カラオケで上手に歌いたい!と思う人が手にするヴォーカル教本は、大抵ポピュラー系のものです。ポピュラー系はクラシック系のものとは違う音名を使っている場合が多いです。
ポピュラー音楽と言えばアメリカ。ですから音楽用語もアメリカ式(英語)になります。
C(ハ音)、D(ニ音)、E(ホ音)、F(へ音)、G(ト音)、A(イ音)、B(ロ音)
中央ハ音は「C4」と表記されます。ここから始まる1オクターブは「~4」という形になります。一点へ音は「F4」です。「F4」と言っても花男とは関係ありません。
とにかく基準音は「C4」と覚えちゃえば、後は簡単。
「C4」の1オクターブ上は「C5」。後は、オクターブ上がるごとに数字が増えます。当然「C4」の1オクターブ下は「C3」。こちらはオクターブ下がるごとに数字が減ります。
シャープはシャープ、フラットはフラットなので、一点嬰へ音は「F♯4」、変ロ音は「B♭3」となります。
さすがアメリカ式。合理的で分かりやすいですな。 ちなみにこのアメリカ式、グローバル・スタンダードって奴ですか、別名を「国際式」とも言うそうです。
次回は男声に関することを書きます。
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