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先生にブログがバレたら困るって?[2014年10月第1週・通算20週]

体重:114.0kg[+1.4kg:+2.8kg]
体脂肪率:32.4%[+0.3%:+1.2%]
BMI:36.0[+0.5:-0.1]
体脂肪質量:36.9kg[+0.8kg:+2.3kg]
腹囲:110.0cm[+-0.0cm:+-0.0cm]
     [先週との差:2014年当初との差]

 体重、マジ、ヤバイっすねえ…。最近は、会う人会う人に「戻った?」って聞かれます。もちろん、体重が元に戻ったのかってことね。まあ、まだ最盛期には10Kgほど余裕はありますが、だからと言って、この体重で良しとは思ってません。しかし同時に、最近はダイエットが優先順位の一番には来ていない事も事実です。ユルメのダイエットしかしていないから、太るんだよなあ。もっとも、そのユルメのダイエットだって、していなければ、きっと今頃は大変なことになっていると思うから、こうして体重を計って、ユルメでもダイエットをして、ネットにその結果を晒していくというのは、大事なことなんだと思う(うんうん)。

 体重の事は、後で考える事として(これがいけないのかも)、今週のダイエット…じゃなくて、エッセイに参りたいと思います。

 さて、なんか、ピアノ系のブログさんたちの間で、ブログを書いている事が先生にバレたら困るとか、バレちゃうくらいならブログを書くのを辞めちゃうとか、身バレ(個人が特定される事)は困るので誰にも内緒でブログを書いてますとか…その手の話題で盛り上がっているようです。まあ、私的には、一部は得心するものの、一部は「???」という内容だし、私もこの話題は決して他人事とは思えないので、この話題に関して、自分なりの考えを一言二言書いておきたいと思います。

 まず、先生にブログがバレるのが心配かどうか…ですが、バレる以前に、先生に黙ってブログを書くこと自体がマズイんじゃないかって思います。

 公人やそれに準じる立場の方の事なら、ブログに書くのに、いちいち許可など必要ないでしょう。しかし、市井の人の事を書くなら、ご本人の許可というか、お断りの一つぐらいは必要でしょう。それは、黙って他人の写真をとってはいけないのと、同じレベルの問題です。

 習い事の先生は市井の人か? それとも公人なのか? そういう問題は、確かにあるでしょうね。

 先生と言っても、立場は色々です。演奏活動もしている芸術家や芸能人の先生もいるでしょうし、公的な教授職の方もいます。これらの方は公人に準じる立場の方だろうと思います。しかし、大手楽器店にお勤めの先生とか、個人事業主の先生だと、ちょっと違ってくるかもしれません。また、特にピアノの先生に多いと思いますが、モグリの内職(?)でやっている方もいらっしゃるでしょう。こうなると、完全に市井の人の営みですね。

 なので、名前を売りたい、宣伝をしたいという方もいれば、ひっそりやりたい方もいるだろうし、教えている事がバレたら困る人もいます。名前を売りたい人なら、どんどんブログに書いて宣伝してもらいたいと思うだろうけれど、バレたら困る方に習っているなら、その人に教わっている事をブログに書くこと自体がマズイことかもしれません。

 どちらにせよ、ブログに書くなら、一言「ブログに書いてもいいですか?」あるいは「ブログに書いちゃいますが、マズイことありませんか?」と先生に尋ねるべきでしょう。これは良し悪しの問題ではなく、マナーとか礼儀の問題です。勝手に写真を撮られたくない人がいるのと同様に、勝手にブログに書かれるのは不愉快に思われる先生がいても不思議はないでしょ? あるいは、ブログに書かれること自体はOKだけれど、自分の知らないところで勝手に書かれるのはちょっと…という人だって当然いるでしょ?

 まあ、大抵の先生は商売として先生業をやっているのですから、営業妨害にならない限り、ブログは歓迎だと思いますよ。なので、許可は取るべきであって「バレたら困る」は、ちょっと斜めな悩みだと思います。

 まあ、バレたら困る…と言うのは、ブログに書いた内容を先生に知られたら困る…から、そう思うのかな? でもね、誰かが困るような内容の記事をブログに書いてアップすること自体、マズくないかな?

