした。入口には「五分咲き」と表記がありましたが、いやあ、たくさんの梅が咲いていて、いい感じで香っていました。

 梅って、白梅と紅梅では若干の香りが違うのかな? 私は白梅の香りは堪能できましたが、紅梅の香りはいまいち「???」でした。なんか、うまく嗅げなくてね。妻が「今、梅のいい香りがしている」と言っても、それが紅梅のそばだと、私は「え? どれどれ?」って感じになってしまいました。白梅だと、香りも分かるんだけれどね。

 頑張って嗅いでみても、白梅はいい感じの香りなのに、紅梅はちょっと私の好みの香りじゃない…ような気がしました。と言うか、これは私が無視するタイプの匂いだな。たぶん、白梅と紅梅は同じ梅でも、香りが違うような気がしました。

 ちなみに、黄色い蝋梅も、なんか香りの種類が違うかな? 私はやっぱり、白梅が好きみたいです。

 熱海の梅園は、今までも何度か来ていますが、実は梅の季節にやってきたのは、今回が初めてです。だって、現役時代は、梅の季節って、馬鹿みたいに忙しくて、とても梅見なんてする余裕がなかったんですもの。

 以前来た時にはなかった、足湯の施設がいい感じでした。韓国庭園も初めてでしたが、なぜこれがここにあるのか、意味が分かりません。

 園内に流れている初川がとてもいい感じでした。この川は、夏はホタルが飛び交うそうだけれど、まあそうだろうなあと思いました。

 園内にある中山晋平記念館に行きました。博物館ではなく、晩年の住居をここに移築した記念館で、昭和のこじんまりしたお屋敷って感じでした。今の家とは違うので、建物の品は良いけれど、夏は暑く、冬は寒くて、トイレもウォシュレットじゃないし、生活するだけで大変そうだな…と、令和の時代の生活に慣れたジジイである私には、なんか厳しそうな感じのお屋敷でした。あと、ピアノは2台あったけれど、どちらもアップライトで、当時の一流の作曲家でも、ピアノはグランドじゃなかったんだなって思いました。

 また、澤田政広記念美術館にも行きました。澤田正弘って、熱海出身の彫刻家なんですね。私は美術は好きだけれど、彫刻は苦手なので、たぶん凄い人なんだろうけれど、その凄さはよく分かりませんでした。ただ、美術館に展示してあった、勲一等瑞宝章と、その賞状(御名御璽がありました)を見て、その御名御璽に感動してしまいました。「ああ、こんなモノをいただけるなんて、この人(澤田正弘さん)って、ほんとに凄い人なんだな」と思った次第です。

 彫刻の作品でなく、賞状で感動する私もどうかと思いました。

 梅園を一通り見終えたので、バスに乗って熱海駅に戻りましたが、その途中の熱海銀座のあたりでは、熱海桜が満開でした。熱海では、梅と桜が同時期に見頃になるんですね。何度も熱海はやって来ていますか、この時期に来たのは初めてなので、いい経験になりました。熱海桜は、ソメイヨシノなんかよりも、ずっとピンクが濃くて、きれいな桜だなあって思いました。

 熱海、良いところです。

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