師走で走り回っている私です。今回も、見事にレッスンをお休みしました。だって、レッスンの時間になっても、職場で仕事していたんだから、仕方ないでしょう。
と言うわけで、今回もレッスン記事ではなく、フルートエッセイでお茶を濁すことにします。
フルートは、楽器の一部が振動して音を作る楽器ではありません。楽器そのものは単なる筒でしかなく、その筒の中の空気が振動する事によって音が作られる仕組みとなっています。もう少し具体的に言うと、歌口に息を吹き込む際に、息が歌口のエッヂに当たることで生じた空気の疎密波が、管体の長さに応じて反射して戻ってきた際に、歌口から改めて入ってきた空気の疎密波と干渉しあって、音波となり、歌口から外に音として出て行く…という仕組みになっているのだそうです。
つまり、フルートの音に影響を与える楽器の要素としては、歌口と管体であって、歌口は、その形状によってフルートの音色に、管体は、その容量(長さと太さ)によって音程に、それぞれ影響をあたえるわけです。
音色に関してのみ言えば、大切なのは、原音とも言える、最初に空気の疎密波を生み出す歌口のエッヂの形状が大切なんです。そして、そこにどんな息を当てるのか、奏者のクチビルの形状や柔らかさ、腹圧、口腔内の容量などの、奏者側の息の質の問題も絡んでくると思います。
フルートの音色を作るものは、奏者の出す息と、歌口のエッヂの形状って事になるわけです。そして、どちらがより音色に影響を与えるのかと考えるならば…これは経験的に言わせてもらうならば、奏者の出す息の方でしょうね。
と言うのも、フルート奏者にはフルート奏者ごとの固有の音色というものがあります。どんなフルートを吹いても、奏者が同じならば、観客には同じフルートの音として聞こえるからです。フルートの歌口のエッヂの形状が音色に大きな影響を与えるならば、奏者が楽器を持ち帰る度に、音色が大きく変わっていくはずですが、現実にはそんな事はありません。
フルートという楽器そのものの違いは、音色の違いには、あまり関係しないのです。であれば、その楽器の素材がなんであれ、音色には関係しない、って事になります。
だから、よく“洋銀の音”とか“銀の音”とか“金の音”とか言うじゃありませんか? でも、そんな音はこの世には存在しないって事になります。実際に観客席に座って、フルートの音を聞いて、そのフルートの素材が当てられるかどうかなんて…誰にもできません。まあ、当てずっぽうがたまたま当たるという事はあるでしょうが(笑)。逆に、演奏する人が有名な方で、聞く観客も耳が肥えていたら、その音を聞くだけで、誰の演奏かを当てることは可能でしょう。それくらい、奏者ごとの音の違いは顕著だと思います。
このように、理屈で考えると、フルートの素材が音に与える影響は、ほぼありません。でも、体験的にフルート奏者たちは、素材ごとに音が違うことを知っています。これはなぜでしょうか?
