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中声版で学ぶわけ

 声楽のレッスンの続きの続きです。
 ドイツ語難しいですね。特に歌詞に言葉を載せて歌っていくのが忙しいです。いわゆる“さばき”が難しいです。でも“さばき”が上手にできなくて“さばき”に意識が行ってしまっている状態では、楽に発音できません。楽に発音できないと、発声が大変になり、あっという間に声が無くなってしまいます。つまり“さばき”と発声の両立って、とても難しいわけです。
 と言う訳で“さばき”に集中するために、発声が楽な中声版を用いてレッスンをしているのです…と先生から説明を受けました。まあ、分かっているし、納得しているけれどね。単純に私は馬鹿なテノールだから、分かっていても「高音を出したい、高声版で歌いたい」ってだけの話なんですけれどね。
 なので、もしも将来リサイタルを開くとして(そんな予定はありません)その時に『美しき水車小屋の娘』を歌うとしたら、舞台では高声版(つまり原調版)で歌うとしても、練習の最初期ではドイツ語のさばきを確実にするために、まずは中声版で練習をしてから高声版で歌いこむという手順を踏むと良いみたいです。
 というわけで、ドイツ語に苦労しながら、7番「Ungeduld/苛立ち」を歌ってきました。まだまだドイツ語はきちんとさばけるわけではありませんが、今回でひとまず7番は終了という事になりました。次回からは、8番「Morgengruss/朝の挨拶」です。ただし、最近の私の実人生はめっちゃ忙しいので、時間的に余裕がなければ、歌の練習よりも腹筋の筋トレを優先する事になっているので、7番をもう一度歌っても良しとなりました。
 8番「Morgengruss/朝の挨拶」って、こんな感じの曲です。
 歌っているのは、ヨナス・カウフマンですが…うむ、やっぱりドイツ語は難しいそうですね。なるべく時間を作って、8番「Morgengruss/朝の挨拶」に取り掛かりたいですね。
 今回は時間切れなので、ヘンデル作曲「セメレ」の「Where’er you walk/あなたがどこを歩くとも」は無しとなりました。ちょっと残念。

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