声楽のレッスンに行ってきました。もちろん、何の自宅練習もせずに…です(笑)。発表会も迫ってきているのに、一体何をやっているのでしょうね、私。とにかく、声は出していないと出なくなってしまうので、声のメンテのためにレッスンに行っているようなつもりで、レッスンに行ってきました。
とにかく、発声練習です。2週間ぶりに大きな声を出すのは、気持ちいいです。それにしても、2週間歌わない生活をしても、あまり声が衰えない私は、やっぱり強いノドをしているんでしょうね。あ、声帯は衰えなくても、腹筋は確実に弱っています、弱々です(涙)。
さて、一通りの発声練習を終えたところで、さすがに、発表会の準備に取り掛かる事にしました。
まずはドニゼッティの「Spirto gentil/優しい魂よ」です。もちろん、譜読みなんてしていません。まずは全くの初見で歌ってみました。知っている曲とは言え、初見はやっぱり厳しいですね。イタリア語読めないし、音も取れないし…。
それでも通して歌ってみたところ、一箇所を除いて、まあまあ歌えそうという事で、先生的には安堵のようです。歌えないところは、Hi-Cの箇所で、そもそもここは歌えないのが前提なので、何らかの対策をしないといけないところだし、それ以外は私の努力(主に歌い込み)でどうにかできそうなので、モチベーションが持ち直す事を期待して、発表会に向けて準備をしていきましょう。モチベーションが持ち直さなければ、舞台に譜面を持ち込んで、初見で歌えばいいのです。別に発表会は演奏会じゃないんだし、歌えなくて恥をかくのは、私だし…ね。
で、懸案の曲目が決まっていなかった歌曲に関しては…これから新曲に取り組むほどのモチベーションが私にはないので、結局、今歌っている、ブッツィ=ペッチャの「Lorita/ロリータ」に決定しました。私的には、この曲は難しい(ある意味、ドニゼッティより難しいです)ので、到底発表会で歌い切れるとは思ってませんが、先生的には「歌えないはずはないのだけれど…」という見立てのようないで、ひとまずこれに決定です。
要は、私に声楽の練習モチベーションが復活して、まともに練習できるようになれば、歌えるかもしれないし、そうでなければ、残念なまま舞台に上がればいいって事なので、私、腹をくくる事にしました。
とにかく、自分でもビックリするくらい、練習モチベーションが下がっているのです。歌とか嫌いじゃないんだけれど、なんか練習したくないんだよね。やりたくないのに、無理してやっても意味ないので、開き直って、サボり続けているわけだけれど「これでいいのだろうか?」と思う気持ちもないので、たぶんこれでいいのだろうと思ってます。
物事はなるようにしかならないのです。ケ・セラ・セラ。
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コメント
こんにちは
ドニゼッティの「Spirto gentil/優しい魂よ」いいですね!
僕も歌ってみたいけど高音域あんまり出ないので厳しそう..
ショウさん
私も高音域は苦手ですよ。でもこの曲は譜面通りでもHi-Cが1回、バリエーションを使って歌えば、さらに出てくる回数が増えたりもします。
私は基本的に譜面通りに歌うつもりですが、Hi-Cの箇所については、なるべく頑張る方向ですが、ダメそうなら、Hi-Cを使わないバリエーションもあるので、そちらで歌う予定でいます。まあ、一種の逃げを打つわけですが「逃げたっていいじゃん、趣味のお爺ちゃんなんだから(笑)」と開き直るつもりでいます。
もっとも逃げずに撃沈するかもしれませんが、そちらでも「撃沈したっていいじゃん、テノールだもん」と思ってます。テノールなんて、リスク背負ってナンボでしょ? へへへ。