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私の好みの金魚

 ウチの金魚も数年から数ヶ月単位で次々と入れ替わり、今までかなりの数の金魚たちを、私は飼育してきました。まあ、金魚の寿命ってやつは、軽く10年を越えるので、私は金魚を飼うのが下手…なのかもしれません。

 その反省は、ちょっと横に置いておいて、今までそれなりの数の金魚たちを飼育してきて、私には私なりの“好みの金魚”がいるのだなあ…と思ったので、今回はそれを記事にしてみたいと思います。

 金魚とひとことで言っても、実は色々な違いがあります。

 まずはカタチが違います。金魚の体型には、大きく分けると4種類あります。普通の魚のカタチをした和金系の金魚と、ひし形体型で“金魚”というと、よくイメージされる琉金系の子と、和金系の体型を丸く円柱形にした感じのオランダ系の子と、そら豆形のらんちゅう系の子です。

 ウチで飼ってきた子は、たいてい琉金系の子か、オランダ系の子です。和金系の子と、らんちゅう系の子は飼っていません。和金系は私の好みではなく(和金系は熱帯魚のエサにしか見えないのですよ、私)らんちゅう系は妻の好みではないからです。個人的には、らんちゅう系はとても好きなので、ぜひ飼ってみたいのですが、なかなか妻の同意が得られません。妻にはらんちゅう系の可愛らしさが分からないようなのです。

 現在の水槽で言えば、ヤヨイとシズカとアセビが琉金系で、ベルちゃんがオランダ系です。ミドリは出目金なので、どちらでもありませんが、あえて言うと、オランダ系のボディをしています。

 次は色ですね。金魚というと、やはり朱色というか、赤みがかった黄色っぽい色をしているイメージがあります。実際、シズカはそんな感じですが、ウチの水槽では赤系の子は、常に少数派です。また、濃い色の金魚(黒や茶やフナ)も必ずいますが、やはり常に少数派です。たくさんいるのは、やはり白色をベースにした白系の子かな? きっと私は白系金魚が好きなのかもしれません。

 現在の水槽で言えば、シズカが赤系で、ミドリが濃色系で、ヤヨイとアセビとベルが白系です。

 ヒレのカタチとか長さも金魚の個性の一つです。私は原則的にヒレの長いタイプである“尾長”が好きなので、今は、尾ビレが普通に長い子(ヤヨイ、ミドリ)と、尾びれがとても長い子(アセビ、ベル)がいます。シズカは、本来は尾ビレが長いタイプなのですが、実は尾ビレの一部が欠損しています。まあ、キズモノと言えばキズモノなのですが、品評会に出すわけではないので、これはこれでアリです。

 こう考えてみると、私の金魚の好みは『オランダ体型の色白で尾ビレの長い子』って事になります。現在の水槽だと、ベルちゃんが該当するかな…?

 でも、歴代の金魚たちを思い浮かべてみると、一番気に入っていたのは、やはりカエデ君かな? 2007年の夏~2010年の夏の3年の間我が家にいた、チョコレートオランダのカエデ君が、一番可愛い子だったかもしれない。

 カエデ君は、オランダ系特有の可愛らしい顔つきをしていたし、尾ビレに限らず、どのヒレもすごく長かったし、チョコレートオランダの名の通り、濃色系の体色だったけれど、光の加減では深みのある黄金色に輝いていたし…ね。あと、何と言っても、この子はアタマが良かったんですよ。金魚にしては、若干の知性を感じられる子だったのですよ。もしも、この子がクチがキケたら、楽しかったかもしれません。カエデ君は、ずいぶん前に星になってしまったにもかかわらず、今でもしっかり私の心の中に住んでいます。本当に可愛い子だったんですよ。

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