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発表会と併せて、クラシックコンサートのレッスンも始めました

 さて、声楽のレッスンの続きです。ソロ曲の次は、二重唱曲のレッスンです。

 最初は「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」です。発表会では「愛のワルツ」というタイトルで歌います。この曲自体は、歌うのも簡単だし、歌詞も短いので暗譜も簡単な分、聞いているお客さんも飽きちゃうという曲なのです。そのため、歌い手側はあれこれ工夫をしながら歌うわけです。

 全然練習していませんが、妻は踊る気まんまんです。曲中でワルツを踊るつもりのようですが…私、ワルツなんて、すっかり忘れたよ。踊れるかな? かなり心配。ちゃんとダンスの練習しないと無理かもなー。

 あと、歌的には、全般的に淡々と歌うのではなく“ときめき”を入れながら歌う事が必要なんだそうです。まあ、演じながら歌えば、自然と“ときめき”が入っていくでしょうから、それは問題ないと思います。問題は、演技プランとか、全然立ててないけれど、大丈夫なのか!って事でしょう。

 あと、譜面に無い繰り返しをするのと、繰り返したら、慣習的なフレーズを歌うので、いきなり歌の難易度が上がりますが、とにかく頑張って歌うことにしました。私に課せられたミッションは“弱音の胸声で高いAの白玉音符を歌うこと”です。へへ、ムズカシイなあ。

 次は「A Dutiful Wife/従順な妻」です。まずは高いHの歌い方を注意されました。この部分はファルセットで歌うのですが、その際にあわよくば胸声で歌おうなんて気持ちは最初からきっぱりと捨てて、ちゃんとファルセットで歌う覚悟で歌った方が、気持ち良い音程でハマるので、浮気心を出さずにきちんとファルセットで歌うように言われました。ううむ、見透かされているなあ…。

 この曲は、愛の二重唱なので、いくら音域的にキツくても、丁寧に歌わないといけません。音域的にキツイと、ついつい勢いとかパワーとかで歌ってしまおうと(私の場合)しがちなのですが、それをやっちゃうと歌の雰囲気を壊すので、なるべく丁寧に、ソプラノの歌に寄り添うように歌っていく事を求められました。ラブソングってのは、昔の日本語では相聞歌って言っていたわけで“互いに相手の言うことを聞いて歌う”わけだから、自分勝手に歌っちゃダメなんだな。

 例によってハモリの箇所は重点的に練習しました。要は私がうまくハモれないのだけれど、なぜうまくハモれないのか、どこで失敗するのかを先生と突き詰めて、重点的に練習する箇所を教えてもらいました。あとは私が頑張るだけです。

 以上、発表会の曲の練習をしました。残り時間は、10月のクラシックコンサートで歌う曲を見てもらいました。

 まずは、トスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」です。実はこの曲、まだ譜読み段階で、自宅でもちゃんと歌ったことがなかったので、ある意味、ぶっつけ本番だったわけですが、まあまあ歌えました。後半のリズムが取りづらかったのですが、まあ何とかなるでしょう。音程と歌詞に関しては、細かいミスがありましたが、それは今後修正していけば済む話です。要するに、足りないのは歌い込みって事のようです。

 レオンカヴァッロ作曲の「Mattinata/マッティナータ(朝の歌)」は、以前、レッスンでやっているので、まあすんなりと歌えました。ただ、曲の終盤は例によってカデンツァになるわけで、その部分を先生と相談しました。レッスンの時は、ピアノには変更を加えずに、歌だけ変奏したわけですが、今回は人前で歌うという事もあって、ピアノの伴奏にも若干の変更をしてもらう事にしました。まあ、大した事はしませんが、それでも私流に歌いたいと思ってます。

 本番が続くけれど、これは楽しい大変さだから、前向きに頑張っていきましょう。

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