 と言うのも、インターネットと言うのは、ブログであれ、ツィッターであり、フェイスブックやラインであれ、記事をアップした瞬間に、世界中に向けて発信しているんだという意識を忘れてはいけないと思います。「SNSだから大丈夫」「友人にしか公開していないから大丈夫」「友達同士でしかやりとりしていないから大丈夫」 …本当にそうならいいんですけれどねえ、現実はそんな事ないです。ハッキングもあれば、情報流失もあるし、ID乗っ取りやら、なりすましもあるわけですからね。いつどこでどんなタイミングで、隠れて書いたつもりの自分の記事が、世界にばらまかれてしまうか、分かったモンじゃないんです。だから、インターネットに記事をアップする時は、この記事が世界中に流布してもいいという覚悟を持って書かないといけない…私はそんなふうに思います。

 まあ、覚悟は必要ですが、実際問題として、私が書いた記事が世界中で読まれるほどの有益な内容を含んでいるかというと…まあ、そんな事は無いので、私の記事が世界中にばらまかれても、大したことにならないと安心してますが(笑)。

 とにかく『いつ誰が読んでもいい』 そういう気持ちでブログ記事を書く事は必要だと思います。

 いつでも、誰でもが読めるのなら、そこに書かれる内容も、当然考えないといけません。ブログは、便所の落書きじゃないんです。どちらかと言うと、町の広場にある掲示板とか壁新聞みたいなものです。

 ですから、ブログを使って、むやみに他人を攻撃したり貶めたりして良いはずはないですし、ウラも取らずに憶測で書いちゃいけません。ましてや、先生方は仕事として教えているのですから、営業妨害になるような事を書くときには、それ相当の覚悟をしないといけません。

 ブログはストレスのはけ口として良いモノではないわけで、自分の愚痴やら不満やらを書き散らして良いわけではないのです。

 また、流失しちゃうのは、何も記事内容だけではありません。身バレも同様です。インターネットでは、匿名なんて守られるわけないんです。誰が誰のことを書いているのか…そんな事は、ちょっと目端の効く人にはバレバレなんですよ。

 例えば、ちょっとばかり世間を驚かすような事をしちゃった人なんて、テレビや新聞のニュースでは、しっかり名前も伏され、顔も年齢も職業も分からないようにして報道しますが、そこから1時間もしないうちに、ネットじゃ、その人の名前・住所・顔写真が調べられてアップされます。不思議ですね(笑)。まあ、だいたいは“鬼女”と呼ばれる有能で時間のある方々が調べてくださるんですが…。まあ、彼女たちほどでなくても、いくつかの検索ワードをぶち込んでググれば、たいていの人の身元なんて、すぐにバレます。自覚なくネットを使っている人は多けれど、実はこの世界では、プライバシーの保護というのは、ユルいモノなんです。

 ブログ掲載許可に関して、私自身の話をするなら、当然、声楽のY先生にも、フルートのH先生にも、ブログ掲載の許可はいただいてます。ただ、お二人とも私のブログは読んでいないみたいです(残念)。以前の笛先生やキング先生にも、プログ掲載の許可をいただいていましたし、ブログも読んでいただいていました。ですからレッスンの時に「これから言う事は、ブログに書かないでね」と前置きをされる事もありましたし、そういうお願いをされた時は、もちろんきちんと守っていました。また、両先生とも、その前回のレッスンに関する私のブログを読んで、次のレッスンを考えてくださっていたようです。ありがたい事ですよ。

 それに第一、私がブログを書くのは、そもそも自分のためです。とは言っても、別に愚痴るためでもなければ、媚るためでもありません。自分がレッスンで学んだことを整理するためです。整理して、きちんと考えるべき点は考え、今回改めて学んだことを心に刻み、今回も注意された事に思いをはせ、自分の学習&成長の記録として書いているからです。あくまでも自分のために書いているです。いわば、学校の授業でノートを取っているように、学んだことをブログに書いて提出(アップ)しているだけなんです。これが私のスタイルです。

 そうそう、情報の公開/非公開の問題も考えないといけないかもしれません。コンサートやリサイタル、発表会などは公にお知らせをして行われているもので、いわゆる公開されている情報ですね。公開しているのだから、これらについてブログに書いて広くアップする事は問題ないと思います。しかし、非公開のものを黙って世間に広くお知らせしちゃうのは…マズくない?

 レッスン、とりわけ個人レッスンって、基本的に非公開でしょ? 非公開である以上、教える側と教えられる側の両方の了解がないのにブログに書いてアップしちゃうのは…良識的に考えてマズくない? いや、マズイでしょう。

 ですから、「ブログが先生にバレたら困る」と言っている人は、色々と勘違いされているんじゃないかな?…って、個人的に思うわけです。バレたら困る事は、ネットじゃなくて、自分の紙の日記にでも書けばいいじゃないですか? あるいは昔ながらに、友人を呼び出してお茶でも飲みながら愚痴りあうとか、長電話で愚痴るとか、そういうオールドな20世紀的なやり方がいいんじゃないかな? 

