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なぜブニョとキッカは大きくなったのか? または、なぜチヅルとハヅキは小さいままなのか?

 まず、最初の答えは…『琉金』は大きくならないからです……ブッブー! 間違いでーす。

 確かにチヅルとハヅキは琉金で、他の子は琉金ではありませんから、一見、この答えは正しいような気がしますが、明らかに間違っています。

 今まで、我が家の水槽の王様は、体の大きな琉金がやっていることが多かったです。つまり、琉金だって、きちんと大きくなります。

 次の答えは…水槽にいる五匹の金魚のうち、琉金は二匹で勢力的に弱いので、エサが十分にもらえず、それで体が小さいのです……ブッブー! これも間違いです。

 実は、東錦(アズマニシキ)という金魚には、そのタイプが二つあって、シシガシラ系の体型を持った子と琉金系の体型を持った子の二種類ありますが、実はキッカは琉金系の体型の子です。ですから、むしろ水槽の中は、琉金系の方が数が多いのです。

 閑話休題。キッカは東錦として購入したのですが、いつまでたっても頭部の肉瘤が大きくなりません。このままでは単なる三色琉金と変わりません。東錦と三色琉金では値段が違うのだけれど、だまされたの? 私?

 話を戻します。

 その答えなんですが、実はブニョとキッカは雑食なんですよ。それに対してチヅルとハヅキは肉食、と言うか“人が与えたエサしか食べない”。これは彼らのフンの色で分かります。チヅルとハヅキは常に肉色のフンしかしていないのですが、ブニョとキッカは肉色のフンの時もあれば、緑色のフンの時もあれば、灰色のフンをぶら下げて泳いでいることもあります。

 肉色のフンとは、エサを食べた時の色です。我が家の金魚のエサの中身は、魚肉とエビ粉末とアカムシとイトミミズなどの肉系の材料が主体です。これがとても美味しいらしいのですが、口がおごっているのでしょうか、チヅルとハヅキはこれしか食べないんですよ。

 一方、ブニョとキッカは何でも食べているようです。緑色のフンは、水草(キンギョモ)を食べた時のフンです。実際に水槽を見ていると、ブニョとキッカが水草を食いちぎっている姿をよく見ます。彼らは結構積極的に水草を食べます。灰色のフンは、タニシやエビなとの“水槽のお友だち”を食べた時のフンの色です。ま、弱肉強食が我が家のスタイルなので、仕方ありません。

 おそらくブニョやキッカのような、雑食スタイルが本来の金魚のスタイルだと思います。人間の与えるエサのみに頼って生きている、チヅルとハヅキの方がおかしいのだと思います。もっとも、彼らは、生まれた時からのペットなので、それが当たり前と言えば当たり前なのでしょうが…。

 今や、ドッグフードやキャットフードにしか興味をしめさないワンニャンもいるとか? 人間の食事をねだらないというのは、ペットとしてのお行儀は良いのでしょうが、生き物としては、ちょっと人工物に寄りすぎのような気がします。

 そう言えば、某アニメの生き物たちは、ポケモンフーズとかいうものしか食べてませんよね? 〇〇フードしか食べないワンニャンって、ある意味、ペットとして、ポケモン化しているかもしれません。

 なんてね。

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