“ひとこと”欄に書きましたが、ポケモンGOを休止しました。
ポケモンGOを始めたのが、2016年7月26日で、休止したのが、2020年9月29日ですから、4年2ヶ月ばかり熱心にやっていたわけです。
ちなみに、ポケモンGOは歩くゲームなんですが、私はこのゲームの中で、10124.7Km歩いています。約1万Km歩いたわけです。1万Kmと言えば、東京からだと、フランスのマルセイユとかイタリアのシチリア島やアメリカのシカゴやカンザスシティあたりになるそうです。結構歩いたなあ…。
休止した理由は…ポケモンに対する情熱と、歩きスマホの危険性を天秤にかけた時、これまではポケモンに対する情熱の方が上回っていたのだけれど、最近は、情熱も少しずつ薄れ、むしろ歩きスマホの危険性の方を重視しつつあるから…かな? おそらく、歩きスマホの危険性がなければ、まだまだポケモンGOをやっていると思います。歩きスマホは…いくら気をつけているとは言え、やっぱり危ないもの。
それにしてもいっぱい歩いたなあ。4年でマルセイユまで行けるほど歩いたんだよ。我ながらすごいなあって思いました。チリも積もればなんとやら…ですね。
ダメ、ノド声、絶対にダメ
私の歌は、しばしばメロディラインがフラットしてしまいます。そう、いわゆる“フラットシンギング”というやつです。
キング先生のところで学んでいた時は、こいつに常に悩まされていました。音感が悪いからフラットするんだ…と先生はおっしゃっていました。で、日常的に音叉を携帯し、事あるごとに音叉を鳴らして音感を身に着けなさいと言われて実行しましたが、音感も身につかなきゃ、フラットシンギングも治りませんでした。他にも、鼻が悪いからフラットする…と言われて、鼻うがいに勤しんだ事もありましたが、それでもやっぱり改善しませんでした。
今思えば、そんなやり方でフラットシンギングが改善するわけなんか、無いんです。
フラットシンギングの原因は、発声が悪いせいです。とりわけ、ノドが力むせいで、声帯の振動が抑えられて、それで音程がフラットしてしまうのです。だから、Y先生に変わった時に、先生は音程の事には触れずに、ノドの脱力を指導してくださったわけです。で、ノドの脱力が出来るようになるにつれて、音程も良くなってきたわけです。
フラットシンギングの原因はノド声にあります。全身全霊全力で歌うのがいけないんです。それはY先生の指導を受ける中で、少しずつ気がついたわけですが、ただ、理解したり気づいたりしても、そこから逃れることは容易ではないし、ちょっと気を抜けば、あっという間に、キング先生に習った発声に戻ってしまうという事です。
私にとって、キング先生に習った発声って、基礎基本になっているんですよ。
ほんと、意識やらメソッドやら、あれやこれやを変えていかないといけないわけですが、そう簡単にはできません。それでも、最近はだいぶ改善され、それを皆さんにご披露できると思っていたのですが…今年の発表会は失敗しちゃいましたね。失敗しちゃうってのは、本当は失敗じゃなくて、それが私の実力なんだろうと思います。
まだまだ、フラットシンギング…ノド声からは脱却しきれていないようです。残念。
今年こそは、もっと良い音程で良い歌い方ができる…と思っていたのですが、結果はダメでした、残念です。
フルートの重さ
フルートって、その材質の比重の違いで楽器の重さが変わります。その重さで鳴りやすさが変わります。
軽い楽器は軽い息で鳴ります。しかし、少し強い息になると音が割れます。重い楽器は、強い息でないと鳴りません。しかし、かなり強く吹いても簡単には音が割れません。それゆえ、初心の頃は、ある程度軽めの楽器で練習をして、カラダが笛吹きのカラダになってきたら、それぞれの筋肉の強さに応じた重めの楽器に買い換えるのが良いと思います。
私は現在、総銀の、それも割と重い楽器を使ってますが、それでもだいぶ、息的に、軽く感じるようになりました。お財布が許せば、もう少し重い楽器に買い替えたいと思うようになりました。
ジラーレ
ジラーレとは、声をぐるっと回して出す…というのはオカルト的な感覚的な表現だと思ってますが、これで出来る人は出来るので、表現としては間違っていないと思いますが、分からない人には分からないですよね。
私は、ジラーレって、クチの開き方の形の問題だろうと思ってます。クチを開けと言われると、口先を大きく開きがちですが、声楽ではそれはダメで、大切なのはクチの奥を大きく開く事。このクチの奥を大きく(上下にも前後にも)開く事を“ジラーレ”と呼ぶのではないかと言うのが、2020年現在の私の感覚です。
とは言え、私的にはクチを開くうんぬんではなく、やはりオカルト的な感覚でジラーレを遂行する事が多いですね。私の場合は「オペラ声で歌う」とイメージするとジラーレしやすくなります。オペラ声というのは、今の海外のオペラ歌手ではなく、少し前の日本のオペラ歌手たちに多く見られた発声…声を掘りすぎて発音が曖昧になって日本語も日本語に聞こえないような変な発声…をイメージすると達成しやすいのですが、これは私以外の人が真似ると、本当にちょっと前の日本のオペラ歌手たちのような発声になってしまい、たぶんダメだろうと思ってます(笑)。
そんなわけで、自分の声についてのジラーレの感覚というのは、自分なりに試行錯誤しつつ掴めたり逃してしまったり…と色々と悩みながら学んでいるわけです。
で、プロの歌手の声を聞いて「これがジラーレした声だ」と思うのは…実はかなり難しいとと思います。
