東京オリンピック2020年大会は、翌年2021年に延期となりました。新しい日程は、オリンピックが2021年7月23日~8月8日、パラリンピックが8月24日~9月5日です。つまり、来年の夏に実施する事になったわけです。で、その実施の判断については、おそらく今年の例も考えると、来年3月あたりに判断する事になるでしょう。
で、来年の3月の判断で、夏にオリンピック開催が無理という判断が出れば、東京オリンピックは中止になり、次のオリンピックは、2024年パリ大会になります。
ちなみに、開催時期を真夏以外にする選択肢は無いそうです。また、オリンピックには無観客試合という選択肢も無いそうです。無観客にするくらいなら中止にしてしまおうというのが、今のところのIOCの考えのようなのです。やるならやる、やらないならやらない。実にきっぱりとした考えです。
つまり、来年の3月の段階で、日本のみならず世界中で新型コロナの感染が収まっている必要があります。でないと、開催なんて出来ないでしょ?
オリンピックをするには、日本でコロナが収まっているのは当然だけれど、世界中で収まっていないと…あそこの国はコロナが収まっているから選手団を受け入れるけれど、こちらの国はまだまだコロナが流行っているから選手団の受け入れは無理です…ってのは、オリンピック精神に反するでしょ? すべての国の選手団&スタッフ、報道陣、観客たちを受け入れる覚悟がないと、オリンピックの開催は無理なわけで、そんな事は出来ない…でしょ?
で、ここからは私の推測なんだけれど、コロナの第2波は、日本を始めとする北半球の諸国では、今年の秋から冬にかけて来るんじゃないかって思ってます(今また、感染者数が増えているのは、第1波の続きであって、本当に怖い第2波は、この先にやってきます)。つまり、今年の秋にコロナの第2波がやってくる…と私はにらんでいます。だって、いくら新型と言えども、コロナはコロナ。つまり風邪なんだよね。風邪は秋~春に流行するものです。実際、今年も流行したのは冬以降だったでしょ? で、今は夏だから、感染者が少なくて当然なのです。少ないはずなのに、この程度なのです。だから、第2波がこんな程度で済むはずがないのです。
秋にコロナが再流行して、短期間で終息してくれればいいけれど、たぶんそれは無いでしょ? インフルエンザだって、秋頃から流行が始まり、翌年の3~4月ぐらいまでは猛威を奮っているじゃない? たぶん、新型コロナも似たような感じになると思うんだ。そうならば、3月時点で判断をすると言うなら、東京オリンピック中止って言わざるを得ないんじゃないかな? 第2波をナメちゃいけませんよ。スペイン風邪の時は、第1波よりも第2波の方が圧倒的に死者数が多かったんだそうです。第2波、怖いです。なので、冬にコロナ再流行があれば、ほんと大変な事になってしまうと思います。
そして北半球でコロナが再流行すれば、それに引き続いて、その半年後…つまりオリンピックシーズンに南半球で再流行するでしょうから、当然、オリンピックは開催しなくてよかった…となるんじゃないかって思うんです。
なので、個人的には東京オリンピックは是非とも開催して欲しいと願ってますが、たぶん、東京オリンピックは出来ないんじゃないかと思う私なのです。
だからと言って、自分たちから「オリンピックを止めよう」と決めるのは、違うと思ってます。出来ないかもしれないけれど、最後の最後まで望みを捨てずに諦めずに、オリンピック実施に向かって準備していくべきだろうと思います。最後まであきらめずに頑張り続ける、というのが、日本人の美徳であり、他の民族にはなかなか真似できない我々の特質だからです。そして、祈りましょう、世界を新型コロナの恐怖から救ってくださるように。
であっても、たぶん、オリンピックは出来ないよね。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
コメント