 もっとも、愚痴りたくなるような先生に習っているなら、愚痴る前に辞めちゃえばいいんだよ。

 とにかく、ネットって誰でも見ることができるんです。だから、そこに他人に読まれたら困る事を書く人って、実にスキだらけだなって思います。

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コメント

  1. アリサ より:

    鬼女の方達の能力は、すごいですよね。
    しま○らの店員さんを土下座させた人の家をつきとめて、洗濯物が干してあるベランダの写真をアップしていて、ぞくっとしました。

    少しずれますが、最近では、御嶽山噴火の生存者の方がフェイスブックに被害にあったときの状況や心情を「公開」状態でアップしていたら、たくさんの方にシェアされ、その後ネット上に要約された形で紹介されました。(まとめサイトのようなところでした)
    後で仲間内だけの公開に変更されましたが。
    この件でこわいなあと思ったのは、噴火の被害が大きいことを事業仕分けの件にからめてくる人がいて、ある政党を非難するように話を持って行く人がいたことです。

    また、地元では、原発事故の後、お母さん達のグループが子供達の給食の産地を調べてブログにアップしていたのですが、いつの間にか、がれき受け入れ反対運動に発展し、某政党が協力するようになって、今では、市長や知事を批判するような内容になっています。
    (もしかすると最初からそのつながりの方が書き始めただけかもしれませんが)

    ブログに書く内容の著作権がどこにあるのか、ブログの会社によって違うようなので、確認した方がいいかもしれませんね。

    ツイッターでは、新聞社やテレビ局が災害にあった人に画像の提供を呼びかけて「被災者に群がるハイエナか」と批判されています。

    「ひとこと」について。
    「2006 フィギュア 毒盛」で検索すると、すごい内容のことが出てくるのですが、デマなのかわかりませんでした。
    当時はオリンピック招致で韓国とロシアが競っていたので、ロシアの陰謀?っていう線もありますよね。
    今度の冬季オリンピックが心配です。

  2. だりあ より:

    インターネット・・・・特にブログとやら・・。不思議なツールですね。
    一種の公開発言ツールだと思いますが、だったら、ちゃんと公共登録の実名で発言すべきなのにと思いますがみなさん不思議な源氏名です。

    最近、NHKの報道番組でも字幕などで発言者の名をネットのような源氏名で報道してますが、名前って大事だと思うんですよ。そんなに簡単にあれこれ場面に応じてホイホイと勝手につけかえちゃったらだめでしょ、と思います。
    戸籍名は生まれてなんにもわかんないときに、個体識別名として親のつけてくれた名前で、戸籍住民登録公共サービス納税郵便配達住所に使用してますが、同じ公共でも、インターネットは、自意識を持った自分が自分につけた名前で、今は源氏名のようにフワフワした感じがするんです。人間の変身願望をかなえてくれるのがインターネットなのでしょうね。変名自在の術が使えるのが、ネットの特徴なのかもしれませんね。何を信頼すればいいのかわからなくなっちゃいました。

  3. すとん より:

    アリサさん

     昔は単純で良かったと思います。事実なんて、新聞テレビ等のマスコミが報道するものだけでしたからね。今は、マスコミも平気で嘘つくことが分かったし、かと言って、ネットは玉石混交で、虚実入り混じりだし…。最終的に信じられるものは、自分の情報リテラシーぐらいになってしまいました。

     今や、無知は怠惰の証明にしかなりえない時代になりました。ほんと、生きづらいったら、ありゃしない。

     まあ、情報は生き物ですから。時々刻々とその姿を変えていくわけだし、その過程で、どんなふうに利用されるかも分かったものじゃないです。

     ネットなんて、用心深いに越したことはありませんが、用心深いだけでは、得るものは何もないわけで、得るものがないなら、最初っからやらなきゃいいわけです。じゃあ、ネットなんてやらなきゃいいじゃないか…と言うと、そういうわけにはいかないのが、21世紀の日本です。

    >今度の冬季オリンピックが心配です。

     情報の伝播力は、アジア大会の比ではありません。同じようにズルい事ばかりやってしまえば、今度こそ、韓国という国の信用が国際社会の中で雲散霧消してしまうでしょう。ま、それならそれでいいんだけれど。

  4. すとん より:

    だりあさん

     ネットの本場であるアメリカでは、皆さん、公共登録の実名発言が基本で、源氏名の使用は、あまり多くないそうです。一方、中華&朝鮮系の人たちは、ネットのみならず、リアルな世界でも、公共登録の実名なんて使わずに、平気で源氏名で生活しています。日本もリアルな世界では、源氏名こそ使わないにしても、公共登録の実名で呼び合う事って、案外少ないんですよね。互いに呼び合うにしても、その人の肩書(課長さん…とか)であったり、所属(営業さん…とか)であったり、屋号(越後屋さん…とか)であったり、家族関係(お母さん…とか)であったりしますし、親しくなればなるほど、その度合が強くなっていくと思います。

     公共登録の実名の使用を避けるのは、アジア的な文化の一つの特徴かもしれません。

     あと、嫉妬の問題も避けて通れないかもしれませんね。私、若い時に、雑誌に連載していたり、本を何冊か出していますが、最初は本名で書いていたのですが、周囲の嫉妬が半端なかったので、やがてペンネームを使って出すようにしました。他人からの無用な嫉妬を回避するためですが、ペンネーム使用以来、私の周囲は穏やかになりましたよ。なので、源氏名の使用も生活の知恵と言えなくもないです。

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