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私の人生を変えた映画[2010年5月第4週・通算16週]

体重:105.6kg[-2.4kg:-2.9kg]
体脂肪率:32.0%[-0.4%:-0.8%]
BMI:33.4[-0.7:-1.1]
体脂肪質量:33.8kg[-1.2kg:-1.9kg]
腹囲:104.8cm[-0.2cm:-0.5cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 …ラ・フォル・ジュルネ企画のために、三週間ほど間が空いてしまいましたが、また今週からダイエット企画を再開します(笑)。

 中断中に実は色々ありました。一番大きな出来事は「ゴールデンウィークは食べすぎて、体重がほぼ110Kg近くになった」という哀しい事実が…。私の場合、過去の経験から言って、125Kgまでなら健康でいられます。体重が130Kgを越えると…さすがに体がその体重を支えきれなくなり、筋肉骨格系にも内臓系にも色々と支障が出てきます。簡単に言うと「130Kgを越えると、いきなり万病が噴出する」というわけです。なので、体重は何があっても125Kgまでに押さえないといけないのですが、段々と余裕がなくなり、やばい状況になってきました。

 それと、ある事情も重なって(その件については明日、アップします:笑)、ついに真剣にダイエットをする事にしました(え、今まで真剣じゃなかったの? いえいえ、そういうわけじゃないんですけど…:汗)。

 そふくしダイエットは方法としては間違っていないのですが、ただ、即効性がない事と、無理せず楽をしてやせる方法なので、イベントなどが重なるとついつい太ってしまうのが欠点です。今回のダイエットは時限性というか、締め切りが決まっていますので、そんな即効性のない方法は使えません。今回からダイエット方法を変えました。

 今やっているダイエット方法は「おたびダイエット」。即効性はある代わりに、多少の無理があって、長期間やり続けられない方法です。ただ、今回は締め切りがあるので、やむなくこの方法で行います。

 …というわけで、約半月で約4Kg落としました。スタートダッシュとしてはまあまあかなって思ってます。この調子でしばらく「おたびダイエット」に励む予定です。

 ニンジンをぶらさげられた馬の気持ちです…。

 というわけで、今週のエッセイです

 今週のタイトルは「私の人生を変えた映画」でして、なんか重い話をするのかと思いきや、別にそれほどの話ではありません。前もって、言い訳しておきます(汗)。

 皆さんは映画はお好きですか? 私は自宅から徒歩10分のところに映画館があるため、よく映画を見ます。楽しい映画もあれば、それほどでもない映画もあります。

 見た当初はそれほど心に残ったような気がしなくても、あとでよくよく考えてみると「あの映画を見たおかげで、それまでとは何かが変わったなあ…」と感じさせる映画って、ありませんか? 私、あるんですよ。今日は、そんな映画の話。

 で、それは何という映画かと言うと「UDON」。邦画です。

 2006年夏(もう4年前になるんですね)に公開されたコメディ映画です。監督は「踊る大捜査線」の本広克行監督。主演はユースケ・サンタマリアと小西真奈美。一応、興行収入は13億円だそうで、ヒット作と言っていいんじゃないかな? 皆さんはご覧になりましたか?

 映画の内容は、前半は、讃岐うどんがブームになるまでをリアルな情報を交えながら描き、後半は主人公とその父親の心のふれあいと和解がテーマとなります。で、私の人生を変えたのは、前半部分の「うどんがブームになるまで」の部分(笑)。こっちなんですねえー。

 実は私、これでも関東の人間なんで、うどんという料理を、実は馬鹿にしていました。腰のない柔らかくて消化のよさそうな麺と、濃くて辛い汁。腹持ちが悪いくせに、値段は高い。その割には、かっこ悪くてダサイ食事。そんな風に思ってました。

 なので、そば屋に行っても、まずうどんを食べる事はありませんでした。だいたい、食べるのは、そばか丼もの。うどんを食べるなら、カレーうどんか鍋焼きうどんくらいでした。なんか、あのブチブチ切れる麺が大嫌いだったんですよ。

 とは言いながらも、たまに旅行で関西方面に行くこともあり、そんな時は、ご当地のB級グルメを食するのが大好きな私なので、現地のうどんも何度か食べました。ま、さすがに関西のうどんは美味しいとは思いましたが、所詮は旅先で食べる、特別な料理。こっちで普段食べるうどんとは、ちょっと違うわけで、やっぱり、うどんに対する悪いイメージを払拭するほどではありませんでした。

 それが、何気に見た、この「UDON」という映画で、ガラっとうどんのイメージが変わちゃったんだから大笑い。今まで馬鹿にしていた料理が、今では好物になっちゃったんだから、ほんと、人生なんて、分からないものです。

 この「UDON」という映画、とにかく、見終わると、讃岐うどんが食べたくなります。ムショウに食べたくなります。あれって、なんなんでしょうね?

