本日(5月14日)付で39都道府県の緊急事態宣言は解除される見込みです。残りは8都道府県(北海道,東京,神奈川,埼玉,千葉,大阪,京都,兵庫)で、これらの残った地域の緊急事態宣言は、いつ解除されるのでしょうか?
見込みとしては、従来の宣言どおり、今月末(2020年5月末日)で解除の可能性があります。実際、自粛疲れ(?)もあるので、このあたりで解除されるかもしれないし、もう数週間延長されるかもしれません。
どちらにせよ、緊急事態宣言が解除されたとしても、以前の日常が戻ってくるわけではなく、おそらく解除されたら、その2週間~1ヶ月後ぐらいに、第2波と呼ばれる感染拡大の波がやってくるのではないかと、私は考えます。
と言うのも、現在の感染者数が減って緊急事態宣言が解除されたとしても、それはもう日本人がコロナに罹らないというわけではなく、あくまでも現在の感染者数が減ったという事実を示しているだけに過ぎないからです。今の感染者数が減っても、それで明日の感染者数も減っていく…なんて事はなく、明日は明日で、また明日の感染者が生じるだけです。つまり、今と明日はつながっていないのです。
今回の武漢風邪(新型コロナウィルスによる肺炎)は、ウィルス性の感染症ですから、実のところ、ワクチンが開発されて国民全員がワクチン接種をするか、あるいは、国民全員がコロナウィルスに罹患して個々に免疫を得るかの、2つに1つしか、コロナ収束の道が無いからです。今の外出自粛要請をお願いするやり方では、ゴールを先送りにして、1日に発生する患者数を少なくして、いつまでもダラダラとコロナの相手をする…わけで、その目的は、医療機関をパンクさせないため…でしょうね。
閑話休題。
で、今現在、武漢風邪のワクチンは無いです。日本は集団免疫を獲得するというやり方をしていませんので、多くの国民は、自宅に籠もって、ウィルスから遠ざかった生活をしていただけで、武漢風邪に罹患した人は多くありません。単純に、今の日本人は“まだウィルスと接触していないだけの人”がほとんどです。なので、今、発病していない人の多くは、免疫があるので発病していないのではなく、単に運が良くてウィルスと接触していないために罹患していないだけなのです。そういう人は、ウィルスに接触する機会があれば、武漢風邪を発病する可能性があるわけです。少なくとも、私はまだウィルスと接触していないと思われるので、今後も武漢風邪に罹患する可能性は大なのです。
そう思うと、緊急事態宣言が解除されて、行動の自由が戻ってくるのはうれしいですし、緊急事態宣言の解除を待ち望みますが、それで今回のコロナ禍が終わるのか言えば、そうではなく、お芝居的に言えば、第1幕が終わって、次の第二幕が始まるだけです。
となると、ワクチンが開発されて実用化されるまでは、あれこれ自粛生活を続けていかないと、武漢風邪に罹患するわけだけれど、緊急事態宣言が解除されてしまえば、自粛生活も続けられないので、私を始め、多くの人が武漢風邪に罹患してしまいます。
どうせ武漢風邪になるのなら、いっそ免疫を得られるチャンスだと思って、ドーンと来いって感じです。でも、可能なら感染しても発病しないタイプで感染したいですし、発病したとしても、できるだけ軽症で終わるように願っています。相手は病気なんだから、死んでしまったとしても仕方ないけれど、苦しんで死ぬのは嫌だな。重篤化はイヤよ。
そんな事を考えている私だったりします。
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