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横浜でレッスンをしたので、ついでにブラブラして、疲れてしまいました

 声楽のレッスンに行ってきました。今回は、先生の都合で、横浜のお教室でレッスンとなりましたので、ピアニストさんと待ち合わせて、一緒に横浜まで出かけてきました。

 まず最初に、発表会の公式音源をいただきました。まあ、音質はかなり良いのですが、私の歌唱は、こちらにアップした簡易録音版と大差ありませんでした(当然か!)。

 レッスンを始める前に、本番当日の声出し状況を尋ねられましたので、自宅でみっちり発声練習をしてから、3時間前に会場入りをし、他の人たちの歌唱を聞きながら自分たちの順番を待ち、本番1時間ほど前に20分ほどの当日の発声練習時間があるので、そこで最終の合わせをして、本番です…と伝えた所、声の出せない場所での発声練習のやり方を三通り教えてもらいました。つまり、当日はこれをやりなさいって…わけですね。

 たぶん、ここに書いてもうまく伝わらないと思うけれど…まず最初は、無声音でティトゥティトゥティトゥティトゥ…と言い続ける練習。試しにやってみましたが、実は私、クチがうまく回らずにすぐに噛んでしまいます…が、これを延々とやると良いのだそうです。ただし、延々とやってクチが疲れたらアウト、腹筋が疲れるのが正しい発声練習なのだそうです。

 次は、誰もがよくやっているリップローリング。いわゆる「ブルブルブルブル…」って奴です。これも短時間で「ブルブル…」が終わってしまうのは、腹筋の支えが無いのでダメで、そこそこの時間「ブルブル…」できないといけないのだそうです。はい、私、あっという間に終わっちゃいます(ダメじゃん)。

 最後はタンローリングってやつで、イタリア語のrの発音を延々とするやつで「rrrrr…」って奴です。フランス語のrでやっちゃダメなのよん。先生曰く「これが一番簡単」なんだそうだけれど…私、やっぱりあっという間に終わっちゃいます(しくしく)。

 私の場合、どれもこれも腹筋の支えが足りないため、ダメなのです。逆に言うと、腹筋を鍛えるためには、これら3つのうちのどれかを日常生活でのトレーニングに加えればいいってわけですが…一番簡単なタンロールングでも、毎日やりましょうか…って思いました。

 さて、レッスンです。レッスンの時間はたっぷりあっても、やるべき曲が長いので、とにかくアタマから潰していきます。

 さすがに今回のレッスンに向けて、妻も練習してきたので、今度は二人で歌って合わせます。ウチの妻は練習さえすれば、ちゃんとデキる子なのです、うむ。

 最初はイントロ代わりに歌う「Grazie, Buona sera/ありがとう、おやすみなさい」です。

 フレーズの歌い出しは、とにかく子音を先行させる事。いきなりガツンとは歌わない事です。それと、フレーズの歌い終わりは、相手に手渡すように、長めでフワッと終える事です。次のフレーズも、あたかも自分が歌うつもりで、メロディーを渡すのが、二重唱の基本なのですが…それがなかなか出来ないのが、素人なのです。へへへ。

 この二重唱は会話シーンなので、歌も会話のように繋いでいかないといけません。またテンポも決して一定ではない…と言うか、おおげさに言えば、1小節ごとに違うので、そのテンポの切り替えをピアニストさんが分かるように歌わないといけません。さらに言うと、今はまだ音楽稽古だけれど、このシーンは歌よりも演技の方がメインになる箇所なので、演技の動き次第では、まだまだテンポが揺れるわけで…色々と難しいです。

 ちなみに、このシーンでは小道具が必要となります。ミミが落としてしまう鍵は、普通に購入するのは難しいだろうと思い、最初から通販で入手する事を考えて、これにしました。

 如何にも昔の洋館の鍵…って感じでしょ。これで200円なんだから、小道具としては安いものです。

 鍵の他に、実はロウソクが、ミミの分とロドルフォの分と2つ必要なのですが、本番の舞台では、ホンモノの火は使えませんし、御佛前の電子式の灯明ももちろん使えません。昔のパリっぽい(ってどんな感じ?)LEDのロウソクを用意しないといけません。おまけに舞台上で簡単に灯を消せないといけません。

 実は、この日のレッスンは休日の午前中だったので、昼過ぎから妻と二人で横浜の雑貨屋さん巡りをしたのですが、結局、半日、横浜中を、ポケモンを狩りながら(笑)LEDのロウソクを探しまわったのですが、良い物がなくて、結局、ヘトヘトになっただけでした。案外、ちょうど良いものが無かったのです。で、結局、ロウソクも通販を利用してしまいました。

 これです。

 これは、振ったり、息を吹きかけたりすると、灯が消えるタイプのLEDロウソクです。メカ部分が、すりガラスのタンブラーの中に入っているので、客からは電子部品が見えないので、なかなか良いです。それと、LEDの光が案外明るい上に、赤い光でおまけにユラユラしますので、舞台映えがしそうです。明るい舞台でも、灯がよく見え、灯が消えてしまうのが分かると思います。もちろん、袖の人に頼んで、多少は舞台を暗くしてもらえるように頼むつもりです。LEDロウソクが思ったよりも良いモノだったので、ちょっと安心しました。

 さあ、後はちゃんと歌えるかどうか…だな(笑)。

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