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今がサカリです

 今がサカリなんです。何の“サカリ”かと言うと、金魚のサカリ、つまり発情期なんです。

 今までの我が家の水槽には、オスの金魚がいなかったようで、春だからと言って、特別な事はありませんでしたが、今年のメンバーの中には、どうやらオスっぽい子がいて、水槽がすごくワキャワキャしています。

 そうなんですよ、金魚って、かわいいんだけれど、オスにはきちんと発情期があって、発情期に入ると、メスを求めて、大騒ぎをするんですよ。ちなみに、金魚のメスは目立った発情はしません。

 そして金魚は、その大半がメスなんです。ですから、売ってる金魚は、まずメスだと思って間違いありません。どこの家の水槽も、たいていはメスの金魚しかいない事が多いです。水槽にメスしかいなければ、発情期は全く関係ありません。おとなしいモノです。

 でも、買ってきた金魚の中に、たまにオスが混じっている事があります。一説には、金魚の場合、生まれてくる段階で、オスメスの比率は1:9ぐらいだという話があるくらいに、オスは珍しく、たいていはメスばかりなんです。

 金魚の場合、雌雄の判別は、あまり簡単ではありません。それでもいくつかの特徴があります。一番の特徴は、性格の違い(笑)。繁殖期に限らず、オスはたいてい活発です。ただし、中には穏やかな性格のオスもいますので、性格の活発さだけで雌雄は判別できません。

 身体的な特徴としては、発情期のオスには、追い星と呼ばれるニキビのようなものが、エラブタに発生しますが、これも実に小さなものなので、あまりハッキリと見分けられるようなものではありません。あと、オスは肛門が小さい(笑)ので、比較的糞が細いです。

 金魚の場合、雌雄の違いなんて、これくらいしかありません。さらに付け加えて言うならば、オスの方が美形金魚が多いし、オスの方が短命なんですが…、これも性格の活発さ以上に個体差があります。

 「でも、発情期になって発情していれば、オスだよね」 いやいや、それも違うんですよ。金魚にも性欲の強い子と弱い子がいて、発情期にメスを殺してしまうくらいに獰猛に発情するオスもいれば、発情期になっても、なんとも穏やかなオスもいます。

 また、金魚の世界は、大半がメスという事もあって、どうもメスのくせにオスのような行動を取る子がたまにいます。まあ、金魚のレズビアンなのかもしれません。なので、実は金魚の場合は、発情行動を取っていても、オスとは限らず、雌雄の判別がつきづらいんです。

 で、今年の我が家の話なんですが、どうもにもヤヨイがサカってます。それもかなり活発と言うか…獰猛なんです。で、対象は…オタキサン…です。まあ、二匹ともにいい年頃なので、発情をしても不思議ではありません。

 オタキサンはいかにも「腹にタマゴを抱えていますよ」という体型になってますし、それを見て、ずっとずっとずっとず~っと、ヤヨイがモーションをかけています。ヤヨイの獰猛なアタックのために、オタキサンはすでにボロボロになってしまいました。水槽だと、オスの猛攻から逃げ切れない事が多く、たいていのメスはボロボロになります。まあ、ボロボロになっているとは言え、オタキサンはヤヨイを避けているわけではないので、今のところは放置していますが、あまりオタキサンの怪我がひどすぎるようなら、隔離する事も考えています。

 実は、ヤヨイが本当にオスなのか…どうにも確信が持てないんですよ。たしかに行動だけ見ているとオスのようなんですが…本当にこの子はオスなのかな? もしかすると、ヤヨイはオスではなくメス…というかレズビアンのような気もしないでもないんです。

 まあ、まだしばらくは様子見となりますが…ほんと、どうなんでしょうね。

 ちなみにメダカも発情しています。人間が見ている前でバンバン種付けをしまくって、ジャンジャカ産卵しまくってます。それは見ていて小気味いいですよ。ああ、生命の営みだなって思うわけです。

 で、メダカたちが産卵した卵を、みんなで美味しい美味しいと言って食べてしまうので、全然メダカの稚魚は生まれてこないのですがね(笑)。

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