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ウムラウトの発音は…やっぱり難しい

 声楽のレッスンの続きの続きです。
 メンデルスゾーンの「エリア」の曲になりました。
 発表会本番では、どんな順番で歌いましょうかという話になりました。先生的には、3&4番を歌ったら、そのまま連続で39番を歌わせたいようですが、それではあまりに歌い手がつらすぎるし、4番は特に歌った後がキツイので、この曲を一番最後にしたいのが本音です。どういう順番で歌いましょうか?
 発表会は二部構成になるだろうから、前半の1部で3&4番を歌って、後半の2部で39番を歌うってのは、どうでしょうね?
 というわけで(?)、まずは39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」を歌いました。この歌は音程の平均値は確かに高いのですが、高値で安定しているので、声の負担が少ないのですよ。だから、好き。
 子音の音程の注意を受けました。いつも言われているとおり、有声子音には音程があるので、単なるノイズとして処理しないようにしないといけません。でもまあ、音声学的には子音って単なるノイズなんだけれどなあ(グチグチグチ…)。
 “in ihres”の箇所は“in”と“ihres”をしっかり歌い直しましょう。同じ“i”の母音が続くからと言って、続けて丸めて歌ってはいけません。ここをちゃんと歌うと、その後のフレーズが楽に歌えます。
 さて3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」&4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。
 まずは3番から。“Sünden”の“S”の後の“ü(Uのウムラウトです、見えますか?)”の発音が難しい。この音、発音的には“u”に近い“i”なのだけれど、見た目に引っ張られて限りなく“u”に近い音で発音してしまいます。でもそれはダメです。ああ、難しい。
 4番は歌い始めたら終わりまで休憩のない歌なので、一度崩れると立ち直るのが難しい歌です。だから、崩さない事が大切です。減点をなるべく減らして歌う事が必要です。うっかりミスって崩れてしまうと、そこからドンドン歌うのがキツくなってしまいます。とにかく軽く軽く、ノドに負担をかけないように歌っていくしかないのです。

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