実際のところは、その声がジラーレしているのかしていなのかは、その人の地声との比較でしか言えないと思います。ジラーレした声は、していない声よりも、深みがあり、ふくよかになると思います。ですが、それはあくまでも地声との対比であって、ジラーレしていないからと言って、やせたダメな声ってわけではないし、声がジラーレしていなくても歌手として通用しないわけではありません。
マリア・カラスの相手役として知られるディ・ステファノの声は、ジラーレとは縁のない開いた真っ直ぐな声だったそうです。音源を限りでは「そうなの?」とも思いますが、これも地声との比較の話なんだそうです。
それにジラーレは骨格との関係もあり、白人たちは意識しなくても勝手にジラーレした声になるという話もあります。ですから、日本人が骨格の違いを乗り越えて、白人のような声を出したいと思った時に、ジラーレを強く意識しないといけないのかもしれません。 ジラーレを意識して発声する時に、口腔の形が白人のそれっぽくなっている…のかもしれません。
クラシック系声楽は彼ら白人たちの民族音楽です。ですから、それらを歌う以上、白人のような声が必要とされるのは必然であり、我々日本人は白人たち以上にジラーレを意識しないと、彼らのような声にはならないのだと思ってます。
今月のお気に入り あなたが選んだ古関メロディーベスト30
NHKの朝ドラ「エール」の主人公のモデルとなった古関裕而のベストアルバム(?)を購入しました。もちろん、朝ドラを見て「こりゃあすごい作曲家がいたもんだ」と思ったからです。
古関裕而…私にとっては“欽ちゃんが司会をしていた家族対抗歌合戦の審査委員長”であって、なんかシワクチャなおじいちゃんであって、淡谷のり子と同じ、昔々の音楽家ってイメージで、どんな仕事をした人なのかってのは(私が子どもだった事もあって)あまり気にしていませんでした。
オトナになって、ドラマ「エール」を見て、自分なりに調べてみたら、なんかすごい作曲家のようなので、今回のベストアルバムを購入してみたわけです。
すごい作曲家でした。とにかく音楽のパターンが一つではなく、色々な種類の音楽を書き分けているんですよ。つまり“古関サウンド”って、ありそうで無いってのがすごいんです。
なので「この曲とあの曲の作曲家が同じ人?」って驚きがありました。
古関裕而という人は、おそらく超一流の職業作曲家なんだと思います。注文主の注文に合わせた最良の曲を作曲する…というタイプの作家なのだろうと思います。
だから、阪神の応援歌を書いた後、平気で巨人の応援歌も中日の応援歌も書いちゃうわけです。「長崎の鐘」がヒットすれば「○○の鐘」という似たようなタイトルの曲を連作しちゃうんです。別にディスっているわけではありません。むしろ褒め称えているんです。注文主の注文どおりに仕事をしていく…職人として一流の証拠です。
そう、古関裕而って作曲家は、芸術家ではなく職人だったのだろうと思います。そして、一流の職人の作品は往々にして芸術作品に昇華していくしていくものです。
そんな古関作品の良いところばかりを味わえるのが、このアルバムなんですよ。
今月の金魚
いい感じです、みんな元気です。この子達のために、夏中、エアコンを入れっぱなしにしたんだよね。何とか鬼門の秋を乗り切って欲しいです。
今月のひとこと
安倍首相が総理大臣をお辞めになる事になりました。2800日を越える在任期間だったそうで、本当にご苦労さまでした。で、次の総理候補として、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官の3名が有力候補として名前が挙がっていますが、個人的には河野太郎防衛相が次期首相に良いなあと思ってます。理由ですか? そりゃあ“ウチの殿様”だもの。湘南地域って、河野太郎防衛相のお膝元なんだよね(笑)。(2020年8月29日~9月1日)
“ウチの殿”こと河野太郎防衛相は、総裁選への出馬を見送ることにしたのだそうです。残念。まあ、勝てない戦いをして無駄に傷つくよりはマシな判断かな? 殿が属する麻生派は菅官房長を支持するんだそうです。たぶん、それが妥当なんだろうな。さて、安倍首相の次は、どなたが首相になるのかしら?(2020年9月1~10日)
次の総理は、マスコミによれば、ほぼ菅氏で決まりなんだそうです。なので、次の関心は、誰が次の官房長官になるか? なんだそうです。で、ウチの殿が、その候補の一人にに入っているそうですが…どうだろ?(2020年9月10~14日)
自民党の総裁に菅氏が決まりました。これで総理も確定だね。多くの人は、この後の人事に興味津々だろうけれど、私的にはきちんと働いてくれれば、誰が閣僚でもいいと思います。ただ、今度の総理大臣&内閣は、国民の信任を得ているわけではないので、近いうちに選挙をして、信を得てほしいとは思います。(2020年9月14~16日)
新しい内閣の顔ぶれがほぼ決まったようです。ウチの殿は“行政改革・規制改革担当大臣”のようです。要は“ぶっ壊し屋”ですね。いかにもあの方らしい役職です。どんな仕事をしてくれるのかワクワクです。(2020年9月16~23日)
最近は、何もないところでつまずきます。ううむ、年は取りたくないものだ。つまずくぐらいならともかく、転ぶようだと大問題だ。なにしろ、私は転ぶだけで骨折する自信があるからなあ…。(2020年9月23~29日)
今月は以上です。よろしくお願いします。
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