一つには、素材の違いは、その楽器の音色には影響しないけれど、別の部分に影響を与えるからです。
これも経験則からの話になりますが、素材が高級になればなるほど、音が遠くまで届く…と言われます。実際、奏者が同じなら、ゴールドフルートの方が他の素材で作られたモノよりも大きくて迫力のある音が出ると言われています。
その理由を科学的に考えるなら、フルートはどんな素材で作られていたとしても、楽器としての大きさはすべて一緒です(でないと、演奏のしやすさや音程に影響が生じます)。同じ大きさのものを比重の異なる金属で作れば、当然、比重の高いモノで作られた楽器ほど重量が重くなります。
オーディオの常識として、音波の発信体(オーディオ業界ではスピーカーを指します)は重ければ重いほど、より効率的に音波を発する事が分かっています。楽器も音波の発信体である以上、重い楽器ほど、より効率的に(つまり美しい音をより大きな音として)音波を出すことが出来ます。
ですから、素材の違いは、音色の違いにはつながらないけれど、音量を増加させることはできるわけですし、より大きな音量が必要な会場では、金属として比重の大きな、銀や金のフルートを使った方が有利となるわけです。
また、これも素材とは全く関係ありませんが、多くのフルートメーカーで、楽器の価格帯によって、歌口のカットの仕方を変えているのが現状です。歌口のカットが変われば、多少なりとも、音色に影響があります。ただし、その影響は、観客に分かるほど顕著なものではありませんが、奏者にはよく分かる程度の違いです。ですから、奏者は、素材の異なる楽器を吹き比べた時に、カットの違いによる音色の違いや吹奏感の違いを感じて、それを素材による違いだと勘違いしてしまうのだと思います。実際は、素材の違いによる音色の違いなどではなく、歌口のカットの違いが音色の違いとして現れているだけの話なんですが。
ですから『なぜフルートは素材ごとに音色が違うのか?』という問いに対する答えは『フルートは素材の違いによって商品としての販売価格が異なり、その価格の違いごとに、メーカーは歌口のカットを変えているから、フルートは素材ごとに音色が違っているように、奏者には感じるのである』という答えになると思います。
おまけ 歌口のカットでフルートの音色が変わるならば、当然、フルートメーカーごとに音色の違いは存在するでしょうし、同じフルートメーカーのモデル同士であっても、歌口をカットした職人さんごとに音色は変わります。実際、フルート職人さんの中には、フルートを吹いた途端、このフルートを作ったのは自分であるかどうか、瞬時に分かる人もいるそうです。それくらい、歌口のカットの違いは、大きいのだそうです。まあ、繊細な話ですがね。
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コメント
うちの総銀と管体部銀製、国もメーカーも違いますが全く異質な音かまします
キーメカの材質出こんなに変わるのかと驚愕しました
フルートは9割以上頭部管に依存してるからその差なんでしょうね
洋銀と総銀では息量の限界値が違うらしく洋銀の方が低い息量で音割れが始まるとかききました
洋銀は響き事態は負けないけど金属の持ちが悪いとか
銀メッキも剥がれますし
メンテナンスしながら何十年使うなら総銀の方が良いのかもしれませんね
素材により、音色が異なるか、遠鳴りの程度が違うか、
非常に面白いお題、ありがとうございます。
演奏を聞く他人は耳からのみ聞いているのに対して、
演奏をする本人は耳のみならず、骨も経由して聞いており、
聞こえる音も異なりましょう。
誰しも、自分の声を録音で聞いて、
「え?誰の声?え?私の声?」とビックリするものでありましょう。
録音と言えば、最近読んだ、日本人大物管楽器奏者のエッセイに曰く、
修行時代(数十年前)、自分の演奏を何度も何度も、テープレコーダーに録音し、
何度も何度も聞いて、 演奏し直して、何度も何度も、テープレコーダーに録音し、
何度も何度も聞いて、ということを、延々繰り返して、上達した、と。
