何の年齢制限かと言えば、合唱団の入団に関する年齢制限です。もちろん、ここで言う“合唱団”というのは、町にあるアマチュアの市民合唱団の事です。
我が国には市民合唱団が星の数ほどあって、それぞれに個性もあれば、ルールも異なりますが、大きく分ければ、団員募集に関して、なんらかの条件を課している団体と、無条件の団体があります。
入団に際して条件がある団体の条件と言えば、学歴であったり、合唱歴であったり、年齢であったり、入団試験であったりするわけです。
私の場合、学歴や合唱歴を問われれば、門前払いされちゃうので、そういう団体とは関わることができません。せいぜい、年齢とか入団試験が条件の団体に可能性があるわけですが、私が入団試験にパスできる? 私程度の歌唱力でパスできる合唱団なんてあるのかな? となると、そこもダメ。残るは年齢制限のある団体(若い者を育てていこうって姿勢の団体です)ぐらいしかないわけですが、私も年をとり、高齢者ばかりの合唱界基準で言っても「若い者」には入らないわけで、緩めの年齢制限の団体であっても、そろそろ制限オーバーになりつつあるんだよね。
そういう意味で、ボチボチ年齢制限に引っかかる…んだよね。結論から言っちゃえば、入団の際に条件がある合唱団には入れなくなるんだよねえ…。
まあ、今すぐ合唱団に入りたい!とは思っていないものの、いずれまた合唱したいなあ…ぐらいの野望を持っている私です。そもそも、歌を習い始めたきっかけは「合唱団でちゃんと歌えるようになるため」だったりするんだけれど…。まあ今じゃあ、独唱の楽しみに目覚めちゃって、合唱うんぬんは横に置いちゃっているわけだけれど、決して合唱を諦めたわけではないのです。ただ、独唱が面白すぎるので、脇道にそれたまま、戻ってこられないだけなのです。
そんなこんなで楽しい道草を食っているうちに、タイムリミットが迫り、どこの合唱団にも入れてもらえないという未来になりそうだと思うと、なんか悲しいです。
「今日が一番若い日」だから、今、入れる団体に入ってしまうという手も無いわけではないのだけれど、フルートのレッスンをやめざるを得ないほど忙しい生活の中、合唱団に入団して合唱を楽しむなんて、まあ無理だよね。そんな暇ないもの。でも、暇ができる頃には、入れてくれそうな団体が無くなっちゃいそうというのも、なんか軽く絶望しちゃうんだよね。
将来的に、どうしても合唱をやりたくなったら…入団条件なんてない、フリーパスな団体に入るしかないんだろうね。
フリーパスな団体は、一見フリーパスに見えて、実は明文化されていな条件があるところが多いです。それって事前に分かるわけじゃないから、その入り口は広く見えて、実は案外狭かったりするのは、経験的に知っています。
さらに言うと、フリーパスな団体って、フリーパスなんだから仕方ないとは言え、音楽的に高い水準にあるとは言えない団体が多いでしょ? やはり合唱をやる以上は、それなりの水準の団体に入って、あれこれ学びながら自分を高めていきたいと思うのです。
贅沢な願望ですなあ。
ああ、年は取りたくないものです。
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