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ここがスタート地点です

 ええと、フォーレ作曲の「シシリエンヌ」をアップします。あんまり期待しちゃダメだよ。

 とにかく、やっとの思いで最後まで止まらずに演奏できました。これが現在の精一杯です。本来なら、この程度の出来でネットにアップするなんて…と言われそうですが、それは覚悟の上です。どうか、これを聞いて、ダメ出しをしてくださいな。

 まだ発表会までは時間があります。これから、この演奏を何とか人前で披露できるレベルにまで持っていきたいと思ってます。ですから、皆さんが観客の立場で聞いた時に「うわ、惜しい!」とか「あれあれあれあれ~~~」とか「あちゃー、やっちゃったよ!」とか、そう思った部分や、色々と気づいた事を教えてください。今後の練習の時に、そう言った点に、特に集中して、欠点克服、さらなる上達をめざして頑張りたいと思ってます。

 もちろん、アドヴァイスも大歓迎です。私はこの曲をほころびなく演奏したいんですよ。だって、クラシック曲だもん。完璧に(は無理だけど、なるべくそっち方向で)演奏したいじゃないですか? そのためにも「敵(曲の性質)を知り、己(の欠点)を知らば、百戦危うからず」って感じで頑張りたいんですよ。

 よろしくお願いします。

 それでは、シシリエンヌを聞いてもいいぞ、と思われた方は、こちらをクリックしてください。

コメント

  1. 早速、拝聴いたしました。
    かく言う私も、この曲は何とか吹けるという程度で、おこがましいのですが。

    まず、とてもよく吹けていると思います。
    やはり、クラシックがお得意の分野と見えて、安心して聴けます。

    タンギングにくらべて、指がごく僅かに遅れ気味の箇所があり、前の音が前打音のように聞こえます。

    フルートが4章節お休みの次の2章節目の2番目の音、フラットが落ちています。次の繰り返しと勘違いされたのでしょう。

    16分音符のレ、♯ファ、ラ、レ、2回目の方は怪しい音が聞こえます。ここ、そんなに速くないので、落ち着いて吹かれたらいかがでしょうか。

    この曲、音域が広いので、低音も魅力の一つです。低音がもう少し強調されてもよいかなと思いました。
    また、強弱がかなり多いので、もう少し極端に強弱を付けてもよろしいのではと思います。

    いろいろと、すみません。

  2. はっチャン より:

    フォーレ作曲の「シシリエンヌ」、導入部分しかまだ聞いていませんが、良く吹けていると思います。自分もクラッシックに挑戦したいと思います。「亡き王女のためのパヴァーヌ」からか…
    昨日、イタ飯屋でギターをバックに「カーニバルの朝」吹きました。チョウー緊張したけど(ビックバンドではなれてしまった。)、人前での演奏て堪えられません。癖になりそう。(汗)
    今度は、ボサノバの曲数をふやし、ドラムを入れて(たまには、セミプロのボーカル)ユニットを組んで営業活動しますか!(笑)

  3. シラスマ より:

    アゲハさんはよい音がしますね、本当に。
    中音域はステキな音色です。
    中盤の高音、3Esから下がってくるあたりは、
    やさしく柔らかく舌を突くか、ノンタンギングでスーっと入ってくるように吹いたらどうでしょう??
    エスネスト・アントルメさんもお書きになっていますが、低音が豊かに鳴れば怖いものなしだと思います。
    指は・・・やってるうちに動くようになりますって^^)

    この曲ってほんと表現が難しいですよね^^;
    まだ時間がおありのようですから、頑張ってくださいね。
    第2弾期待しています^^)

  4. すとん より:

    >エスネスト・アントルメさん

     ご指摘、感謝です。

    >タンギングにくらべて、指がごく僅かに遅れ気味の箇所があり、前の音が前打音のように聞こえます。

     そうですね。指の運動性がまだ悪く、各指がバラバラに動いているので、そんなふうに聞こえます。自分では、ちゃんとやっているつもりでも、案外と動きの悪い指があって、バラバラに聞こえます。気合を入れて、少しでも各指の動きをチャンと揃えて演奏したいと思います。