プロを目指していると、自分の耳&骨経由の音で満足してはいけず、
他人の耳にどのように聞こえているかをトコトン確認する必要があったのですね。
当時、テープレコーダーはとっても高価だったけど、とっても効果のある練習で、
その古テープレコーダーは一番の師匠で、今も大事にとってある、と。
そんなことを書かずに入られない、本日のすとん様エッセイでした。
おしまい
頭部管のカットで音はほぼ決まりますが、やはり材質も重要だと思います。
ウッドの頭部管と金属の頭部管では残響が大きく違い(金属は残響が長い)、音色も違います。
ただし、グラナディラより堅く重いリグナムバイタなどの木製頭部管では金属製に近い音色になります。
以上、手持ちの頭部管で比べた感想です。
chakoさん
フルートはおそらく、音色は頭部管に、音程と音量は管体に依存するんじゃないかって思ってます。
管体全体に対する重さの比率としては、キーメカって、かなりの分量になります。管体銀であっても、筒だけが銀製である楽器と、筒+キーメカが銀製である楽器では、全然違うと思いますよ。当然、楽器としての遠鳴りうんぬんも違ってくるでしょうね。
>洋銀と総銀では息量の限界値が違うらしく洋銀の方が低い息量で音割れが始まるとかききました
洋銀製であっても、厚管にして重量を増せば、話は別でしょうが、素材として洋銀を使う理由の一つに『楽器の軽量化』があるわけで、軽量な楽器ほど、低い息量で音割れをしてしまうので、こればかりは仕方ないと思います。
>銀メッキも剥がれますし
メッキ処理の楽器は、本当に扱いを丁寧にしないとメッキが剥がれるんですよね。ぶつけたりして、凹みや傷が生じると、そこから楽器がサビてしまい、メッキが浮いて剥がれてくるんですよね。私もたくさんのメッキが剥がれてしまったフルートを見てきました。やがて剥がれてしまうのは、メッキの宿命とは言え、オーナー的には寂しいですね。
>メンテナンスしながら何十年使うなら総銀の方が良いのかもしれませんね
あるいはメッキ楽器の場合は、定期的に磨きをかけてメッキを落として、再メッキをかけ続けるという手もあります。私の知り合いで、管体銀のフルート(銀メッキ)を使っている人は、10年使用してメッキがハゲハゲになってしまったので、再メッキをかけましたよ。費用は多少かかりますが、お手軽と言えばお手軽です。
ま、総銀なら磨きをかけるだけでピカピカになるし、ゴールドだったら、磨きをかけなくても日々のメンテだけでピカピカを保てます。
operazanokaijinnokaijinさん
音楽の上達に録音は不可欠だとよく言いますし、私もそう思います。
人間って、どうしても自分には甘くありますからね。音色云々を除いても、自分の演奏を録音して、一度客観的に聞くことで、自分の欠点が色々と分かるそうですから。
音楽の上達に必要なものは、他人の耳、なんだそうです。一番良いのは、師匠の耳であって、だからレッスンは必要なものなんですが、いつもいつも師匠がいてくれるわけじゃないですから、師匠がいない時/人だと、録音は有効な“他人の耳”の役割をしてくれます。
でも、録音して聞き直すのは、ほんと面倒。分かっていても、なかなかできません。そこを面倒臭がらずにやれる人は上達するんでしょうね(私は面倒臭さに負けっぱなしです)。
河童さん
演奏者は観客と違って、楽器からたくさんの音情報を聞くことができます。例えば骨伝導によって伝わってくるものや、客席まで届かないような微弱な高周波も、演奏者には伝わります。そのあたりまで音の要素に含めるなら「フルートは素材ごとに音色が違う」と言い切っても良いと思います。ですから、奏者的には「フルートは素材ごとに音色が違う」のです。
でも、観客的には、そんな事は、ただの奏者のこだわりに過ぎません。客席からフルートの音を聞いて、その楽器の素材を当てることは至難の業です。なぜなら、素材の違いよりも、奏者の違いによる音の違いの方が大きくて、たとえ素材によって音が違っていても、奏者ごとの音色の違いに飲み込まれてしまい、すべてが奏者の音色になってしまうからです。
