最近、金魚水槽へ入れる水草はガボンバにしています。以前の子たちにはガボンバではなくマツモグサを入れていました。マツモグサは日本産の水草で、柔らかくて金魚にとっては食べやすく、また繁殖力も強いので、いつでも新芽を食べられる水草でした。欠点は、少々お高い事と、限られたお店でしか入手できないという事です。でも、この水草しか食べなかったので、仕方なくマツモグサを入れていたわけです。
ところが今の子たちは、マツモのような高級食材ではなく、ガボンバで全然構わないようなので、金魚水槽に入れる水草は、今はガボンバにしています。
ガボンバは安くて、どこでも売っているので入手が容易なのが特徴です。ただし、外国産の水草なので、金魚水槽の中では、ほぼ繁殖しません。ですから、金魚に食べられたら、それでオシマイなのです。定期的に新しいモノを水槽に入れてあげないといけません。
ここのところのルーチンでは、月に一度、近所のスーパー(もはや金魚屋や熱帯魚屋ですらない:笑)で、ガボンバを3束購入し、それを金魚水槽に入れると、ほぼ一ヶ月で食べつくすので、また新しいモノを入れる…ってカタチを取っています。
ガボンバ3束って…結構な分量です。ですから水槽に入れると、しばらくは水槽の中が水草だらけになってしまいます。
最初のうちこそ、水槽の大半を水草に取られて、金魚たちは隅っこの方でひっそりと暮らしていたのですが、いつの頃からか、金魚たちは水草を大量に投入されると、自分たちで水草を片付けるようになりました。
具体的に言えば、水槽の水面一面に広がっている水草を水槽の一箇所にかき集めて、自分たちのスペースを作っているのです。これは偶然ではありません。その証拠に、水草が集まる場所は、一定していないのです。もし水草が集まる原因が水槽の水流のせいなら、いつも同じ場所に水草が溜まりますからね。時にポンプの吸い込み口付近だったり、逆にポンプの吐出口のそばとか、エアの出口付近とか…。毎回毎回、水草を集める場所が違うのです。言える事は、エサの投入口とか、人間が良く見える水草の前面からは、早々に水草を撤去してスペースを作るって事なのです。
どう考えても、金魚の意思を感じます。
問題は、水草を片付けている姿を我々には見せないので、誰がこんな事をやっているのが、未だに不明なのです。誰がやっているんでしょうね? それと水草を動かして部屋(水槽)を片付けられるほどの知恵者な金魚って、誰なのでしょうね? 私、今の子たちは、おバカちゃんばかりだと思っていますので、実は隠れた賢い子がいるのかもしれない…と思って興味津々なので、いつか解明したいと思ってますが…まあ気楽に観察していくことにします。
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