    >フルートが4章節お休みの次の2章節目の2番目の音、フラットが落ちています。次の繰り返しと勘違いされたのでしょう。

     ありがとうございます。このあたりは、楽譜に「要注意!」の印を書き込んでいる部分なんですが、指が次の繰り返しとゴッチャになってますね。こういう部分を吹き分けられないというのが、まだまだ練習の足りない証ですね。言われるまで気がつきませんでした。感謝です。

    >16分音符のレ、♯ファ、ラ、レ、2回目の方は怪しい音が聞こえます。ここ、そんなに速くないので、落ち着いて吹かれたらいかがでしょうか

     ここは私にとって“光より速い”パッセージなんです(涙)。指をドタドタしながら、演奏してます。特に最後の中音のレに苦労してます。きっとそこで変な音が出ているのだと思います。毎日「レ、♯ファ、ラ、レ、ソー」を何度もくり返して、やっとここまで来ました。この個所については、もっともっともっともっと練習を重ねて、アレアレアレ?と思われないくらいまで、上達をめざしていくつもりです。

     低音は今後の課題です。アゲハの低音はなかなか魅力的な深々とした良い音を出しますが、私の方が低音が苦手で苦労してます。強弱については、まだまだこれからです。自分では、sfのところで、いかにチェロのブォンといったボウイングの感じが出せるかが目標です。

     貴重なアドヴァイスをありがとうございました。さあ、頑張って練習するぞ。

  5. すとん より:

    >はっちゃんさん

     あれは、まだまだな演奏なんですよ(笑)。あそこで満足しては、天国のフォーレに申し訳ないっす。

     ギターをバックに「カーニバルの朝」なんて、ああ、カッコいいシチュエーションだなあ。でも、あのアンニュイなメロディは、私なら、フルートで吹くよりも歌いたいなあ…。

     私がもっともっとヴォーカルが上手なら「ぜひ一緒に組みましょう!」って言えるのだけれど、ご存じのとおり、あのテイタラクなので、素人のお遊びバンドでも使えません、へへへ。

  6. Cecilia より:

    うわ~、いいものを聴かせていただきました。(ケロログ、やっぱりいいですね~。ちなみにso-netは5MBまでなのですが何分以内ならよいのか大体しかわかりません。)
    感想としてはなかなか良いと思いますが、音と音の間にクイッ(?)と鳴るのが気になります。
    まあ上のコメントで言われている運指とタンギングの関係でしょうね。
    これがスタート地点とのことなので今後のレヴェルアップが楽しみですが、全体にまだ平板な感じがします。
    和音の色合いの変化を感じながらフレージングを考えて吹くともっと良い感じになると思います。(きっと意識されていますよね。)
    ところでこの曲、うちのヴァイオリンの楽譜にあるので弾いたことがありますが、臨時記号が多く大変なのですが、正確なピッチで弾くのがまた大変です。(正確には弾けないっ!)
    せめてリコーダーで吹きたいけれど・・・。(これも難しそう・・・。)

  7. すとん より:

    >シラスマさん

    >中盤の高音、3Esから下がってくるあたりは…

     実はあのあたりは、どうやって吹こうか悩んでいるところなんです。譜面を読んでいると、そこまでは曇り空のような音が続くじゃないです。そこへいきなりのあの音なので、一条の光が天から差し込んできた…と私は思っているんですよ。

     実際、あの部分は、オリジナルではピアノの演奏で、それこそ、チェロがウネウネした低音を演奏し、キラキラした音型をピアノが担当してます。たぶん、ピアノは波と波にきらめく陽の光を表現していると思うのです。でも、フルートでは波でないですよね。では何だと思った時に、雲の切れ目から差し込む一条の光ではないか、と思った次第なんです。合っているかな?

