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眉毛に注目!

 声楽のレッスンに行ってきました。

 ハミング&発声練習は、いつもどおりですが、今回は、眉毛を意識して発声するように言われました。

 前回のレッスンでは頬肉を意識しましたが、今回は眉毛です。実は私、眉毛は結構動きます。腹筋も頬肉も軟口蓋も、動きが悪い私ですが、眉毛はとてもよく動きます。ほんと、自由自在なのてす。理由は分かりませんが、眉毛を動かすのは、得意です。

 なんでも、眉毛と軟口蓋は、ゆるく連動しているそうで、眉毛を動かして歌うと、軟口蓋もそれにつられて動きやすくなるのだそうです。軟口蓋が鈍い私にとっては、眉毛を積極的に動かすのは、大切なことかもしれません。

 ですから、歌いながら、音程の上昇に合わせて眉毛を上げていき、下降音型でも眉毛は高いところにキープしたまま歌うのです。上昇音型に合わせて眉毛を持ち上げていくのは簡単ですか、下降音型でも眉毛を高めにキープするのは、簡単にできますが、そのまま歌うのは、なんか違和感を感じます。

 眉毛を動かしながら、腹筋も動かしていくのですが、その際、眉毛と腹筋の動かす順番に注意しないといけません。常に腹筋の動きを先行させないといけません。

 音程の上昇に先んじて腹筋を動かし、腹筋がトップに入ったあたりから、眉毛を動かしていきます。こうすると、眉毛の上昇に伴って、響きのポイントも上昇していきます。これを逆にして、眉毛を先行してしまうと、響きのポイントはあまり高くならないのです。

 考えてみるに、響きのポイントを高くするのは、やはり腹筋の動きなのだろうと思います。では眉毛は…と言うと、ある程度高くなった響きの場所を、さらに薄くして、声を軽くしていくのだろうと思います。

 また、息の吐く量について考えないといけません。

 息は吐きすぎてはいけません。吐き足りなくてもいけません。常に適切な量で、必要にして十分な量の息を吐かないといけません。

 息の吐く量が少ないとノドが鳴らないのでダメです。しかし、息を吐き過ぎてしまうと、ノドが鳴り過ぎて声帯に負担が掛かってしまって、声が割れてダメになってしまいます。ですから、ノドが鳴るギリギリ最低限の量を適量と心得て、息を吐かないとダメなのです。

 息を吐くスピードにも気をつけないといけません。息を吐くスピードは、歌う音程によります。高い音程では、速いスピードで息を吐かないといけませんし、低い音程では、ゆっくりだけれど、力強く息を吐かないといけません(つまり、強いトルクの息を吐くわけです)。

 息を吐く量は腹筋でコントロールしないといけませんが、息を吐くスピードはクチビルで制御しないといけません。なので、高い音程になるほど、クチを縦開きにして、息を吐き出せる面積を狭くして、息のスピードを上げていくわけです。

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