大晦日です。無事に2013年を終えられそうです、皆さん、ありがとう。感謝です。
今年の年始年末は、妻の足の調子が悪いので、割とおとなしくしています。超有名少年少女合唱団のクリスマスコンサートにも行かなかったし、第九を見送り、メサイアもパスしました。コンサートは楽しいのだけれど、なかなかバリアフリーってわけには行かないし、正直、車椅子を押すのにも飽きた(不謹慎でごめん)し、そんなわけで、家で溜まったビデオを見ている事の多い年の瀬を迎えております。
まあ、そんな生活も、むしろお金がかからなくていいかなって思ってます。それでも映画は行ったし(映画館はバリアフリーのところが多いし、コンサートほど人出も多くないしね)、絵を見にも行った(絵はゆっくり移動しても逃げないからね)。後、年が明けたらバス旅行に行こうかなって思ってます。バス旅行なら移動の面倒がないでしょ?
今年も、例年通り、私のこの1年を総括してみました。ちなみに昨年の総括記事は、こちらです。
1)妻のアキレス腱が切れました
今年はなんと言っても、これがナンバーワンですね。私が直接怪我をしたわけではありませんが、やはり心配は心配だし、生活には支障が出るし、散々と言えば散々でした。
でも、普段は体験できない事も体験できました。
世間のバリアフリー設備について考えるようになりました。階段は天敵ですが、スロープは友人、エレベーターは味方です。またトイレも身障者用トイレ(最近では“みんなのトイレ”とも呼ぶらしいです)の有無についても考えるようになりました。
JRはバリアフリーに関しては、かなり良い状況にあると思います。私鉄も割と頑張っていると思います。映画館もいい線いっていますが、コンサートホールとなると、古いところはかなり厳しいですね。レストランは、ファミレス系はまあまあですが、オシャレなお店はかなり厳しいです。普段の買い物だと、狭い店内にぎっちり商品を詰め込んでいるような店はアウトです。
「昔なら御用聞きって人がいて…」と残念がっていたら、今の時代はネットスーパーというものがあって、ちょっとした買い物なら、注文して数時間後に最寄りのスーパーから品物を宅配してくれるサービスがあるんですね。これは便利です。数日後でもかまわなければ、普通にネットの通販を利用すれば問題ないしね。
世の中、案外、なるようになるものですね。
2)歌が上達していることを実感しています
8月の発表会、10月のクラシックコンサートを通して、私は自分の歌が上達している事を実感しています。まあ、こちらのブログでは、結構叩かれましたが、今となっては別に気にしていません。そりゃあまあ、どこに合格ラインを置くかで評価ってのは変わるわけだけれど「昨日の自分に今日は勝つ」というのが私の基本姿勢なので、そういう点では、あれだけ叩かれた私の音源だって、キング先生時代の音源と比べれば、どれだけマシな事か!「よくぞ、ここまで歌えるようになった…」と思っているくらいです。
まあ、まだそれでも、世間的な評価では、まだまだだと言うことは知ってます。
ちなみに私がアップしている音源は、取って出しの、ノーミックスの音源です。エコーすらかけてません。本当に生の録音データから、ただ単に切り出しただけのものです。
教えていただいたのですが、昨今の音源ってのは、音程とかリズムとかに乱れがあったら、それらを修正してアップするのが、もはや当たり前なんだそうですね。だいたい、音程修正程度なら、市販のDAWソフトの標準プラグインで対応できるそうで…時代は進んでいるんです。道理で、最近のアイドル歌手たちが、昔の方々よりもお歌が上手になられたはずだし、ニコ動等の歌い手の皆さんが、頂点から底辺(失礼)まで揃いも揃って天才歌手揃いなのも納得です。
しかし、あまり音程やらリズムやら直してしまうと、人間の歌声なのに、まるでボカロのような歌声に聞こえてしまうのは、なぜなのかしら?