     まあ、あの部分が、波であれ、波にきらめく陽の光であれ、あるいは天から差し込む一条の光であれ、はたまた別のものであれ、パフォーマンスとして美しくないのは、いただけません。解釈は解釈として、パフォーミング・テクニックはそれとして、きちんと練習しておかないといけませんね。要注意個所の一つとして、心に刻んでおきます。

    >この曲ってほんと表現が難しいですよね^^;

     と言うか、シチリアに行った事がないので、イマイチ、よく分かりません。真夏の江ノ島をイメージしてますが、きっと、だいぶ違うんだろうなあ…。

  8. すとん より:

    >Ceciliaさん

     そうなんですよ、音と音の間に変な音が入るんです。あれは、指がバタバタしているためであって、未熟さの現れなんですね。ただ、ボケーと演奏していては、いつまでたっても直らないので、ほんと、しっかり気合をいれて演奏する癖をつけていかないとダメだなって思ってます。

    >和音の色合いの変化を感じながらフレージングを考えて吹くともっと良い感じになると思います。

     はい、意識はしてます(だからカラオケで練習してます)が、意識はしても、なかなかうまくはできません。でもきっと、吹き込んでいけば、今より良くなるのではないかと思ってます。

    >せめてリコーダーで吹きたいけれど…。(これも難しそう…。)

     微妙なピッチコントロールが要求される、フランスものをリコーダーで演奏するのは、止めておいた方がいいですよ(笑)。難しい以前に、リコーダーには似合わない音楽だと思います。同じ苦労をするなら、ヴァイオリンの方がカッコいいですよ。

  9. ディア より:

    途中の出だし高音から始まるところは上手に吹けてますね。全体的に強弱をもうちょっとつけるのと、各フレーズの最後の音がブチっと切れているみたいなので、もうちょっと丁寧に吹いたらだいぶ印象が変わるんじゃないかな、と思います。
    第2弾も楽しみにしてますね。

  10. すとん より:

    >ディアさん

     曲の強弱はこれからです(笑)。各フレーズの最後の音については、私自身はかなり気になっていて「アチャー!」と思っていたのですが、皆さん、そのあたりはスルーなので「あれ? これでもいいのかな?」と思い始めていましたが…やっぱり、ダメっすよね。

     “ブチっ!”ではなく“すーっ”と消えるように吹きたいです。ああ、書いちゃった。難しいのに(汗)。

  11. より:

    こんにちは。お久しぶりです。フォーレのシチリアーノは本当によい曲ですよね~~。ウットリ。中学のときあこがれて吹いていたことを思い出しました。
     聴いてみました。まず、はじめて5年もたっていないのに、このレベルになったのですから、自信をもっていいと思います。
     真ん中の雰囲気が変わる頭の部分(高いミからはじまるところ)は何年たっても難しい場所です。だから、現在はちゃんと高音が頭から出そうという気持ちの努力(笑)をしていればよいと思います。ソノリテあたりの基礎練習の積み重ねで少しだけ楽になると思いますが、それには時間がかかります。
     今、なおせそうなところを2点書いてみますね。
     音を終わるときは、だんだん細く、ろうそくが消えるようにと(できる、できないではなく)意識されてみると、ぶつっときれる印象が減ると思います。それでこの曲らしい流れているイメージができると思います。
     もうひとつは指がすべってなのか、口が指の動きに追いつかなかったのか、音がすべって不明瞭になってしまう箇所。練習をくりかえればできるようになると思います。発表会まで克服してくださいね。 発表会までに不明瞭になるところを繰り返し練習をすればきっとできるようになります。
      他の人もおっしゃるように中間域が独特な不思議な音色ですね。流れるような曲によくあっているなあと思いました。
     さて、私のサンキョウの10kについて下の記事にでも書かせてください!

  12. より:

    訂正です。
     >ろうそくが消えるように、
     より、船が港からすーーーっと消えていくイメージ、のほうがいいでしょうか。
     以前習ったひとつ年上の講師はジェット機が上にすーっと上っていくようにといっていましたが、そっちだとゴオーーって感じなので私自身は好きなイメージではないです。
     このとき、音程までなぜか下がっちゃったりしちゃいやすいので同じ音程を心がけてくださいね。
     いろいろ誤字が多く失礼しました。

  13. すとん より:

