さて今日も行きます。
27)ウィーン国立歌劇場2020 in CINEMA「トスカ」
すでに記事にしていますので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
28)007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
久しぶりの007映画です。この映画も公開日が散々延期されていたんだよね。
『007/カジノ・ロワイヤル』以来、ジェームス・ボンドを演じていたダニエル・クレイグのボンド映画最終作です。ボンド映画そのものは今後も製作されるようですが、次回からどうするんだろ? ここんところ、ずっとストーリーが継続していたので、まさか、次の007は女性がやるのかな?
私はクレイグの007が大好きだったので、今回でさようならとは…ほんと残念です。最初のショーン・コネリーはもちろんだけれど、今回のダニエル・クレイグとかティモシー・ダルトン等が演じる、ハードボイルドな007が好きな私です。とは言え、私の青春期の007はロジャー・ムーアなので、彼が演じるチャラい007も捨てがたいんです。
願わくは、次の007も、ハードボイルドな人が演じてくれますように(祈)。
それはさておき、今回もなかなかハードボイルドで良い作品だと思いますよ。監督さんが日系人という事で、ちょっぴり日本的な要素もあります。
最期はミサイル、ドッカーンです。
29)キングコング: 髑髏島の巨神(配信)
『ゴジラ対コング』を見た時に、この作品を見落としていた事に気づきましたので、慌てて見ました。こういう時、配信って便利だよね。
見て気づいたのは、私はゴジラは好きだけれど、キングコングは別にそんなに好きじゃなった事です。やっぱり、巨大なサルじゃあねえ…。あれは怪獣とは違うよな。やっぱ、怪獣がかっこいいんでしょ? ゴジラ最高!
怪獣プロレス的なシーンもあるけれど、やはりメインは、人間対コングなんだよね。こういところのセンスが我々とは違うんだよなあって思います。怪獣ってのは、人間が束になってかかっても敵わないから怪獣なんだよな。怪獣をやっつけられるのは、異星人ヒーローか、同じ怪獣か、マッドなサイエンティストじゃなきゃ…ねえ? あ、でも『シン・ゴジラ』はゴジラ対人間だったけれど、あれは面白ったねえ。
次は…キングコングはもういいから『ゴジラ対ガメラ』が見たいです。ハリウッドで作ってくれないかな?
30)エターナルズ
MCUです。エターナルズって10人組の宇宙人のチーム名です。宇宙人と言うよりも、ほぼほぼ神様(この世界では、一部の宇宙人が地球では神様をやってます)です。一人ひとりがむちゃくちゃ強いんですが、宇宙人で傍観者的な立場にいるので、今までのMCU世界に登場しなかったって事になっています(え? なにそれ?)。じゃあ、なぜ彼らが今更ここで出てきたのかと言えば、サノスによる指パッチンの影響なんですね。
この映画、監督さんは中国人(クロエ・ジャオ)なんだけれど、例によって中国では公開されていないそうです。というのも、この監督さん、過去に中国政府を批判する発言をした事があるそうで、そういう人物を中国政府は認めないからなんだな。たぶん、今後も『エターナルズ』は中国では上映されないでしょう。ちなみに、ほぼ主役であるセルシを演じたジェンマ・チャンは中国系のイギリス人です。セルシが中国系である必要は本来全然必要ありませんが、このような配役にしたのは、当然ですが、マーベルが中国にすり寄ったためなんでしょうが『シャン・チー』同様に、そんなマーベルの忖度は、中国では受け入れられませんでした。ほんと、何やってんだろ、マーベルは?
映画としては…ふうむ、ちょっと微妙。なんか、ストーリー的にモヤモヤするんだよね。次作が作られるみたいなストーリーだったので、次作を見てから判断します。もっともエターナルズの続編なんて、マーベルからは発表されていないんだけれどね。いやむしろ、エターナルズの続編は作んないよみたいな発言がマーベルからオフレコで流れてきているくらいだからなあ…あれこれ、誰得的な映画みたいです。
31)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(配信)
MCUの中でもスターロードが出てくる話は見てこなかったんですよ。配信で過去作が手軽に見られるようになったのは、本当にうれしいです。
それにしても、やっぱり喜劇だよね。私はこういうのって、嫌いじゃないです。
32)仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!(配信)
皆さんは、仮面ライダー電王って知ってますか? 本編は2007年に放送されました。当時の主役は、今をときめく佐藤健だったりします。その後、2010年まで主役俳優が交代しながらも新作映画が作り続けられ、その後も毎年のように作られるライダー映画に脇役だったりちょい役だったり、カメオ出演的だったりして、ずっと登場し続けてきた、人気仮面ライダーが電王だったりします。
その電王が10年という年月を経て、久しぶりに主役で映画化されたのが今作です。
今回、電王に変身するのは、10歳の女の子のアンナちゃん。10歳の女の子が変身するので、リボンふりふりのプリティ電王になったわけです。
ほぼ、コメディです。
映画館でやっていた時に見に行きたかったなあ。もっともウチの地元の映画館じゃ上映してないんだけれどね。でも、同時上映が「おしり探偵」だからなあ、還暦近いジイサンが見に行くには、ハードル高すぎるなあ。配信があって、よかったよかっだ。
というわけで、ここから、仮面ライダーものが続きます…というもの、この作品と、今まで見ていなかった『仮面ライダーリバイス』を見るためだけに“東映特撮ファンクラブ”と一ヶ月だけ契約したんですよ。で、これだけで終わったらもったいないので、これ以降、しばらくの間、頑張って仮面ライダー映画を見たんですよ。頑張ったなあ、私。
33)仮面ライダー THE FIRST(配信)
2005年に製作された映画作品で、最初の『仮面ライダー』のリブートです。かっこいいです。現在、庵野監督によって作られている『シン・仮面ライダー』と同じ方向性の映画だと思うんですよね。
仮面ライダーとしては、1号と2号が出てきますが、1号は完成品で、2号はもちろん、その他のショッカーの怪人たちもみな、未完成品で、定期的にショッカー本部で血液を透析してもらわないと死んでしまうという設定がユニークだなって思いました。改造人間って糖尿病なのかな?