でも、フルートを趣味で吹いている以上、自分の演奏を客席で聞くことは不可能ですし、常に奏者の立場でしかフルートの音は聞けませんから「フルートは素材ごとに音色が違う」と思っているのも、アリだなって、私は思います。ただ、私は、自分で演奏する事も好きですが、他人の演奏を聞くのは、もっと好きなので、どうしても観客の立場でモノを考えてしまうだけの話です。
友人のフルート愛好家さんが、ムラマツの頭部管銀C管から同じムラマツの総9金C管のフルートに替えられたときに、音の響き方の違いを感じました。
私、いまだに音の「色と響きの違い」がよくわからないんですが、音の色なのかもしれませんが、私の耳ではどう聞いても音の「響き」が前の笛とはものすごく違ってたんです。
それが、歌口のカットが変わったからなのか、素材の金属が変わったからなのか、それもよくわからなかったんです、でも、音の「色」としては、その方の色、ではあったのですが、私には「響きだけが、キラキラして複雑な美しい響き方」に聞こえたんです。
早い話、中身はシンデレラ嬢なんだけど、粗末なボロ服からお姫さまドレスに変身した、っていう感じでした。ほんとによく響いてました。
本人さんも、すごくラクによく響いて気持ちいい、とか言ってましたね。でもくどいようですが私の耳に聞こえてた音「色?」は、その方の音色だったんですよね・・・。いまだに不思議な疑問です。
ちょっと違うかな、とも思いますが声楽も、訓練を積むとよく響くようになって、初心者のころのその方の声とは別人のような素晴らしい声になるそうですけど、やっぱり声そのものはその方のお声なんですよね。そういうのと同じことなのでしょうか。
先日一年の集大成の発表会が終わりました。
自分の演奏で一杯で他の方の演奏を聞く心の余裕がなくて、
後から、主人が録音してくれたものを聞きました。
そしたら…
なんだか、みなさん、同じような音色なんですよ。
そう、先生に似ているんです。
フルートのメーカーが同じだから?
でも、私の後の人はヤマハのイディアルだし、
高校生の女の子は多分ヤマハのスチューデントモデル。
学ぶはまねぶなのかな。←たしか、すとんさんから教わったような。
面白いですね、ほんと。
あっ、まだまだヒヨコですにアップしましたので、お時間がありましたらきいてみてくださいね。
だりあさん
>ムラマツの頭部管銀C管から同じムラマツの総9金C管のフルートに替えられたときに、音の響き方の違いを感じました。
そりゃあそうですよ、頭部管が違いますよ。ムラマツの9Kは総銀よりも楽に吹けて、よく響くようなカットを施してあるという噂(あくまでもね)があるくらいですから…。9Kの頭部管は、そういう頭部管なんです。だからある意味、メーカーの狙い通りの効果が出たという事なんだと思います。
ムラマツの9Kは、ほんとうに良いフルートなんだそうです。私もH先生に「9K買いなさい」と言われてますから(でも買わない:笑)」。
声楽のたとえは面白いですね。確かに、素材を変えていくと、音量とか遠鳴りの具合とかが変わっていきますが、それって声楽的には響きが増えていくようなものなのかもしれませんね。そういう意味では、高級素材のフルートに乗り換えていくのは、まんざら悪いことではないのかもしれませんね。
まきりんさん
まきりんさんの発表会を東京あたりでやってくれれば、勇んで聞きに行くのに(残念)。
>なんだか、みなさん、同じような音色なんですよ。
たぶん、先生の音色に似てきちゃうんだと思いますよ。聴く人が聴けば、フルートの音を聞くだけで「あの人は○○先生の門下生だね」って分かるそうですからね。それくらい、先生と生徒さんの音色って似てくるんだそうです。それって、使用楽器とかメーカーの違いなんて、関係ないそうですよ。
ドニゼッティのフルート・ソナタ、聞きました。かっこいい曲ですね。曲自体を知らないので、細かいところの色々な点については、全くスルーです(だって知らないんだもん)。私の耳には、実に見事な演奏としか聞こえませんでした。やったぜ、イエー!