    >かさん、おひさしぶり。

     音の終わり方ですね。やっぱり、あれじゃあ、ダメだよね~。で、イメージですが、船が港から消えていく様子ですか。霧笛でもブォーッと鳴らしながら消えていく奴ですか? まあ、船が飛行機でもろうそくでも何でもいいから、ブチっではなく、余韻を残しながら消えるようにしていきます。って、努力します。

     グダグタの部分は指もそうですし、口も追いついてませんね。分かっているので、あとは努力の積み重ねだけですね。とにかく、練習しないとね。

     とにかく、頑張って、結果を出すぞー。

  14. センニン より:

    私も折に触れて練習しています。

     29小節目と65小説目の16分音符は鬼門です。
     Dを十分豊かに鳴らせるようにしてからゆっくりしたテンポから始めましょう。
     そこができるようになったら少しづつ手前の小節からその箇所まで続けて吹けるようにします。それでうまくできたら更に手前からやります。そこだけ練習していてはダメです。
     この箇所、楽器の試奏のときに吹くと楽器によってやりやすさが違って面白いです。

     音の消え際、この曲に限らず大事です。音程を保ってきれいに消えるようにするとぐっと上手に聴こえるようになります。
     3小説目の頭など、目立つ箇所は特に音程に注意しましょう。また、高い音は力まずきれいな音がスッと出るように練習しましょう。「力まず」というのがとても大事です。
     60小説目と61小説目の音程は取りにくいのでゆっくりチューナーで確認しながら練習するときれいになります。

     全般的にお腹の支え、息の支えがしっかりすると消え際や音程などもっと良くなると思います。

     失礼致しました。

  15. すとん より:

    >センニンさん

     やっぱり十六分音符のところは鬼門ですよね。

    >Dを十分豊かに鳴らせるようにしてからゆっくりしたテンポから始めましょう。そこができるようになったら少しづつ手前の小節からその箇所まで続けて吹けるようにします。それでうまくできたら更に手前からやります。そこだけ練習していてはダメです。

     具体的なアドヴァイス、感謝です。さっそくやってみます。

    >この箇所、楽器の試奏のときに吹くと楽器によってやりやすさが違って面白いです。

     これはおもしろい事を聞きました。私もこの鬼門の部分をしっかりさらって暗譜して、試奏の時は、必ずこのフレーズを吹くようにしようかな。

     音の消え際の件、分かりました。ポイントは、やはり息の支えですね。できるくせに、時々忘れる、息の支えという奴です。忘れずにきちんと支えるようにします。あとは不安定なピッチを時折チューナーで確認せよと…。了解しました。

     あと、本番まで、6週間ですか? まだまだいっぱい練習できますので、一つ一つやっつけていきたいと思います。

  16. inti-sol より:

    結構いいじゃないですか。以前より、音のブツ切れ感が減ったように思います。でも。まだ改善の余地はありますね。音を伸ばすところにくると、ビブラートがなくなる、これを最後までビブラートをい入れられるようになれば、だいぶ違うのではないかという気がします。

  17. 早速聴かせていただきました。
    『フルート初心者・大集合♪』から飛んできたのに、初心者じゃないんですねぇ。
    びっくりしました。[E:eye]
    私もすとんさんのように上手に演奏できるようになれるかなと、不安になりました。[E:despair]

    私の持っている楽譜「フルート名曲31選」にも、このシシリエンヌが1曲目で載っていましたが、難しそうなので飛ばして、一番易しそうなサンサーンスの「白鳥」を練習し始めたところです。やっぱりクラッシックっていいですよね。

  18. すとん より:

    >inti-solさん

     いいですか? 誉められると、素直にうれしく感じます。もちろん、おっしゃるとおり、まだまだですけれど…ね。

    >音を伸ばすところにくると、ビブラートがなくなる、これを最後までビブラートをい入れられるようになれば、だいぶ違うのではないかという気がします。

     了解。これは、センニンさんにもご注意を受けた、息の支えの問題だろうと思います。ビブラートはしっかり息を支えていれば、自然についてくると思ってます。息の支えがなくなると…棒吹きになります。しっかりと支えていかないといけない、そういうことですね。

     頑張ります。

  19. すとん より:

    >ジュディママさん、いらっしゃいませ。

     何を以て、初心者か否かを図るのは難しいですが、私は、プロフィールにも書いてありますが、フルートを真剣に始めて、やっと1年と4カ月です。ちなみにアルテは11課のヘ長調をやっているところです。

     ジュディママさんと比べても、キャリアがわずか約半年だけ先行しているにすぎません。腕前的には、そんなに違わないはずだけど? おまけに、クラシックとジャズの両方のフルートを同時に学んでいるので、クラシック一本でフルートやっている人よりは、だいぶ進みも遅い筈ですが?

