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ホノカがやってきました

 2013年7月20日。ハナジロが星になった日の夕方に、ホノカを迎え入れました。

 お店は、いつも行っている、いつまで営業しているか不安でたまらない、例の老夫婦の店から購入しました。値段は880円。ただの素赤琉金ですから、少々お高い値付けです。

 素赤琉金…ごく普通の金魚って事です。少し前まで「琉金は転覆病になりやすい。それはかわいそう。これからの我が家の水槽では、転覆病になりにくいオランダ獅子頭を中心に飼っていく事にする」…と去年の今頃決めたはずですが、その転覆病になりにくいはずのオランダ獅子頭のハナジロが転覆病になり、転覆病になりやすいはずの(三色)琉金であるナゴンがデブデブのまま泳いでいるところを見ると、転覆病になりやすいなりにくいは魚種ではなく、個体差によるものではないかという判断をして、琉金だから飼わないって事はしない事にしました。

 で、素赤琉金の子をウチに迎え入れたという寸法です。

 だいたい、サクラ以前の、ウチで飼った丹頂はみな短命でしたので、一時期「丹頂は短命なので飼わない」と決めていたのですが、そんな中、我が家にやってきたサクラは、実に元気な奴なので「丹頂は短命だから飼わない」というルールも、いつのまにか撤廃されていますから「琉金は転覆病になりやすい」というルールも撤廃でかまわないでしょう。

 さて、新しくやってきた素赤琉金の子ですが、名前をホノカと名付けました。“炎香”でホノカです。実に真っ赤な子なので“炎”がお似合いなんですね。

 例によって、一匹だけ小さいので、水槽に入った当初は、見事に怯えきっていました。特にサクラが近寄ってくると、一目散に逃げまどっていました。襲われる…とでも思っていたようです。一夜明けて、誰もホノカを襲わないと分かると、今度は逆に、他の子たちに対して、馴れ馴れしい態度を取るようになりましたし、エサの時間も他の子たちに負けず劣らずの食いッ振りとなりました。

 最近では、馴れ馴れしい態度どころか、ホノカは、お姉さんたちの害悪になっています。小さな金魚がよくやることなんだけれど、大きな金魚を虐待するんですよね。金魚の世界では、小さな金魚の方が大きな金魚よりも強いんですよ。たぶん、狭い水槽の中では、小回りが利く小さなカラダの方が有利なんでしょうね。

 さっそく、サクラがホノカに怪我させられました。両方の胸ビレの骨の部分を折られて、左の胸に穴が開きました。かなり派手にやられています。あんまり、酷いような、手を打たないといけないなあ…。

 しかし、これだけひどい怪我を負わせるとは…もしかすると、ホノカはオスかもしれませんね。金魚のオスは、見かけによらず野蛮で、メスを徹底的に追いかけて、怪我させて、時には殺してしまうんですよ。そう言えば、前にいた、乱暴なオスも、素赤琉金だったかも(レッドデビルこと、アカネですね)。

 それにしてもホノカは、一週間ほどで、二まわりほど大きくなった気がします。成長の速度が速過ぎます。これじゃあ、まるでハナジロのようだね。ハナジロも急激に巨大化して、病気になったんだよね。大きくなるのは結構なんだけれど、サクラのように時間をかけて、ゆっくりと成長して欲しいものです。それが心配です。

 とりあえず、ホノカはキャピキャピしてます。まだ若いんでしょうね。

2013

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コメント

  1. 椎茸 より:

    写真、ありがとうございます[E:happy01]
    真っ赤できれいですね! かわいいです。
    長生きしますように~。

  2. すとん より:

    椎茸さん

     ホノカは見かけは可愛いのですが、本性はかなり凶暴な奴でして、ちょっと頭を抱えているところです。性格が悪いのは、写真にうつらないからなあ…。

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