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門下生なのに、不参加不参加で申し訳ない

 フルートのレッスンに行ってきました。

 レッスンの始まる前に先生から二枚のプリントをいただきました。一枚は、門下のフルートアンサンブルの演奏会のご案内。もう一枚は、夏合宿のお知らせです。

 フルートアンサンブルの方は、H先生の門下生だけで作っているフルートアンサンブルがあって、そこの定期演奏会のお知らせなんです。なので、私も新参者とし、その演奏会に観客として参加するべきなんでしょが、その日は、息子君の運動会とブッキングしちゃったため参加できません。もう一枚の、夏合宿の方は、どうしても抜けられないお仕事があるのでダメ。結局、両方とも参加できません。せっかくの門下の集まりなのに、参加できなくて、とても心苦しいです。

 さて、今回のアルテの戦績は、二勝二敗と言ったところでしょうか?

 15課1章5番「C-durのクロマティック」は合格です。ま、一週間越しだからね。

 6番(A mollの最初の課題)もクリア。ま、楽勝ですね。

 7番と8番「A mollのスケールとアルベジオ」は不合格。どうも、高音ソ#-ラ-ソ#のところでヘマをし、それが癖になっているようです。どういう癖かと言うと、最初のソ#でGisキーを押さえるじゃないですか? で、次のラでGisキーを外すわけだし、そのつもりなんだけれど、この外し方がちょっと中途半端で、指を置いたまま吹いちゃう時が、どうやら、あるらしいんですよ。それで不合格です。…ここで、Gisキーに指を置いたままか、あるいはきちんと離しているかなんて、耳で聞いていると、そんなに大きな差じゃないと思うんだけど、先生には一発でバレます。テヘっ。あと、7番で出てくる高音シが発音があまり美しくないのもダメな理由の一つですね。

 と言うわけで、高音のソ#、ラ、シ、あたりの運指が若干こんがらがっているのが不合格の理由です。だって、このあたりは、普段は使わない運指だもんねえ…。もっと自宅で練習してきなさいって事です。なので、今回は宿題が増えませんでした。G-durは「調が違うから…」と言われて宿題になりませんでした。おそらく、A-molを倒しきってからでないと、取り掛かれないのではないかなって思います。

 ミニオン・エチュードは相変わらず苦戦しています。どうも、スラーがダメです。中音レの運指が時折ダメです。それに加え、やっぱりタンギングがノー・グッドのようです。

 私が普通にしているタンギングは、どうやら先生には“ブレス”に聞こえるらしく、私がタンギングをするたびに「ブレスをしない!」と注意を受けます。実際、ブレスはしていないのですが、タンギングする直前の一瞬に音が切れる(一応、音をためているわけです)のがダメみたいで、普通のタンギングをやめてソフトタンギングをすると、普通のタンギングだと思ってくれるようです。これは、すべてのタンギングをソフトタンギングに読み替えればいいので、慣れれば楽勝ですが、強いタンギングが癖になっている私は、全編ソフトタンギングで演奏しないといけないわけで…結構かったるい(謝)です。ま、努力目標です。

 一通りの注意があった後は、また先生と一緒にミニオン・エチュードを吹きました。先生と一緒に吹くと、ちょっとのリズムや音程のユラギがよく分かるので、これはこれでいい勉強になります。

 「次の曲は譜読みしてきた~?」と聞かれたので「一応、大雑把に…」と答えたら「譜読みに大雑把はありません。最初からきちんと正確にできるように譜読みをしてきなさい」と注意されました。最初の最初から完璧目指して練習して来いって事ですね。

 それと「譜読みをする時は、指の動きや音符の流れで覚えちゃダメですよ。一音一音を切り離して、しっかりやってきてください」と言って、先生がエチュードの2番を模範演奏をしてくれました。そう言えば、先生の演奏をまともに聞くのは今回が始めてかもしれません。さすがにプロの演奏家だけあって、ぶ太い音でフルートを吹きます。いかにも“ゴールドフルートでございます”という音でした。ま、CDで良く聞くフルートの音と言うと、想像がつくかな? やっぱり、クラシック系の人は、こういう野太い音のフルートが好きなんだろうね。

 つまり、これは「2番を練習してきなさい」って事だな。うん、ガンバロ。

 最後はロングトーンでした。今回は次の生徒さん(私のほんの数秒後に入室してきたので、私のレッスンの間中、ずーーーーっと、そばで待ってました。ごめんね、待たしちゃって…)と一緒に、三人でやりました。やっぱり第三オクターブはうねりますね。それはともかく、今回のロングトーンはアゲハがビリビリと振動してくれて、楽しかったです。やっぱり管体を振動させて吹くと気持ちいいよね。

 それにしても、30分レッスンは、本当に短いです。あっと言う間だよ。

コメント

  1. めいぷる より:

    時間設定時間制限なしって、最初にほんの僅かだけ教わったせんせーとおなじです。待っている間や終わった後他の人のレッスン見学しているのも勉強になりましたよー。

    そのアンサンブルの演奏会は、やはりそっちの方なのでしょうか? せめて横浜あたりまで上京してくださると聴きに行ってみたいのですが…、反対に馬入川を超えるとか(笑)。

    タンギングは、、、、金太郎飴のように息を同じ様に持続しているのを包丁で切るだけですよぉー。タンギング毎に各音を作り直すとブレスしているように聞こえます。 頑張ってくださいねー!

  2. おざっち より:

    高音部のソ♯ ラ シ は確かに指使いが難しいですね。それに出しにくい音なので、私も苦手です。私の先生にこういうことを言うと、「な~に言ってるんですか、留学していた時の先生からは、低音ドと レ♯の速いトリルを、完璧になるまでやらされたんですよ」なんだそうです。いずれにせよ、小指を速く動かすのが苦手な私には、そんなの絶対無理です。

    クラシック系の奏者は確かに「野太い音」を出す人が多いかもしれません。私の感じ方では「濃密でクリーミーな音」と表現した方がいいかもしれません。ジャズやポピュラー系では、少しハスキーな感じの音で、あまりビブラートをかけないみたいですね。

  3. すとん より:

    >めいぷるさん

     馬入川どころか、かなり温泉地の方です(笑)。マジ、遠いよ(爆)。先生は、そっちが本拠地なので、発表会とかも、そっちでやるようなんです。ま、いくら遠くても、たまに行くなら旅行気分でいけますから、どって事はないのです。ちなみに、夏合宿は、米どころでやります(こっちも遠い、おまけに暑い:笑)

    >タンギングは、、、、金太郎飴のように息を同じ様に持続しているのを包丁で切るだけですよぉー。

     そうそう、今、まさにそれを実感しながら練習してます。この包丁をきちんと決められたところで、スパスパ入れていくのが、まだまだ難しいのです。

    >タンギング毎に各音を作り直すとブレスしているように聞こえます。 

     あははは…、なぜ、知っている?!

     とにかく、四の五の言わずに、やってます。

  4. すとん より:

    >おざっちさん

     クラシック系とジャズ系の音色分析は、おざっちさんのおっしゃる通りかもしれません。で、美しいのは概してクラシック系の人です。ジャズ系の人は、美しさよりも、反射神経の速さとか即興性で勝負をしている部分があると思います。これは、善し悪しではなく、音楽の性質の違いに起因するものだろうと思います。

     私が思うに、美しい音色と豊かな即興性の両方兼ね備えられたら、鬼に金棒なんだろうと思います。「目指すなら、そこだよなあ~」と思ってますが、今のところは、単なる戯言でしかないです(汗)。

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