     たしかにシシリエンヌは難しい曲のようですね。その難しさも分からずに、取り組んじゃったところが、いかにも初心者でしょ(笑)。あ、私は、ジュディママさんと同じ「フルート名曲31選」を使ってます。

     「白鳥」は私も、フルート始めて1年くらいの時に練習しました。録音してアップしようと思っていたのに、何となく録音しそこなってしまいました。いやいや、もったいない。ちょうど「亡き王女のためのパヴァーヌ」や「G線上のアリア」と同時期に練習していました。だから、そんなに腕前自体は違わないと思います。

     きっとジュディママさんも、あと半年もすれば、シシリエンヌにチャレンジできるようになると思いますよ、大変だけど(汗)。

     クラシックはいいですね。でも、ジャズやポピュラーもいいですよ。私は自分に限界を付けたくないので、色々な事をやってみたいんです。

  20. chiko より:

    高音域がきれいに響くようになりましたね。練習の賜ですね。
    良かったです。頑張っている人が報われるのが、いい社会なんです。
    私は、相方との気持ちの行き違いで、発表会を断念するかも・・・・
    まあ、いいんです。こんなおばちゃんでもちょっとは頑張れたかなって・・・
    いいお知らせの時に、ごめんなさい。

  21. すとん より:

    >chikoさん

     お誉めいただき感謝です。

    >頑張っている人が報われるのが、いい社会なんです。

     いやいや、ほんと、そう思います。「努力は美徳」な社会でなければなりません。努力することや、汗をかくことが、かっこ悪いとか恥ずかしいとかの社会にしてはいけないと、心の底から、そう思います。

     ところで、発表会はダメになりそうなんですか? もし、そうなら、残念ですね。せっかく、前向きに取り組んでいらっしゃったのに…。でも、まだ完全にポシャったわけではないのでしょう。一縷の望みを託して、まだ頑張ってみませんか? 何事もあきらめたら終わりですよ。最後まで望みを捨てずに願い続けることは、大切なことだと思います。

     がんばれ。

  22. みーむ より:

    すとんさんのすごいところはテンポがぶれないところです。ブレスの位置がご自分の吹き方と合ってるんでしょうね。すごいなぁ、と感心しました。

    アルタスっていい音出しますよね。先日の発表会でも何人かがアルタス愛用のかたがいらっしゃいました。

    ミスタッチとかそういうのは練習あるのみ、ですよね。時間もまだまだおありなようなので、がんばってください。

    っということで、ここから気づいたことを…。

    すとんさん、押し出すように音を出しているように聴こえてきます。なので、音は素直なのですが(そう、子どもの吹くフルートの音に似ています)、響いているかというと、もっともっと響きそうな感じ。一番はじめのDの音(でしたっけ?)を大事に吹くと、その後に続くスラー内の音もそういう響き方に変わると思います。その繰り返しで。

    でも、おじょうずですね。私はブランク10年以上でしたし、本腰入れてレッスンに通い始めたのはここ半年なんですが、来年の今頃、すとんさんのように逞しい音出せてるかなぁ、と思うと自信がないほどです。

    私も見習って、フォーレのシシリエンヌ、練習してみたくなりました。次回も期待してますね!!

  23. すとん より:

    >みーむさん

     テンポがぶれないのは、カラオケ(たまにメトロノームも)使うからで、テンポの設定を他人(機械)任せにしているからです。フリーで演奏したら、きっとブレブレだと思う。だから、人間相手に演奏した時が、ちょっと怖いかな?