この手の話題ってすごく盛り上がりますね。皆さんのコメントも楽しく拝見しました。いつだかテレビでストラディバリと新作の楽器の弾き比べという番組をやっていましたが、弾き手には違いが即わかるけど聴き手にはプロでも制作者でもその違いを聴き分けられなかったと言うことです。
弦と管の違いがあっても同じなんですね、楽器の違いを云々を言うのは奏者だけ、聴いてる方は演奏者の違いを云々すると言うことなんでしょう。
アマチュアは聴き手のことなんか考えないからやっぱし楽器に拘ってしまうのでしょうか。
extajijiさん
弦と管だと、だいぶ事情が違うという話を聞きました。
例えばフルート、いくら高価だと言っても、せいぜい2000万円が上限。しかしヴァイオリンとあると、平気で10億円を超えるものもあります。それはなぜか?
フルートの値段は、素材の価値と職人の仕事への対価で決まります。そこに音楽的な要素は特にありません。ヴァイオリンの値段は、その楽器の持っている音と製作者のランクで決まります。と言うのも、管楽器には、奏者ごとの固有の音色が存在しますが、弦楽器にあるのは、楽器ごとの固有の音色であって、奏者の音色というのもはありません。奏者に求められるのは、その楽器の固有の音をしっかりと引き出せる技量なのです。
乱暴な言い方をすると、フルートの場合、そこそこヘッポコな楽器でも、立派な奏者が吹けば、それなりに美しい音が鳴るわけですが、ヴァイオリンの場合は、そこそこヘッポコな奏者であっても、立派な楽器を所有すれば、眼を見張るような素晴らしい音で演奏できるというのです。
だからヴァイオリニストは、楽器に何千万円、何億円という大枚をはたくのです。一方フルートは、どんな楽器であれ、結局自分の音で鳴らすのですから、プロであっても、数百万円程度の楽器しか使わない…ってわけだそうです。
>テレビでストラディバリと新作の楽器の弾き比べという番組をやっていましたが、弾き手には違いが即わかるけど聴き手にはプロでも制作者でもその違いを聴き分けられなかったと言うことです。
新作と言ってもピンきりだし、ストラディバリと言ってもピンきりなんだそうですよ。本当に素晴らしい楽器は、新作であっても、とても良い音を奏でるそうです。例えば、ヴィヴァルディの『四季』と言うと、イ・ムジチが有名ですが、とりわけ有名な最初の録音でリーダーだったフェリックス・アーヨは、できたてホヤホヤの新作ヴァイオリンに惚れ込んで、その楽器を使って『四季』の録音に臨んだそうです。だから、今聞けるあの音は新作楽器の音なんですが、そんな事、言われないと分かりませんよね。
>アマチュアは聴き手のことなんか考えないからやっぱし楽器に拘ってしまうのでしょうか。
アマチュアは、良くも悪くも自分のために演奏しています。それだからアマチュアなんですが、だからこそという部分に“楽器にこだわる”があるんでしょうね。かく言う私も、楽器にはこだわりますよ(ただ、経済力が追いつかないだけです)。
面白い話題ありがとうございます!
わたしもフルート取り組み始めたばかりなのですが、すとんさんのブログに会えて、時間のあるとき過去記事(主にフルートもの)楽しく読んでいます。大人だから?頭でっかちになりがちで技量と理想(イメージ)の落差が大なり、ですが、まあコツコツ楽しんで続けよう、と思っています。
アルタスがツンデレお嬢さん、もろもろのメーカー比較の記事もすごく楽しかったです。
今、私はエマニュエル・パユさんのあるCD(ハープとデュオ)の、とろけるような音、に惚れています。まろやか、透明、などの方向性に惹かれています。ゆくゆくは野性的な音も出せるようになりたい~と夢想しております^^
カモメさん
私、結構、無責任にブログ記事を書いているので、話半分で薄目の斜め読みでお願いしますね(笑)。
パユはすごいですね。私、録音でしか聞いたことがないのですが、テクニックもすごいですが、やはりフルートの音が際立ってますよね。美音と技巧の両立…トップ・プロなんだから当たり前なんでしょうが、それでもやっぱりすごいフルーティストだと思います。
あんまり、すごすぎて、お手本にもならないのが残念です。