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リズム読みの練習もきちんとやっておかないと…いけません

 声楽のレッスンに行ってきました。いやあ、最近は早寝早起きを心がけているせいもあるのでしょうか、仕事帰りにレッスンに行っているのですが、レッスンの時間はすでに眠くて眠くて…。レッスン中は気が張っているので良いのですが、レッスンの行き帰りは眠くて眠くて、ちょっと辛かったりします。特に帰宅の時間帯は、普段ならすでに就寝している時刻なので、マジで眠いっすよ。
 でも、自分が好きでやっている事だから、眠くても頑張ります。
 さて、レッスンはハミング練習からです。自分でも薄々感じていたのですが、私はフレーズの歌い出しの声を押し気味にしてしまいがちです。それも押す方向が下向きのベクトルなんですね…。声を押してしまう事もいけませんが、声を下に押すのは、もっといけません。せめて、声を上向きに押していくのなら、まだ許容範囲なのですが…。という事で、今回はそのあたりに気をつけてハミングをしていきました。結局、声を上に押すには腹筋の力が必要ってわけで…ああ、ここでも腹筋の弱さが原因かよっ!
 本来ならば、声をもっとフワッと出したいのです。そのためには、息先行で行かないといけないのだけれど、それもうっかり忘れてしまいがちです。あれこれ忘れてしまうから、毎度毎度同じ事を先生に注意されるわけです。ダメだな…。
 発声練習です。注意すべき事はいつも同じです。声は軽く、腹筋でしっかりと支え、息を先行させ、その上に声を載せて発声していく。分かっちゃいるけれど、できません(涙)。
 シューベルトの「美しき水車小屋の娘」からは、新曲で 8番「Morgengruss/朝の挨拶」です。頑張って、4番までの歌詞に目を通してきたよ。頑張ったんだからね、私。もっとも、目を通してきて、歌詞の読み方の確認をしてきただけで、ちゃんと歌えるわけではありません。なので、今回はドイツ語をちゃんと読んでみましょうってところからレッスンが始まりました。
 まずはリズム読みです。ヤバっ!
 リズム読みとは、歌のリズムに合わせて、音程は無視して歌詞を読んでいくヤツです。これが出来なきゃ、当然歌えないわけで、練習の初期段階できちんとやらなきゃいけないヤツですが…今回はこの行程をすっとばしておりました。
 ってか、今回に限らないか。私の自宅での歌の練習は、音楽先行なんだよね。まずは、メロディを音名で歌うところから始めます。歌う…ってか、音取りだね。まずはちゃんとメロディの音程を取ります。で、音名で歌えるようになったら、そこに少しずつ歌詞を載せていきます。そうやって歌えるように練習をしていくわけですから、リズム読みをしていないのです。
 だからリズム読みをしようとすると、ついつい音程が付きがちなんですね。でも、リズム読みをしなさいと言われたのだから、音程をあえて外して(お経のようなメロディに変換して)歌っていくわけです。それも初見で。ちょっと危機感ありませんか?
 本来なら、音取りをした後にリズム読みをしてから、メロディに歌詞を載せるべきなんだけれど、そこんところをついつい省いちゃうわけです。ダメじゃん。
 なんとなく歌えるようになっていても、リズム読みをしてみると、あっちこっち出来ない事が白日の元にさらされていくわけで…きゃー恥ずかしい。
 そんな感じで、ダメなところが明らかにされながら、あっちこっち直されていきます。1番の歌詞で、一通り直されたら、今度は伴奏に乗せて(やっと)歌います。ところどころ止めて直されながら、4番の最後まで歌ってみたよ。きちんと修正はしたので、後は自分で練習を重ねて、ちゃんと歌えるようにするだけだ…が、それがなかなか難しいわけだ。

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