金魚たちが、だいぶ育ちました。オタキサンだけが、いわば“前世代”の生き残りで、後のヤヨイとミカンとミドリとエナは最近来た子です。ですから、オタキサンだけが大きくて、他の子はチビちゃんで…という状態が続いていたのですが、最近、ふと気づくと、ヤヨイはオタキサンとほぼ同じ大きさまで育っていました。いやいや、オタキサンだけでく、ミドリもかなり近い大きさまで育っています。ミカンは少し小ぶりで、エナはもうひと回り小さいのですが、近い将来、オタキサンと同じ大きさになってしまいそうです。
どうやら若い金魚と言うのは、その水槽にいる、一番大きな金魚の大きさを目指して急速に成長する生き物のようです。と言うのも、どうやら金魚の世界では、カラダが大きな奴がエラい…みたいなんですね。ですから、ほんの少しでもいいので、大きなカラダになりたがるようです。
新入りは常に先輩のボディサイズを上回りたい…これを幾世代に渡って繰り返していると、サクラのような巨大魚が誕生しちゃうんだと思います。
ですから、現在、一番大きな金魚がオタキサンですから、その大きさをみんな目指しているんだろうって思います。オタキサンもかなり大きな金魚ですが、サクラやブニョと比べれば、二回りも三回りも小さいですから、まあ良しです。
と言うのも、金魚的には少しでもカラダが大きい方が良いみたいですが、カラダが大きくなるのは諸刃の剣でして、大きくなるほど不健康になりやすいんです。おそらく短い期間で巨大化するので、カラダのあちこちに無理が生じるんだと思います。ですから、ブニョやサクラのサイズではなく、オタキサンのサイズなので、ちょっぴり安心です。
それにしても、みんな、大きさが揃ってきて、水槽が窮屈に感じるようになってきました。
大きさもそうなんですが、オタキサンとミドリが似てきたんですよ。
本来、オタキサンはフナ色(飴色)のオランダ獅子頭で、ミドリは黒出目金ですから、全然違うはずなんですが、なんか体色がほぼ同じになってきました。オタキサンの明るいフナ色が濃くなってきたんですよ。それと呼応するかのようにミドリの漆黒の部分が薄くなって、濃い目の金色(つまりフナ色)になってきたんです。今では、体色に関しては、オタキサンとミドリはほぼ同じになりました。
さらに大きさもほぼ同じだし、背格好も似ている(笑)。行動が不活発な点も似ています。もう、違うのは、目玉が飛び出しているかいないか…ぐらいです。なんなんでしょうね?
ちなみに、オタキサンとミドリはおとなしい子ですが、残りのヤヨイ、ミカン、エナは元気いっぱい、いつも活発な子です。よく三匹+メダカで追っかけっこをしています。この三匹は、まだまだキャピキャピしているんですね。
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