それはともかく、音程とかリズムとかを無修正のままアップしている私の音源など、ある人たちに言わせれば「信じられない~!」のだそうです。まあ、それが世間の常識ならば、私の音源なんて常識はずれもいいところで、そりゃあ文句の一つや二つあるでしょう。
でもね、私は音源の完成度を上げるよりも、私自身の完成度を上げて行きたいと思っているんです。それにだいたい、ニコ動の歌い手の方々とは、歌のジャンルが違うわけだしね。ま、歌に関しては、時間をかけて、ゆっくりと上達していきたいと思ってます。だから、まだまだ当分の間、音程もリズムもズレッぱなしの音源をアップしていきますが、そういう事なので、皆さんも長い目でみてやってください(って、厚かましいね:笑)。
でもね、ほんと、歌は上達しているんですよ。
録音データーでは、なかなか分かりづらいでしょうし、音程とかリズムとかは、確かにマダマダだけれど、元々持っている声量に加え、最近の私は、声に深みが出るようになりました。これって大切な事でしょ? それに音程だって、以前よりは多少はマシになったでしょ? それに音域も広がっているし、何と言っても、結構楽に歌っているんです。以前は、歌うたびにノドも頭も激痛が走ってましたが、今は全くそういう事はありません。歌うことが楽しくてしょうがないんですよ。
来年は、さらにさらに上達していきますよ。
3)また、新しいピアニストさんを見つけた
昨年、ピアニストさんを見つけたと書きましたが、その方は、今は外国に行っちゃって日本にいません、残念です。そこで色々と手を尽くしたところ、また別のピアニストさんを見つけました。で、その方と10月のクラシックコンサートに臨んだわけです。
元々のピアニストさんも、やがて帰国するでしょうし、伴奏を頼めるピアニストさんが二人もいるってのは、なんかうれしいですね。
4)アルテはこれだけ進んだ
今年のアルテは、15課6章のAs-durから始め、15課10章のCis-durまで進みました。1年かけて、たったの8ページです。でも昨年は6ページしか進みませんでしたから、そういう意味では、今年は上出来です。とにかく、アルテ1巻は最終章に入ったわけだしね。残りは4ぺージ。しかし、この4ページが遠いのですよ(涙)。まあ、なんとかして今年中にアルテの1巻を終わらせたいです。
ミニヨン・エチュードは18番から始めて、最後まで到達して、ミニヨン終了です。さっそくプチ・エチュードに移って、ただ今、2番と戦っている真っ最中なわけです。こちらのエチュードはさすがに来年中に終わるというのは…無理かな?
とにかく、亀の歩みですが、フルートも順調に前進しております。
問題は、エチュードは進んでも、実力の方はいかが?ってところでしょうか?
その点に関しては、はなはだ心もとない気分です。なにしろ、フルートに関しては、実力を試す機会がほとんどないからなあ…、今の自分の実力はどれくらいなのか、わかんないんですよ。でも、アルテ1巻ってのは、早い人で1年かからずに終了するものらしいですからね。そいつにまだまだかかっているって事は、私のフルートの腕前は、相当にダメダメなんでしょうね。それはちょっと残念です。
これだけ頑張っても、人前で吹けるレパートリーが今だ無い私です。ああ、そこも残念なところだな。
5)ヴァイオリンは辞めてしまいました
ヴァイオリンに関しては、今年の2月に挫折宣言をしました。なので、もう、ヴァイオリンでエチュードを弾く事はありません。
それでもまだ、ヴァイオリン自体は部屋に出しっぱなしなので、たまに担いでは、チョロチョロと遊び弾きをしています。声楽の曲のメロディをヴァイオリンで弾いて、譜読みをしていたりします。譜読みに使う楽器としては、キーボードが一番良いのですが、音程が微妙なところはヴァイオリンの方が分かりやすいですね。特に、音程を広めに取った方が良いか、狭めにとった方が良いかは、ヴァイオリンで弾いてみると一発で分かります。そんなふうにヴァイオリンを活用しています。
6)社交ダンスは残念なことになってます
社交ダンスは、記事の方が3月で終わっています。つまり、それ以降、まるっきし踊っていないって事なわけです。
確かに、4月以降の私は破格に忙しくなったし、なかなかダンスどころの騒ぎではなくなってしまいました。私とダンスが出来なくなって時間をもてあました妻は、バレーボールに夢中になって…アキレス腱切ってしまいました。
なんかストレスフルな上に運動不足な私です。
で、社交ダンスは諦めたわけじゃないけれど、踊るタイミングが見つけられません。とにかく、休日はひたすら休養を取るのに忙しいのです。でも、体重の事を考えると、やはり少しでもダンスを踊った方がいいのかなあと思うので、妻の足が治り次第、また社交ダンスを再開したいです。
少し前まで火曜日の「ヒルナンデス」で社交ダンスのコーナーがあったでしょ? あれを毎週見ていました。なんか、また踊りたいという気持ちがムクムクと盛り上がってきました。
しかし妻の足が完治するのは、おそらく来年の春以降だろうから、それまでこのモチベーションを維持することができるかな?