それはともかく、ライダーが大好きな大きなお友だちは、見ると楽しい映画だと思いました。オススメだよ。
34)仮面ライダー THE NEXT(配信)
これは『仮面ライダー THE FIRST』の続編なんだけれどねえ…。なんかホラー映画みたいな作りになっていて、ライダーはおまけっぽい扱いなんです。主役は本郷猛こと1号だけれど、V3も登場します。でもこれはちょっと微妙な感じがします。だって、本郷猛が高校の先生やっているんだよ? 信じられる?
35)スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(配信)
ライダー3号と言ってもV3ではありません。IFの世界…と言うか、パラレルワールドの世界で、3号ライダーが登場します。3号ライダーは悪のライダーで、1号と2号をやっつけてショッカーの世の中を作りますが、それに当時の現役ライダー(仮面ライダードライブ)がからんでいき、3号ライダーを改心させて、元の世の中に戻す…みたいな内容だったような気がします。
正直、ストーリーはよく分かりませんでした。せっかくだからと見たライダー映画なのでした。でも、3号ライダーがおっさんライダー(演じるのは及川光博)だけれど、割とかっこよくてグッドでした。、
36)仮面戦隊 ゴライダー(配信)
仮面ライダーエグゼイドの外伝的な作品なんだけれど…説明が難しいです。私は「ゴライダー」というネーミングとキャラデザ(ゴレンジャーとライダー1号をミックスしたようなキャラデザ)に惹かれて見てしまったのだけれど、ううむ、こりゃあ一体なんだったんだろ? 正直、他の人たちにはあまりオススメできません。配信だから、うっかり見ちゃったというパターンです。
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コメント
毎日、すとん様ブログを拝見しておりますが、
毎日コメントを書くのも、いかがなものかと思い、
今日まで我慢していた私です←一種の言い訳
いやぁ、映画って本当にいいもんですね~
コングがあまりお好みではないとのこと、残念です。
まあ、良い悪いではなく、好みの問題は、個人の自由。
私の場合、スターウォーズシリーズは客観的には「良い」と思いつつ、
では「好きか?」と問われると、「別に~」と答えてしまいますが、
コングは「好き」です。
007では、
すとん様が全くお書きになっていない「ピアース・ブロスナン」が
私は好きです。
これだけ長いシリーズだと、役者の個性のみならず、時代背景もあるし、
そもそも、見る者の年齢も、感想に影響を与えるわけで、
今年、思い立って、
ロジャー・ムーアの007を2つ(=死ぬのは+黄金銃)、
見返してみたのですが、今年見ると「単なるアクション映画だな~」、
全く感心しませんでした。
今日はこれくらいで。
とりとめがなく、すみません。
さよなら、さよなら、さよなら。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
オペラ座の怪人の怪人さん
記事でも書きましたが、私は007ではハードボイルド系が好きなのですよ。んでもって、ピアーズ・ブロスナンは、私の中ではチャラ男系の007なのです。なので、名前を挙げなかったのですが、じゃあ嫌いかと言われれば、そんな事はなく、程度の差こそあれ、チャラ男系も大好きです。
実は、007映画の中で特に好きなのは…『ムーンレイカー』だったりします(笑)。だって、面白いじゃない。007なのに、ほぼコメディだからね、アレは。特に悪役のジョーズは、憎いと言うよりも可愛いって感じだし…さ。
>見返してみたのですが、今年見ると「単なるアクション映画だな~」
映画もやはり時代を反映すると思います。中途半端に昔の映画は、どうしても古さを感じてしまいますが、戦前戦中の映画(特に洋画)は、もはや古さも一周回ってますので、新鮮な気持ちで面白く見ることができます。『オズの魔法使い』とか『風と共に去りぬ』とかは古すぎて、むしろ新しいし、これは戦後の映画になってしまうけれど『十戒』とか『ベン・ハー』とか、全くCGの無い、マンパワーと光学合成だけで作られた映画も、今や新鮮です。
>さよなら、さよなら、さよなら。
ああ…懐かしすぎる(涙)。