     ブレスに関しては…実はダメなんですよ。ブレスをしてはいけないところで、たくさんブレスしてます。厳格にブレス位置を守ると、まだ音楽にならないのですね。ここは難しいところで、ブレス位置を守りたい自分と、音楽を続けたい自分のせめぎ合いです。おそらく表情付けをしていく過程で、ブレスの回数が減っていくようにしたいです。

    >すとんさん、押し出すように音を出しているように聴こえてきます。

     分かりますか? 実はこれ、長期的な課題の一つなんですよ。息が多すぎるんですよ。分かっちゃいるけれど、減らせない(汗)。何しろ、息を減らすと、音量が下がる気がして…。常にフルートのポイントをもっと的確に攻略できるようになれば、息を減らし、響きを増やし、音量もキープどころか増量できるのでしょうが、まだそれを行うには不安だらけで…といった感じなんです。つまり、まだまだフルート自体を鳴らす技術がないというわけで…こればかりは、キャリアの少なさを露呈している始末です。

     出だしのD音は、課題満載だと思ってます。

  24. はむはむ より:

    今朝、ようやく時間が取れたので楽しみに聴きに来ましたvv

    アゲハ嬢、低音素敵ですね [E:shine]
    練習を重ねて行くうちにもっと「重い」低音に化けそうです。

    出だし、低音Dからぐ~~っと上がっていくところ、
    最初の聞かせどころだなぁと私は勝手に思っています。
    なので、この最初のDがずっしり揺ぎ無い音だと
    後に上がっていくスラーがよりカッコ良くなると思います [E:heart04]
    う~~~ん、完成が楽しみです!!

  25. すとん より:

    >はむはむさん

     実は、私、低音、苦手なんだな(汗)。どう苦手かと言うと、息を吹き込んでから音が出るまでの時間がすごくかかるのよ。“すごく時間がかかる”と書きましたが、本当にかかりまして、八分音符一個分くらいの時間が必要だったりします。それじゃあ、ダメすぎですね。

     たぶん、まだ、低音のポイントをつかみきってないんだろうなあ…と思ってます。

     フルートに限らず、どんな楽器も音域の両端(高い方と低い方)はあまり使いませんから、練習自体も少なめで、苦手になってしまうわけですね。要練習です。

     出だしの低音Dは“つかみ”ですよね。でも、うまくつかめない(汗)。ここは大切ですね。ここも要練習だあ!

  26. 詩音 より:

    出だしのLowDは大切だと思いますよ。特に曲の出だしと終わりは演奏全体のイメージを大きく左右しますから。

    >息を吹き込んでから音が出るまでの時間がすごくかかる

    これはよく分ります。私もLowDやLowCがなかなかうまく出せずに苦労した思い出がありますので。おっしゃるように息を入れてもしばらく音が出ないんですよね。スカーって。
    これはご自身でもおっしゃっている通り息を当てるポイントをつかみきっていらっしゃらない事と、もう一つ息が多すぎる事が関係していると思います。息が多いこともご自身で課題として認識していらっしゃるようなので、わざわざ私が偉そうに指摘させていただく事でもないのですが。低音を出す時は狙いを定めて適切な強さと量の息を当ててやる事に尽きるのではないかと感じています。息が強すぎたり多すぎたり、あと口の周辺に力が入りすぎたりしていると音が出ません。私はこれを意識して練習を重ね、今では音の出だしが遅延する問題は克服しました。
    しっかりした低音はシシリエンヌに不可欠だと思いますし、すとんさんは「息のポイントをつかむ」ことと「息の量を適正にする」という二つの課題克服にもつながるので、是非しっかり練習される事をお勧めしたいです。

    途中HighEから始まる部分は

    >雲の切れ目から差し込む一条の光ではない
    か、と思った次第なんです。合っているかな?