7)金魚たちの入れ代わり
今年のお正月のメンバーは、サクラ、ハナジロ、ナゴン、キキョウでした。
サクラは、今年も相変わらず元気ですよ。サクラは2010年の初夏に我が家に来ていますから、明日で4回目のお正月です。結構な古株になってますね。
ハナジロは今年の7月に星になり、代わりになってきたのがホノカです。無論、ホノカは我が家での始めてのお正月を迎えるのです。
ナゴンは、去年(2012年)の9月に我が家に来てますから、明日で2度目のお正月になりますが、どうやら転覆したまま越年しちゃいそうです。
キキョウは、ナゴンの少しあと、2012年11月に我が家に来てますから、ナゴン同様に2度目のお正月を迎えるわけですが、こちらは元気マンマンで越年です。
金魚界は以上ですが、緋ドジョウの方は、8月にシッポナが、10月にガリが星になり、残りはチビ(2007年以前からいます)とラズ(2012年7月)の2尾だけとなりました。年頭には4尾いた緋ドジョウが、今や2尾です。寂しくなりました。
エビの方はずっとヤマトヌマエビが1尾です。この子は、いつから我が家の水槽にいるのでしょうか? エビは個体識別がつかないので、はっきりしないのですが、一番最近にヤマトヌマエビを水槽に導入したのが、2010年の夏ですから、今いる子は、この時の子か、あるいはもっと以前からいた子なのか…。つまりサクラと同期か、あるいはもっと古株の子って事になります。
貝類は、タニシは…分かりませんねえ。まあほとんどが、今年の子ですが、昨年我が家に来た子もいれば、一昨年の生き残りもいるでしょうからね。ただ、同じ貝類でもイシマキガイたちは、このブログを始めて以降は導入していませんから、今いる子たちはこのブログ以前から我が家の水槽にいる子って事になります。緋ドジョウのチビと同じか、もっと以前から我が家の水槽にいるわけです。
今年の金魚は、ハナジロ -> ホノカと変わっただけで、あとは昨年からの引き続きです。メンバーの入れ代わりが少なかったと言うのは、なんかうれしいです。これからも、なるべくメンバーを変えずにいきたいものです。
8)ダイエットのまとめ
ダイエットは、最後にブログに載せたデータがこれです。
体重:108.6kg[-1.0kg:-3.6kg]
体脂肪率:31.1%[+0.2%:+0.1%]
BMI:34.3[-0.3:-1.1]
体脂肪質量:33.8kg[-1.1kg:-2.0kg]
腹囲:106.0cm[-2.0cm:-3.0cm]
[先週との差:2013年当初との差]
結局、1年色々とあったものの、昨年の年末と比べると、若干巨大化しているものの、大きく変わってません。そういう意味では安定していました。これからお正月を迎え、きっとまた4Kg程度増えるんだ…なにしろ、お餅を始め、美味しいものばかり食べて、ゴロゴロ過ごすわけだからね。
しっかし、毎年言っていると思うけれど、なんとか体重を100Kgにしたいものです、それも健康を維持したまま…ね。
9)様々なマシントラブルに遭いました
一番の痛手は、真夏の暑い時期に書斎のエアコンが壊れた事。「冷房が無いのは、空気が無いのも一緒」といつも私は言ってましたが、ほんと、真夏の暑い時期に冷房が無いのは、空気がないのと同様、健康が危機に瀕するほどの出来事でした。
Windows8に乗り換えたのも、ある意味、マシントラブルの一種かもしれません。とにかく、愛するWindowsXPが使用できなくなるのでは、Windows8に切り換えるのも仕方ないです。でもね、本音で言えば、私はあと20年くらい、WindowsXPのままでもよかったんですよ。だって、不自由していなかったもの。それどころか、Windows8にしてからの方が、色々と困ってます。だって、Windows8って、あんまり使いやすくないんだもの。
それと、これはWindows8とは直接は関係ないかもしれないけれど、Windows8にして、しばらくしてから、パソコンのハードディスクの調子が一時的に悪くなりました。システムの入っている方はなんとかリカバリーできたけれど、データの入っている方が吹っ飛んでしまいました。まあ、吹っ飛んだとは言え、そこにあったデータは、今となってはほとんど使用しない“想い出深いファイル”ばかりだったから、実害はさほどないと言えばないのですが…ちょっぴりセンチメンタルな気分になった事は事実です。
10)今年も幸せな私でした
2012年の私は、年の始めに、プロフィールの1行紹介で、以下のように書いてます。