 そしてポイントは、讃岐うどんってところです。普段、こっちで食べている、グダグダのうどんではないのですね。讃岐うどんが食べたくなるわけですよ。で、「讃岐うどんって何?」ってところから始まるわけですよ。

 偶然、我が地元にも、讃岐うどん屋というのが何軒かあります。今までの私は、うどんを馬鹿にしていたので、その手のうどん屋を見ても基本スルーでして、入って食べようなんて、全く考えなかったわけです。つまり、うどん屋なんてものに、興味も関心もなかったわけです。ところが映画を見終わるや否や、頭の中で情報検索が始まって「あそこと、あそこと、あそこに、うどん屋があるよな、確か…」なんて感じになって、さっそく、出かけたくなるわけです。

 で、実際に、そういう店に入ってみると…いやあ、うどん屋のうどんって、そば屋のうどんとは全然違っているんですよ。いやあ、ビックリ。うどん屋で食べるうどんの美味しいこと。いやあ、驚いた。

 なにしろ、麺にコシがある(笑)。腹持ちがいい。それと、サイドメニューの天ぷらとの相性が抜群。かけうどんにトッピングを載せただけのバリエーションではなく、「ぶっかけうどん」とか「釜玉うどん」とか「釜あげうどん」なんて、私の知らないうどんの食べ方もあって、これらが、また美味いし…。それどころか「しょうゆうどん」なんて、茹で麺にただ醤油をかけただけのモノが、こりゃまた、美味いんだ。

 小麦の食べ方としては、うどんという形態が、一番正解な方法なのではないとすら、思うようになりました。

 ほんと、私、すぐに讃岐うどんにはまりましたよ。一時期は休日ごとにうどん屋に出動していました。いや、それどころか「ホンモノの讃岐うどんが食べたい」とか思って、香川県に行って…とまではいかず(汗)、ヘタレなものですから、讃岐の代わりに新宿の「東京麺通団」に通ってみたりとか、どっぷりうどん文化に取り込まれてしまいました。

 元々、めん類大好き人間だし、横浜中華街でブイブイ言わせていた人なので、麺といえばラーメンな私でしたが、映画「UDON」をきっかけに、今ではすっかり、麺と言えば“讃岐うどん”な人になってしまいました。

 はい、人生…と言っても、食人生ですが、この映画を見たおかげで、ガラと変わりましたよ。讃岐うどん、大好きです。リタイヤしたら、四国に行って、霊場巡りではなく、うどんや巡りをしたいと思っているほどです。

 アイ・ラブ・ウドン…ほんと、そばを食べなくなりました(笑)。

[しかし、ダイエットを真剣に始めたのに、食べ物の話をするなんて…業だな:笑]

コメント

  1. おぷー より:

    あの映画、私も観ましたし、オランダでも評判良かったですよ。
    私は、うどんが蕎麦より好き!ですが、あんだけ取材の為に食べるの、タイヘン
    だろうなあって思いながら観てました。
    良い映画でした。

    わんこそばの美味しいのを兵庫県の北、出石で食べましたよ。
    これは、本当に美味しかった。
    うどん好きを自認していたのに、妊娠の最初の時期、肉類を食べられなくなり、
    何故かざるそばばかり食べてました。
    これはおかしかった。[E:happy02]

  2. smilekumi より:

    うどん好きです。私も本場の讃岐うどんを食べてから、うどんを見る目が変わりました(笑)生醤油で食べるうどんは最高ですよね☆まあ、家で食べるうどんは相変わらず、今日はうどん”で”いっか~くらいのランク付けですけどね。
    お蕎麦も好きですが、お店で食べるとどうしてあんなに高いのでしょう。

    うどん=庶民が食べる、そば=お金持ちが食べる。そんな感覚です(笑)

    ダイエット、ファイトです。^^

  3. すとん より:

    >おぷーさん

     私もそば、大好きです。最近は、めっきりうどんばかり食べてますが(笑)。

     わんこそばは…ううん、食べたことないなあ。一度食べてみたいのですが、私の行動範囲には、わんこそば屋はないんですよ。残念。それに、わんこそばって…太りそう(笑)。

     そばを家で食べる時は、もっぱら十割そばを食べて、蕎麦湯も楽しんでます。

     蕎麦湯の楽しみは、うどんにはない楽しみです。

  4. すとん より:

    >smilekumiさん

    >うどん=庶民が食べる、そば=お金持ちが食べる。そんな感覚です(笑)

     イメージは分かりますし、私の中にもそんなイメージありますが、でも実はこちらでは、うどんとそばは基本的に同じ値段なんですよ。と言うか、こっちのうどんって、そばと麺が違うだけで、同じ丼、同じ汁、同じトッピングなんですね。でも、なぜか、そばは高級なイメージがあるんです。

     あと、そば屋にうどんはありますが、うどん屋にそばはありません。

     むしろ、こっちでは…

     うどん・そば=年寄の食べ物、ラーメン=庶民の食べ物

     って感じですかね。実はこちらでは、一番勢力の強い麺類は、ラーメンなんですよ。

    >ダイエット、ファイトです。

     センキューです、頑張ります。

  5. ひょっとこ より:

    その映画、神戸を旅している時に知りました。
    その時は上映時間のタイミングで見損なったわけですが。

    その後、テレビで見ましたが、ユースケ演じる主人公と
    お父さんとの関係性なんかも見所だったのでしょうね。

    個人的には「バクダット カフェ」ですね。
    オリジナル「Calling you」の哀愁がなんとも言えない。

  6. すとん より:

    >ひょっとこさん

     「バグダッド・カフェ」という映画、タイトルは聞いたことがありますが、見た事はありません。DVDは出ているのかな? 今度、レンタル屋さんの棚を漁ってみます。

     「Calling You」という曲は知ってましたが、あれは映画のテーマ曲だったんですか。それは知りませんでした。と言うよりも、たぶん、オリジナルは聞いたことがないかも。でも、サビが素敵で、いかにも歌っぽい歌なんで、好きなんですよ。

  7. ひょっとこ より:
  8. すとん より:

    >ひょっとこさん

     オリジナル、聞きました。うむ、やっぱりオリジナルってのは良いねえ。オリジナルが良いから、多くのミュージシャンたちがカバーしたくなるわけで、カバーが多い有名曲ほど、やっぱりオリジナルがいい…良い理屈の堂々巡りですな。

     サビの“I am calling you”の部分なんて、楽器でこのまま演奏しても、きっとつまらないだろうなあ。声の魅力って奴ですね。それにしても、オリジナル歌手の Jevetta Steeleさんって良く知らないけれど(ジャズ系のヴォーカルさんかな?)、パンと張った高音はなんとも言えませんねえ…。

     あと、ハーモニカ(ブルース・ハープと言うべきか)の間奏がいかにもアメリカっぽくっていいなあ…。

  9. chiko より:

    お久しぶりです。双子の中学校入学の準備や(国立でもお金のかかること!おまけにふたり分だし)、小学校のときの広報委員長の引き継ぎとか、もう、疲れちゃってました。
    ところで、食べ物の話に食いついてしまった!!
    うどんといえば、五島地方には(前も書いたことがありますが)、「地獄焚」といって、大きな鍋でゆでた五島うどん(細い乾麺)を直接鍋から取り、溶き卵ときざみネギと鰹節を混ぜたタレにつけて食べるのがあります。でも、うちの双子の兄の方がが溶き卵をあまり好きじゃないので、なかなかできません。
    蕎麦は、息子達と私は好きなのですが、パパがうどんが好きなので、パパ抜きのときに食べます。一度良く行く蕎麦屋にパパを連れて行ったことがあるのですが、もう二度と一緒に行くとは言いません。
    誰かが「嫌い」と言うと一緒に食べられないのは困ったものです。

    映画の話。先日、「告白」という本を置いていたら息子達ふたりとも勝手に読んで、最近テレビで映画の宣伝をしているのを見て、「見に行きたい」と言うので、映画館に前売り券を買いに行ったら15Rでした。あの本をどんな風に映像にしているのか気になります。

  10. すとん より:

    >chikoさん

     映画「告白」ですが、公式サイトがこちら(http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html)で、予告編が見れますね。この映画、かなり宣伝に力を入れていると見えて、最近のどの映画を見に行っても、必ずのこの映画の予告編をやってくれるので、私はもうお腹一杯で映画本編は見なくてもいいかって気になってます。

     15Rなのは、単純にグロい映像がある事と、殺人という非倫理的な内容を取り扱っている映画だからでしょうね。

     ところで「地獄焚」って、美味しそう…。うどんに、溶き卵とネギと鰹ダシですか? もう鉄壁な味付けですね。味のベストチームって感じじゃないですか? ああ、美味しそう。いや、きっと美味しいんだろうなあ。

    >誰かが「嫌い」と言うと一緒に食べられないのは困ったものです。

     我が家も、私が牛乳嫌いなので、ミルク臭い洋食はほとんど食べませんね。グラタンとかシチューとか、見ることすらありません。だいたい、冷蔵庫に牛乳が入ってませんから。

     食事って幸せを感じるためにするものだと私は思ってます。だから、嫌いなモノを食べる理由はないと思うし、同席者が嫌いなモノなら、わざわざ食べる必要はないと思ってます。

     それに今の日本には、食材は豊富にあるし、料理の数だってたくさんあるわけだから、嫌いなモノを食べなくても、十分に幸せで健康な生活が送れると思ってます。

     人がある種の料理を嫌うには、単なるわがままではなく、ちゃんとした理由があると思います。本人が気がついていない理由かもしれませんが。食わず嫌いって、そんなに多くいないと思います。

     問題は、ある人はその料理が嫌いで見たくもないけれど、もう一人は大好物で、それを食べないといられないってパターンかな? これって料理だから、困ったなあと思うけれど、嗜好品ってレベルで考えると、タバコや酒と同じような気がしますよ。タバコを吸いたい人と、自分が吸うのはもちろん、同席者が吸うのもイヤだという人の間でどう折り合いをつけていくべきか…と同じ問題ね。

     私はそれよりも、ダイエット中に宴会にさそわれる方がイヤだなあ。いかないわけにはいかないけれど、飲み食いしないのに割り勘というのも、ちょっと解せないです。根が貧乏症なので、こういうところも気になります。

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