    私もこういうイメージでいいと思っています。しかし、お聞きした録音だと、突然サーチライトに照らされたような、びっくりするような印象を受けてしまいます。今演奏されているそれまでの流れからすると、突然音が強すぎ(または大きすぎ)るかなと。録音に使っていらっしゃるマイクの関係かもしれませんけれど、ちょっと気になりました。

  27. たく より:

    こんにちは

    シシリエンヌを拝聴しました。
    またまた正直な感想です。

    今回のポイントはフレーズとアーテュキュレーションかな?
    フレーズ単位での音のバラつきが気になりました。
    具体的に言うと
    メロディ{約4小節間隔だと?(間違っていたらごめんなさい)と思いますが}のフレーズが繰り返し出てくるところでそれぞれのアーテュキュレーションが微妙に違っているように感じます。(狙ってしているのであれば、もう少し強弱の対比・・・例えば流れるように吹くところと硬めに吹くところで対比をつけるなどをされてもよいかと思います)
    あと、全体的にゆったりした印象を得るように音価を大切にされたほうが良いのかなと思います。
    そういっても難しいと思いますが、フレーズをきっちりと認識して、それにあわせたブレスの位置を決めると意外と息が足らずに失速するという自体は避けられるかなと思います。

    私もよく初見等で演奏した際にフレーズを意識せず吹く癖があり、ブレス位置を見誤って、ぶつ切れ状態になるので・・・

    あと、指がバタバタになる所はあわてず
    ゆったりとした意識で吹くことをお勧めします。
    どうしても16分音符を意識しすぎて転がるようになっていると思います。

    後半の高音部分は途中で切れているので
    最初のくだりだけですが、もう少しだけお腹の力を使って出してみてはいかがでしょう?
    音を小さく(絞ると)すると
    どうしても貧弱になると思いますので
    お腹の力をしっかりかけて鳴らすと
    密度の濃い音色が出て、感じが変わると思います。

    少し大変だと思いますが
    がんばってくださいね

  28. すとん より:

    >詩音さん

     低音は難しいです。ポイントをしっかりつかむ事と、適切な息の量で吹く事ですね。両方とも簡単には行きませんが、頑張って練習したいと思います。アルテばかりに邁進していると、この手の問題は放置しがちになるので、これもいいチャンスだと思って、がんばりたいです。

     サーチライトの件ですが、実は私も「これはまだ強いなあ」と思ってました(笑)。でも、実は、その前はもっと強かったので、これでもだいぶ弱くしたんですよ。これでサーチライトなら、以前は雷光だったのかな? なにせ、緯度の高い地中海の話でしょうから、もうすこし陽の光もやさしいんだろうなあと思います。

     どっちにしても、全体に、息をは少なめ、フルートのポイントにしっかり当てる。が肝心ってことですね。

  29. すとん より:

    >たくさん

     アーティキュレーションに関しては、正直、気が回っていません。ただ、同じ音型の繰り返しの部分は、一回一回変えていきたいとは思ってます。砂浜に打ち寄せる波は、いつもと同じ波が打ち寄せているのだけれど、その波のそれぞれは、一つとして同じ波でないのと同様です。ただ、思っているだけで、今は全く実行されていませんが…。この辺りの問題は、これから何とかしないとなあ…と思ってます。

     あと、速度的にはもっと速いテンポで演奏したいです。現在、八分音符で140の速度なんですが、これを最終的には180くらいまであげたいと思ってます。でも、速度を上げる前に、細部の仕上げを優先したいと思い、このくらいの練習しております。あと、お腹の力ですね。了解しました。がんばります。

  30. sakura より:

    すとんさんにあってますね~。
    丁寧に歌ってらっしゃって、とても素敵だと思います。
    初心者の私なのでアドバイスはなにもできませんが、聴いてみての感想は皆さんも書いてらっしゃいますがフレーズの最後の音が気になりました。

    発表会までの途中経過、また聴かせてくださいね♪

  31. すとん より:

    >sakuraさん

     誉めてくださってうれしいです。本番ではこれ以上の演奏をしたいと思ってます。

     フレーズの最後の音ですね。自分でも気になっていたし、皆さんにもご指摘を受けたので、その点を注意しながら練習してみたのですが、いや~、難しい難しい。注意したからって出来るものじゃあない(涙)。でも、注意しないと出来るようにはならないのだから、仕方ないです。トボトボと努力していきたいと思います。

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