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自分の個性を受け入れた上で楽しむ

 これは何もクラシック声楽だけの話ではなく、すべての趣味に関して言えることだろうと思います。

 趣味である以上、何であれ楽しんだもの勝ちです。楽しくなければやる意味がありません。趣味なんだから、義務感とか責任感とかでやっちゃあいけません。楽しさ優先、楽しさファーストです。

 で、その楽しさは「自分のとっての楽しさ」であれば、それで良いのです。たとえ他人に理解されなくてもいいし、他人を羨んでも仕方がないのです。「うひひひ…」と一人でほくそ笑んでいられるような趣味こそが良いのかもしれません。

 でも現実問題として、趣味だからと言って、いつもいつも楽しくて、笑っていられるとは限りません。趣味であっても、人間関係の面倒くささから逃れるのは難しいかもしれませんし、自分がやりたい事と出来る事の乖離に悩むかもしれません。

 人間関係の話は、今回はパスします。やりたい事と出来る事の乖離について考えてみたいと思います。

 歌関係では、この乖離問題って、結構大きいかなあ…と思います。

 一番顕著なのが「歌が好きだけれど、音痴」ってパターンね。歌いたいんだけれど、自分が思ったとおりには歌えないし、人前で歌うと笑われて悲しい…ってヤツです。まあ、一人カラオケを趣味にすればいいじゃんって思うけれど、一人カラオケは淋しいんだ、聞いてくれる人がいないと嫌だ…って言われちゃうと、どこで手を打てばいいのか、私には分かりません。

 合唱をやりたいのだけれど、声が大きくて嫌われて追い出されてしまう…というのも、割とある話です。そういう人は、声が大きな人ばかり集まっている合唱団に行くか、短期の臨時合唱団(第九合唱団とかね)で歌うか、私のように合唱を辞めて独唱の世界に来るか…せっかく、声が大きいという才能があるんだから、それを生かさないと勿体ないね。

 男性だけれど、女性の歌が好きで、裏声で歌って気味悪がられてツラい…とかだと、それこそ一人カラオケだよ。他人に気味悪がられたとしても、裏声で歌がきちんと歌えるなんて、そりゃあすごい才能だね。あなたさえ良ければ、古楽の声楽…カストラートの曲が歌えるかもしれないよ。それはそれで、新しい世界の扉が開いちゃうかもしれない。でも、歌いたいのはそういう曲じゃないわけでしょ? だったら、自分が好きで楽しくなる方向で、一人で楽しむしかないんじゃないかな? ある意味、それって“声の女装”だもの。他人から理解されると考えない方が良いでしょう。だから、誰にも迷惑をかけずに、一人で楽しむのが良いのかな?って思います。

 要は、自分は何者なのかって事を知っておくのが大切です。そして、そんな自分がすっぽりとハマれるモノを見つけて、それを楽しむってのが肝心です。

 若い時なら、自分を訓練して変えて、新しい世界に飛び込むって事ができますが、年を取ると、自分を変えるのは難しいです。訓練しても、なかなか身につきません。新しい事を始めるのが苦手になってきます。だから、自分に出来る事と出来ない事を見極め、自分がやりたい事と出来る事の一致点をさがし、時には妥協もして、より楽しい事を求めていく…というのが、大切なんだろうなあって思います。

 あれもこれもはできないのが、年寄です。大きな欲は、いい感じで、投げ捨てて、身の丈にあった欲をとことん舐め尽くす覚悟でなきゃ、幸せに生きていけないよ。

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