2013年の私は「平穏無事が一番」をモットーにしたいかなあ…って思います。いやあ、2012年は、色々ありすぎました。声楽の先生が代わったし、吹奏楽部の顧問なんて始めちゃったし、仕事の上でも新しいプロジェクトを二つも立ち上げちゃったし…。だから、年末は過労で倒れるんだい! 『私が倒れても、私の代わりはいくらでもいる』のは事実だけど、それは仕事や趣味の世界の話であって、私の家族にとっては、私の代わりはいないわけだから、妻や息子のためにも、もう少し我が身と我が心を大切にしたいかな…なんて思いました。新しい一歩を踏み出すよりも、今あるものを大切にし磨き育てる。そんな一年にしたいと思います。
こんな文章を書いたにも関わらず、4月になると、仕事の方の状況が色々と変わり、吹奏楽部の顧問を辞め、自分が立ち上げたプロジェクトも次の人に引き渡し、私自身は自分が動くのではなく、物事を決定して人を動かす立場に変わりました。
平穏無事どころか、忙しさで我を見失いそうな日々を過ごしてしまいました。その分、趣味もパワーダウンせざるをえませんでした。
とにかく、今は「健康第一」です。マジメな話、私が倒れると、職場はストップしてしまいかねない状況になってます。私が健康でいる事は、今や私の仕事の一部とまで言えるでしょう。「健康第一、家内安全、無病息災」です。
妻はアキレス腱を切るという大怪我をしましたが、命に別状はありませんでしたし、アキレス腱の方も少しずつ回復しています。息子君はただ今受験生です。まあ、過分な期待はしていないつもりです。彼の能力にふさわしい学校に進学できれば良いのではないかと思ってます。
まあ、忙しすぎて、あまり楽しめなかった1年でしたが、それでも妻とは仲良く暮らしていますし、忙しい忙しいと言ってますが、それでもまだ仕事に殺されていません(笑)。
総論で言えば、結局今年もやっぱり幸せだった…のではないでしょうか?
なにしろ、この厳しい世の中で、明日のオマンマの心配をせずに毎日を暮らせたのですから、本当に恵まれていた私だと思います。
あえて言えば、昨年のこの時期は、まだ裸眼でパソコンに向かっていたと思います。今は老眼鏡をかけないと、パソコンの画面がよく見えません。かなり大きなフォントを使って、画面とは約50cmほど離れているのですが、もはや50cmの距離では近すぎてピントが合わなくなっているのです。
老化現象は不幸ではなく、不便と考えてます。まあ、これからは日々、色々と不便になってくるんだろうなあって思ってます。
それはさておき、今年も一年間、老犬ブログをごひいきくださり、誠にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント
こんばんは。やっとお正月迎えの準備が、終わりました。
>総論で言えば、結局今年もやっぱり幸せだった
この想い、すとんさんとまったく同じです。
「総論で言えば」、というところが特に。
細かいことを言えば、あることでめちゃくちゃ腹が立ったり、落ち込んだり、投げ出したくなったり、いろいろと幸せとは言えない日々もありましたが、やっぱりいつものように?すべて乗り越えて来られましたし、いつものように飛び上がるほどの幸運や喜びごとは一つとしてなかったけど、平凡で毎日幸せな眠りにつけた日のほうが圧倒的に多い一年でした。
落ち込んでいるときに、すとんさんのブログでずいぶん勇気づけていただきました。すとんさんもがんばってるし、私もがんばろう、という感じです。
なんだか身体の大きな重たそうな方がいっしょうけんめい歌を歌ったり、笛を吹いたりしているイメージが、半分以上おばーさんに近づきつつある自分が、ピーピーと笛を吹いている今と、本質のありようが似ているようで、親近感と励まされ感をいただきました。
フルート、上達してるのかしてないのか、自分では判断つかないけれど、たしかに譜読みは確実に速くなってきましたし、それに、自分の好きな曲の傾向が、だんだんフルートオタクっぽくなってきたのもちょっとうれしいこの頃です。来年もこのブログを楽しみに読ませてください。よいお年を。
だりあさん
そう、大切なのは『総論で言えば』なのかもしれませんね。細かく見ていけば、人生には色々あります。でもね、昔の人はいい事を言いました。「終わりよければすべて良し」 年の終わりが無事に迎えられるなら、もうそれだけで、それまでの一年が良いものになっていく…んだと思います。
あけましておめでとうございます。