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練習風景を録音録画してみよう

 私がごくたまにやっている“練習風景を録音録画してみる”事について書いてみたいと思います。
 私、たまに自分の練習の様子を録音してます。んで、その直後に確認のために聞いて、自分でダメ出しをします。本当は、録画の方がいいんだろうけれど、録音の方が手軽なので、ついつい録音で済ませてしまう私だったりします。
 録音方法は…スマホで録音。ああ、簡単。スマホなら再生も簡単だし、イヤホンを使えば、自分しか再生音は聞けないし、ああ、ほんと便利でお手軽。で、聞き終わったら、すぐさま削除(笑)。保存はしません。あくまで、練習の確認用なんです。
 そんな感じで、たまに自分の練習風景を録音しています。録音しているのは、主にフルートの練習です。フルートって、演奏している時、本当に必死になっていますので、自分の演奏を聞きながら演奏するなんて、心の余裕が(少なくとも私には)無いので、録音が必要なんです。
 録音を聞くと、色々分かります。演奏の間違いが分かるのは当然として、正しく演奏できていたと思っていたのに、録音を聞くと、音色が良くない部分とか、リズムの甘さとか、テンポの不安定さとか、演奏中は気にもしなかった欠点が、よく分かります。
 まずは自分の欠点を知る事。欠点を知る事ができれば、それを改善するチャンスが生まれ、上達する可能性が増えます。
 音楽を学んでいる以上、やっぱり、上達したいからね。でも、やみくもに演奏していても上達はできないわけです。その点、録音録画して、自分の欠点を知った上で、そこに集中して練習していけば、確実に上達できるわけです。
 という訳で、練習風景を録音録画するのって、良いですよ。
蛇足 じゃあ声楽はどうしているのかと言うと、姿見の鏡に向かって歌っています。歌の場合は、フルートほど必死ではないので、歌いながら、自分の声や歌を聞いたり、自分の様子を観察したりする余裕があるので、鏡に向かって歌い、鏡に反射される自分の声や姿でリアルタイムチェックをしているわけです。もちろん、これはある程度暗譜してからの話…だけどね(汗)。

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。
    >音楽を学んでいる
    某アマオケでのオーボエ吹きの方とのお話です。彼女は小学校の先生です。
    フルートの経験も少しあって現場でフルートも教えているらしいです。他の楽器も一通りあるのかもしれません。
    フルートでは、アンブシュアは口角を上げてイの形にしてから作る、楽器が右に下がってアンブシュアが崩れるのでどうしたらいいのか、というunbelieabableな話でした。
    アンブシュアは自然に閉じた口からプッと吹く程度とか3点支持をお話しました。
    学校の先生が自分の専門でない管楽器をどこまで教えるのかビックリです。彼女もフルート吹きの先生を直接呼べたらとは話してました。
    最初に何を聴くか教わるか、メチャ大事です。
    失礼しました。

  2. すとん より:

    tetsuさん
    >学校の先生が自分の専門でない管楽器をどこまで教えるのかビックリです。
     どこまで…と聞かれたら、おそらくかなりの先生は“ひととおり全部教えちゃう”のだと思います。自分の専門どころか、自分ではまともに触った事のない楽器ですから、教えちゃうでしょうね。もちろん、演奏経験がないわけだから、本などの知識から教えるんですが…。
     少し謙虚な先生で、ご自分が門外漢である事を認識している先生は、部活の生徒同士で教えさせます。いわゆる、先輩が後輩を指導するわけですが、その先輩だって、一年前までは楽器に触った事すらない素人だったりするんです。そういうわけで、学校の現場では、素人が素人を指導するという事が日常的に行われているわけです。
     ある意味、恐ろしい感じもしますが、学校の部活動なんて、程度の差こそあれ、そんなモンです。プロの指導者がいる学校なんて、ほんの一部で、例外的な学校なんですよ。
     部活というのは、裾野を広げるモノであって、決して頂点を目指しているモノではないんですよ。それが現実なんですね。
    >最初に何を聴くか教わるか、メチャ大事です
     私もそう思います。でも、学校にそれを期待するのは、ちょっと酷だろうとも思います。学校は音楽や体育のためにあるわけではないのですからね。

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